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あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する



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あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅するの評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

『異邦人 fusion』からのタイトル変更

『異邦人 fusion』(集英社2001年単行本、2005年文庫)からタイトルを変更して再刊したものだ。とくに手が入れられた様子はないような?
 十数年ぶりの再読となった。
 西澤さんらしくSFと探偵小説の要素が融合されている。仕掛けとアイデアがきれいにはまっていくところが楽しい。整合性という点ではかならずしも完璧ではないものの、読後感のよい一冊に仕上がっている。
2001年当時とは、テーマ的にも受け止められ方がずいぶん変わったのかな、とも思う。その意味では復刊する価値がある。
あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する (コスミック文庫 に 4-1)Amazon書評・レビュー:あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する (コスミック文庫 に 4-1)より
477476292X
No.2:
(4pt)

SF...ミステリ...?

あとがきを読むと、20年前の"異邦人fusion"のタイトルを変えての再販でしょうか。
異邦人と言われるよりも、今回のタイトルの方が何となく内容が推測できる気が...と思って読むと、予想とは少々ずれた方向に進むストーリー。
そっちに行くのか...
そう見ると、fusionの方がしっくり来る。

最後のまとめ方、タイムスリップものとしてお約束の部分はありますが、タイムスリップとジェンダーの絡みを上手くまとめられているなと。
20年前、現在とは異なり、ジェンダーに関する関心がそこまで高くはなかった時代にこの内容での出版、時期が少々早すぎた?

西澤氏の作品は好んで読んでいますが、実に読みやすい。
そう言えば、脚に関する描写もチラッとあったなと。

一部、どうしてそう言った変化が生じたのか、猫の因果関係は?など、謎の部分はありますが、大筋ではまとまっています。
ただ、読み返すほどの魅力は残念ながら...

SFの様であり、ミステリの様であり、しかし、真の意味ではどちらでもないのかもしれない不思議な物語。
そう言った未来、今後増えるのかも知れないなと。
あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する (コスミック文庫 に 4-1)Amazon書評・レビュー:あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する (コスミック文庫 に 4-1)より
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No.1:
(5pt)

異邦人

20年前に出版された『異邦人』の改題ですが、読んでなかったの電子化はありがたい。
あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する (コスミック文庫 に 4-1)Amazon書評・レビュー:あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する (コスミック文庫 に 4-1)より
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