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あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する
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あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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『異邦人 fusion』(集英社2001年単行本、2005年文庫)からタイトルを変更して再刊したものだ。とくに手が入れられた様子はないような? 十数年ぶりの再読となった。 西澤さんらしくSFと探偵小説の要素が融合されている。仕掛けとアイデアがきれいにはまっていくところが楽しい。整合性という点ではかならずしも完璧ではないものの、読後感のよい一冊に仕上がっている。 2001年当時とは、テーマ的にも受け止められ方がずいぶん変わったのかな、とも思う。その意味では復刊する価値がある。 | ||||
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あとがきを読むと、20年前の"異邦人fusion"のタイトルを変えての再販でしょうか。 異邦人と言われるよりも、今回のタイトルの方が何となく内容が推測できる気が...と思って読むと、予想とは少々ずれた方向に進むストーリー。 そっちに行くのか... そう見ると、fusionの方がしっくり来る。 最後のまとめ方、タイムスリップものとしてお約束の部分はありますが、タイムスリップとジェンダーの絡みを上手くまとめられているなと。 20年前、現在とは異なり、ジェンダーに関する関心がそこまで高くはなかった時代にこの内容での出版、時期が少々早すぎた? 西澤氏の作品は好んで読んでいますが、実に読みやすい。 そう言えば、脚に関する描写もチラッとあったなと。 一部、どうしてそう言った変化が生じたのか、猫の因果関係は?など、謎の部分はありますが、大筋ではまとまっています。 ただ、読み返すほどの魅力は残念ながら... SFの様であり、ミステリの様であり、しかし、真の意味ではどちらでもないのかもしれない不思議な物語。 そう言った未来、今後増えるのかも知れないなと。 | ||||
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20年前に出版された『異邦人』の改題ですが、読んでなかったの電子化はありがたい。 | ||||
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