■スポンサードリンク
黒牢城
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒牢城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 101~120 6/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビニール被ったままです 何も無い でも、書評は ラジオ情報収集しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなに読み応えのある歴史ミステリーは、初めてです。また、ルビが多く振っている事に、編集者の読者へのメッセージを感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
頭をとるものの 自分の立ち位置がはっきりせず 仕事で自分の役割を演じ続けるしかない 派遣管理職の孤独感 現代でも同じ境遇の人はたくさんいそう だから誰かに何かにすがってしまいたくなる 頼る相手が策士官兵衛であるところから 城主村重が心を手玉にとられるのは必定 どのように堕ちていくのか 救いのない史実にフィクションを付けていく 事件を解決していく城主村重の大岡越前ぶりが なんとも憐れに思えてくるのは 心苦しい読後感に そんなもやもやが好きな方は ぜひどうぞ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気に行ったが、全部は、読んでない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は普段ミステリを読まないし,さして小説好き,と言うわけでもありません。したがってマニアックなことは分かりませんが,これには感動した。直木賞は当然だと思います。 日本のミステリには,犯人の背負った「抜き差しならなさ」が感動と共感を呼ぶ,と言うスタイルがありますが,まさにこれはそう言う作品で,涙無くして読めない,といえば言い過ぎでしょうか? 歴史物,と言うことを意識して常の文体から変えてるようですが…そしてそれが読みにくい,と言う方もいるようですが…それに付き合う価値はある,と思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょくちょく知ってる人物名も出て入り込みやすかったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の本は初めての体験です。戦国小説にミステリーとは? 興味津々で読み始めましたが、ぐいぐい引き込まれました面白い。 元々、歴史物も推理小説も好みのジャンルでしたが、このコラボ小説なのだろうか? 荒木村重あり、黒田官兵衛あり、、... 背景はよく知られた時代考証的にもしっかりとした登場人物、そんな戦国の真っ只中、揺れ動く人心の考察・推察・洞察の中に謎解きの面白さが加わり文句なしに楽しめる。 余談:年配の方ならご存知だろうか? S30年代だったか、漫画雑誌『漫画王』に連載されていた「朱房の小天狗」をふと思い出しました。十手持ちが謎解きをする内容ですがその面白さに病みつきになり、毎月発売日が楽しみでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
●ミステリー仕立てですが不安と緊張感、疑心暗鬼の中で大将に試される統率力がテーマの作品です。 現代の様な指紋も監視カメラもない設定で、重要視されるのは状況証拠と理論の積み重ね。物的証拠 なしに家臣や援軍を納得させるには何が大切か? 将卒を統べる者としての人心掌握術に主人公の大きさと苦悩を覚えました。現代社会の管理者たち のリーダーシップ論にもつながる作品です。 最後の最後に官兵衛だのみというのも若干首を傾げたくなりますが、頭の切れすぎる学者より人を 動かす政治家の方がリーダーとして向いているという事でしょうね? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者らしさがある歴史小説。この作品から読んでも、他の作品でミステリー好きになってからでも、穂積さんらしさを楽しめる一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これはスゴイ小説久しぶりに読んだと思いました 織田軍の大幹部でありながら信長裏切り一族女子供みな殺しされた荒木村重の話です 謀反の理由として信長が殺しすぎて人はついてこないと見たからとありますが 定説では信長にあらぬ疑いかけられ謝罪説明にいっても殺されるだけと判断して謀反の決断したとあります 地下牢で廃人のようになりながら神がかり的な頭脳の冴え見せる黒田官兵衛と村重の2人の中心の物語です ミステリーの話より終盤からの滅びゆく物語が感動的ですばらしいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
