(短編集)

オリンピックにふれる



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オリンピックにふれる
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.33pt ( 5max) / 3件

楽天平均点

2.94pt ( 5max) / 33件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2021年10月
分類

短編集

閲覧回数465回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

オリンピックにふれる

2021年10月04日 オリンピックにふれる

香港、上海、ソウル、そして東京――分断された世界に、希望は生き残れるか?小説だから見えてくる、光と翳のオリンピック。 変貌をとげるアジアの街で、人生の岐路に揺れる若者たち。コロナ下の東京に、オリンピックの幕が上がる。 2021年夏、東京オリンピックと同時進行で新聞連載された話題作「オリンピックにふれる」をふくむ注目の最新小説集! 「香港林檎」 「この香港のどこかを、もう一人の自分が歩き回っているような気がして仕方ないんだ」 ボート選手枠で入社して10年、タイムが低迷する偉良はコーチから思わぬ宣告を受ける。 「上海蜜柑」 「私たち、上海に住んでるのよ。欲しいものは欲しいって、今、世界で一番言える街に」 ケガで体操選手を諦め、臨時体育教師になった阿青。結婚目前の恋人には初めてのチャンスが訪れていた。 「ストロベリーソウル」 「がんばるって、約束したじゃないか」 ソウルのスケート場で働くクァンドンは、三回転ジャンプに挑む赤い練習着の少女に心惹かれるが……。 「東京花火」 「誰も悪くない。なのに、誰も幸せじゃないのはなぜだ?」 東京五輪が始まった。開会式を前に失踪した部下を探す白瀬は、国立競技場の前に立つ。2021年東京オリンピックと同時進行で新聞連載された話題作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

オリンピックにふれるの総合評価:6.67/10点レビュー 3件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(2pt)

記憶に残りそうもない

2007年、2008年、2010年、2021年に書かれた4つの短編を収録。
何の話も暗めな内容で心に響くほどでなく、記憶に残りそうもない。
オリンピックにふれるAmazon書評・レビュー:オリンピックにふれるより
4065260434
No.2:
(4pt)

それぞれの土地の情景が目に浮かぶ

著者の作品の良さの一つではある日常の描写が丁寧。
本作はオリンピックに関連した世界各地が舞台であるが、どの主人公も今生きている生活感が伝わってきてドラマを見ているような気分にしてくれる。

短編であるがゆえの無駄のない描写でありながら十分に雰囲気が伝わってくる上に、登場人物の心情描写もこの短さでダイレクトに響かせる手腕には感動する。

短編の良いけど、オリンピックを題材の長編も読みたい。
オリンピックにふれるAmazon書評・レビュー:オリンピックにふれるより
4065260434
No.1:
(4pt)

東京夕景の美しさにふれる

2021/8月に「ブランド」を読んだばかりでしたが、吉田修一の新しい短篇集「オリンピックにふれる」(講談社)を読み終えました。スポーツ、オリンピック、アスリートたちにふれながらの<世界ストリート>の物語、4篇が収録されています。

 (1)「香港林檎」・・・・・・・香港。ビクトリアピーク。蝋人形。黄昏を迎えたボート部員たち。ハイライズ。落ちた林檎。オールが水を叩く音。身の丈を取り戻す場所。身の丈を超えるべき場所。短編の終わりが持つ鮮やかなキレ。
 (2)「上海蜜柑」・・・・・・・上海。郊外の団地。再開発。高層ビル。かつては体操競技の強化選手だった臨時体育教師の主人公。憧れも夢も滑稽な日常へと辿り着く深淵。短編の持つダイナミックな幕切れ。
 (3)「ストロベリーソウル」・・ソウル。近いアメリカ。遠いアメリカ。スケート場の掃除をバイトにする主人公。バランスを崩すフィギュア・スケーターの少女。短篇が、憧れとその終わりを切り取る。
 (4)「東京花火」・・・・・・・東京オリンピック2020。無観客の競技場。様々な思いを乗せて、吉田修一は最もエモーショナルな東京を切り取ってくれます。

 再び、2020年東京オリンピック。最も印象深かったのは、多くの海外選手たちがインスタグラムやYouTubeにアップしていた選手村から見た東京夕景の美しさだったかもしれません。勝利を得た選手も届かなかった選手も、そうやって自国へと還ってくれて本当に良かったと思います。
オリンピックにふれるAmazon書評・レビュー:オリンピックにふれるより
4065260434



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク