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ミス・サンシャイン
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ミス・サンシャインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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それなりにまとまった内容に仕上がっている。しかし、感情移入し辛い主人公や全体的にぼかされた人間関係など、読んでいてストレスを感じる部分があった。 | ||||
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吉田修一さんの作品が大好きで、ほとんど全て読破してきました。 今回の話は、鈴さんという女優の人生を振り返りつつ、大学院生である一心の恋愛小説です。 題材からして面白そうだと期待したのですが、、うーん。 鈴さんの女優としての凄さについて、前半〜中盤はずっと語られていて、それが長すぎないでしょうか。 読んでいて、彼女の偉業はもうわかったよ、と言いたくなりました。 出てくるスター達の名前も実際の人物や架空の人物などごちゃ混ぜですが、華やかな世界、豪華な面々、その中でも凄かった彼女、、と言われれば言われるほど、なんとなく冷めてしまいました。 そして主人公である一心について、特に好感が持てないのも難点。彼の恋愛や家族環境には触れられますが、いまいち人として特に興味が出るわけでも、頑張れと言いたくなる人物でもないです。 吉田修一さんの作品で出てくる男性は、ダメ男というか生活能力がなかったり社会適応できないタイプが多いですが、それがどこか共感できたり、応援したくなったり、はたまた堕ちていく様が可哀想だけども人の不幸は蜜の味のように面白みがあったりするのですが、 今回はなんとも薄味な奴で、興味が湧きませんでした。勝手にすれば、という感じです。 吉田修一さんの出身である長崎や戦争についてオチの方向を向けるのは、日本人として胸にくるものはあるものの、とにかく大半が鈴さんの偉業の説明だったので、そこをもっと省略して、本作を一話、二話の短編でぐっと終わらせたほうが面白く、オチも印象深くなったんじゃないかなーと、勝手に思いました。 また吉田修一さんの新作が出れば楽しみに読みますが、昔のような震えるほど面白い作品がまた読みたいです。 | ||||
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