謎解きの面白さもありましたが、何より牢の中での息詰まる心理戦にしびれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全ての怪事件が一つに繋がる時、城を揺るがす衝撃が待っています。是非最後までお読みください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史小説とミステリーが混ざった良質な物語。村重に捕らえられた黒田官兵衛。その細部を謎解きの観点から紐解いて理由付けしているのが見事としか言えません。 なぜ黒田官兵衛は荒木村重に協力するのか。そして村重は最終の着地点になぜ至ったのか。歴史や謎解きだけではなく人心掌握の難度も意識しながら見ていると面白さは急増するのでは無いかと思いました。 歴史小説に多い「難し過ぎる表現」はある程度薄められているので多少馴染みのある方ならスムーズに読めます。 ちなみに黒田官兵衛の事を何も知らないよりは吉川英治の「黒田如水」あたりを読んでおくと人物像なども事前に入ってきていいかもしれません(最悪Wikipediaでもいいかな)。 完全に何も知らずに読みたい!という方は一つのミステリーとして最終の結末も楽しみにしながら読むといい作品になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何か新しい時代小説を感じた。現代にも多くの通ずるものを感じた。ただ、単にミステリーの時代小説で、片付けられない何かがキラリと光った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国武将のしたたかさが荒木村重の独白から感じられない。部下の掌握に奔走するかわいそうな現在の経営者のような描かれ方だと思う。第一話のアイデアでこの本は勝ちだが、もう少し短くして官兵衛を超える策士としての半兵衛をケレンたっぷりで描けば、ミステリとしての評価は下がるが、エンターテイメントとしてはさらに上がったと思う。二話目以降のリーダビリティがイマイチだったのが残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
米澤氏の作品は初めて読んでの第一声、面白い! 最低限の史実は抑えて読んだが、知っていても知らなくてもそれぞれ楽しめると思う。 展開としては、荒木村重が目下籠城中の有岡城下で、最初、4つの事件が別々に起こり、その都度地下牢の官兵衛の頭脳を借りて解決。 次の段階で、一見無関係と思えた4つの事件を貫くある意志の存在が明らかになる。 さらに、事件全容を踏まえた上で大きな思惑があったことが判明。 最終的には、なぜ村重有岡城から“逃げた”のかという歴史上の謎に作者なりの答えを出す。 1つ1つは地味な事件だが、やがて、登場人物と共に読者も大きな歴史のうねりに飲み込まれていく感。 ミステリの謎解きのみならず、当時の人々の死生観、宗教観が明らかになり、新たな気づきがあった。 個人的にこれまで世界大戦前の戦いに関して、戦争より小規模で被害の少ない戦(いくさ)として過小評価してしまっていたが、本書で描かれる戦の惨状はすさまじいものがある。 そんな戦乱の世の中で平和を求める人間の気持ちというものが、槍よりも剣よりも矢よりも鋭く突き刺さってくる。その平和はあくまでも観念上のものであり、心の平安を求めるしかないというのが切ない。 個人的に残念だったのは、トリックとして時代物の道具が出てくるのだが、知らないものだったため犯行の様子が全く想像できなかったこと。注釈でイラストでも入れて頂けるとありがたかった。 また、本作のエピローグでは有岡城幽閉時の一連の出来事を総括する官兵衛のモノローグになるが、最後の最後思わぬことが起きる。その後の官兵衛の心境の変化に関しては、読者の推理に任せるということなのだろうが、やや時間切れの感で残念。 尚、難しい漢字にルビがないという意見があったが、版により違うのだろうか。 私が購入したのは4版だが、冒頭より、難波潟(なにわがた)、応仁(おうにん)の大乱、戦(いくさ)、数多(あまた)等、読みが入っていてなかなか親切だ。 ただタイトルにはふりがながなくて戸惑うが「黒牢城(こくろうじょう)」と読む(最終頁に記載あり)。 言葉使いも多少古臭いが理解を妨げるほどではない。 最近読んだミステリの中で群を抜く。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーでありながら、歴史小説でもある。しかも一級の!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
折れた竜骨も良かったですが、此方も好みです。荒木村重は単純な悪役や、そうでなかったとしてもタイミング悪く反乱した間の悪い武将として描かれることが多いなか、ちゃんとした領主として描かれるていることに感心しました。かたや、黒田官兵衛は、テンプレート的な天才的軍師という印象だけでなく親であり、何より武将であることもキチンと描かれていることも良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新しいパターンのミステリーと思う。 ミステリーを絡めた戦国時代小説とも読める ミステリーだけでないどんでん返しもあって、面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村重という小さな城の城主を通して人の死生感を随所に秘しつつミステリーの要素も時代性も語り読者を飽きさせません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!