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エレジーは流れない



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エレジーは流れない

エレジーは流れないの評価: 3.41/5点 レビュー 22件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

楽しい青春時代の心に流れる微かなエレジー

主人公の怜の母親が二人いたり、序盤で怜の父親についてまったく触れられなかったり、少し違和感を覚えながらも、陽気な高校生の日常を描く物語。そんな青春真っ只中の人たちにエレジーは似合わない。まさに“エレジーは流れない”舞台である。でも終盤に近づくにつれ楽しい高校生活の中に思春期特有の不安定さも混じり、楽しい中にも心にはエレジーが流れる(と感じた)。楽しさの裏に哀しみが宿るとでもいうのだろうか。読むと元気をもらえる作品だ。中高年の方々にお奨めしたい。
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
4575243973
No.10:
(4pt)

よかったです

商品もきれいで読みやすかったです
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
4575243973
No.9:
(5pt)

綺麗な状態です。

奇麗な状態で良かったです。これから読みます。
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
4575243973
No.8:
(5pt)

三浦しをん節全開!

読みたいなぁ、と思うとすぐ送られてくるのがアマゾンの良いところ。久々の三浦しをんさんの、青春の懊悩を独特のテンポで、という筆致を堪能しました。ドラマ化もして欲しいです。
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
4575243973
No.7:
(4pt)

気づいていないだけで、輝いているよ

「夢なんか一つもない!
ただ毎日なるべく平穏に生きていきたいだけなのに、
なにが将来だクソが!
夢も希望もないのがそんなにわるいのかー!!!」と
怜君が花火に向かって叫んだ。
レジャーシートの友人一同から、ぱちぱちと拍手をもらった。

ところで、みんなの夢ってあったのか?
夢を持ってる気になっているだけ...
ちょっとカッコよく見せたいだけ....だったかもしれない。

「地上の物思いなど一顧だにせず花火が上がる。
夏の夜の空気の中、美しいものを見てみんなが笑いあっている」
それでいいじゃない!

高校3年生の怜君は
360度、なんにでもなれる。
青春のど真ん中の怜君は
気づいていないだけで、輝いているよ。
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4575243973
No.6:
(5pt)

振り返れば、バカなノリこそ、もっとも大切。

面白かった。多くの中高年が、高校生の時に体験し、抱いていた夢や将来をリアルに描いてくれています。大人への普遍的なメッセージも多分に盛り込まれていて、考えさせられる部分も多かったです。また、殆どの人間は、故郷が大好きなんだと、改めて感じされてくれた、良い作品でした。
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
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No.5:
(4pt)

迷惑なんてかけあえばいいんだ

少し複雑な家庭環境の高校生男子が主人公です。海が近い鄙びた温泉町が舞台で、物語は淡々と進みます。大事件が起こるわけでもないのでハラハラすることはありませんが、悩める年頃の主人公に対する周囲の温かさが、ほんわかと明るい気持ちになります。
三浦しをんさんの文章は簡潔で読みやすく、それでいてごくありふれた言葉で核心をつくメッセージが伝わってきて自然と自己を肯定できる気持ちになりました。
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
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No.4:
(4pt)

子供の頃の記憶を呼び戻してくれました。

時々、云十年前の子供の頃の記憶を呼び戻し、軽い感じて読ませていただきました。
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No.3:
(5pt)

さすが!!三浦しをんの真骨頂!!

母親が2人いる高校生の主人公を中心に繰り広げられる青春群像劇。ストーリ展開も、人物描写も、さすが三浦しをん!!という感じで、安心して読んでいられるし、ぜひ、シリーズ化して欲しい!!
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
4575243973
No.2:
(5pt)

男子高校生のおバカな日常

『ドラえもん』の登場人物たちが高校生になったらこんな風になるのではないか。そう思わせるほど、どこにでもいるような、エネルギーだけは持て余すほど持っているおバカな男子高校生が主人公だ。まだ何者でもなく、将来の希望が見える訳でもない、何の取り柄もない普通の高校生。我々もそうだった。けれども、世の中に絶望するほど悲観的でもない。「何とかなるんじゃない?」と楽観的なのはいつの世も同じ。まるで、客足が減少して寂れる一方の、この餅湯町商店街のように。そんな寂れた町のアーケードに流れるのは、エレジー(哀歌:『湯の町エレジー』という名曲がある)ではなく、脳天気な「餅湯温泉のテーマ」である。
 そんなのどかな商店街にもささいな事件は起きる。主人公の穂積怜には母親が二人もいるのに父親がいない。疑問に思ってはいるのだが、両方の母親との関係を悪くしたくないので聞くに聞けない。進路を考えなければならない高校2年生という時期と、自分の生い立ちをはっきりさせなくてはならなくなった主人公の周りで、怪しげな事件が続く。ミステリーと言えるような言えないような。ぬるい餅湯温泉のお湯のような、ゆるーいミステリー?なのだろう。
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No.1:
(4pt)

若者の今後の幸せと成長を期待する物語

さびれた温泉街の高校生が主人公。

ちょっと不思議な友人と、自分の家庭環境。
小さな町ならではの人間関係の中で、うざさも感じるであろうが愛されている。
三浦しをんの作品らしく、難しい言葉や突飛な仕掛けを使うわけではなくある意味平凡な展開なのに、それなのに終わりまで一気に読ませる。
作家としてのベースの能力の高さを感じる。

若者の人生は期待にあふれている。
閉塞感あふれている温泉街から若者たちが旅立って行ったときにどう成長していくのか先を見たくなる。
エレジーは流れないAmazon書評・レビュー:エレジーは流れないより
4575243973

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