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ルビィ
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ルビィの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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小6の娘が本屋からLINEをしてきて「重松清さんの新しい本を見つけたから買ってもいい?」と言われ、中身もろくに確認せずに買い与えてしまった。 自宅に帰り、どんなのかとパラパラみてみると、、、なんやこれ!え?重松清?と再確認。 下手なレディコミか?下品すぎる。 子どもには絶対に見せたくない単語や表現がズラリ。こんな気持ち悪いものを、小6の娘が少しでも読んだのかと思ったら、吐きそうになった。 あぁ、最悪。子どもには不向きだと書いといて欲しい。 いい話なんだろうけど、最後まで読む気にもなれなかった。なんだか子どもを傷つけられた感覚です。 今後はもちろん、内容を確認してから与えようと思いますが、子ども一人で本屋に行くことあるし、、、。もう、本屋に行かせたくない。 | ||||
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重松氏は『児童期から青年期の弱者へのからかい、命、先生と生徒の壁』をよく題材にしていると感じる。それらを違う型に流し込み、似たようなケーキを作っている。今作はそれを強く感じさせられた。 お決まりの手法で主要人物に都合の良い展開を作っているとしか思えない。掴みも平凡、流行に耳を研ぎ澄まして手を替え品を替え、別の作品をオマージュしたというような感想に着地してしまった。 ダザイさんは哀愁漂う中年男ではなく、もっと奇抜なキャラを想定して読んだので、残念でした。 | ||||
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ルビィとダザイさんが救おうとする人々には、あまりにも重く深い苦しみがある。それは容易には解決できるものではなく、ともすれば一生背負っていかなければならないものかもしれない。 しかし、ルビィ達は自分達の死を振り返りながら、ミッションを何とかやり遂げてしまう。自死した人間だから、今生きて苦しんでいる人間を救えるというストーリーだともいえるが、ディテイルが荒く、少々安直だとも思う。実際、テーマが重い分、中途半端にしか描けていないのではないだろうか。 ストーリーそのものには好感が持てることと、ルビィのキャラクターが最後までミステリアスであったことを評価し、三ツ星です。 | ||||
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最近の重松氏の「社会派ぶった説教臭い」話に 満腹気味だったが、 「愛妻日記」ほどではないけれど、 『ちょっとエロ』が混ざったおかげで説教臭さが緩和されて 初期の作品のような『作者が書きたい話をストレートに描いている』感 が戻ってきて良かったな。 (お馴染みの「多摩ニュー」ネタだから、そう感じただけかもしれないけれど) | ||||
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少し読んだが、のめり込めなさそう | ||||
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重松清らしい人の心に寄り添った作品。 自殺した中年の作家が同じく自死をした少女とともに自殺を食い止めるべく出会った人々との共通点を見つめてその人の内部に入り込む。 ファンタジー的な要素になりがちなところを、さすがに著者は物語のストーリーを崩すことなくしっかりとメッセージ性高いものに仕上げている。 ただこの本を読んでほしい中高生などに、最初の設定でSMや風俗嬢を押し出しているので、これは子供には合わない。 もちろん大人向け作品として割り切っても良い内容だけど、この作品のメッセージはもっと若くて苦しんでいる学生にも届くような設定にしてほしかった。 | ||||
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数年ぶりに重松氏の作品を読んでみた。 重松氏の小説は「疾走など」を除けば徹底的にリアルである。家庭問題、社会問題、教育問題、いじめ、コンプレックス、差別、格差など、いつも胸を締め付ける描写で読み進める事に息苦しさを感じる事もある。 ただし、そのリアルな描写ゆえに主人公を、読者を救うべくメッセージはより鮮やかに描写されている。 苦しい時代である。連日のコロナ感染者の数、死亡者の数、失業者の数の報道。どこかその日常に慣れてしまい自らの将来が空虚に感じ命の重さを忘れてしまった小生に、再びあたたかなメッセージをいただいた。 | ||||
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重松清ワールド。家内は読んだら泣くだろうなぁ。 | ||||
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読後の感想としては、自死を選ぶことは、遺された人たちにとって辛く、その後の彼らの人生をも大きく変えてしまうことへの想像力をもつことの大切さを教えてもらった思いです。 なんだか生きているのがつらい、という中年男性には、是非読んでもらいたい本です。 ただ、以下のような、多少の配慮があれば…ということで、失礼なのですが☆を4つにしています。 既レビューの方が、命や家族の大切さを扱った重松作品、ということで、ご自身は読まずにお子さんに与えてしまった、というお話しがあり、「最悪」としておられました。なるほど、確かにそれはご自身もお子さんも辛かっただろうと思いました。 重松さんの作品を全て読んでいるわけではないですが、性や暴力については、例えば「疾走」にみられるように、かなり踏み込んだ描写がなされた作品もあります。ですので、今回の作品が特別なものではないと思います。 実は、私も本作を読みながら、「このような描写をしなくても…」と思っていましたが、本書の最後に、初出の情報が記されていて「アサヒ芸能」への連載とあったことから、本作品は中年男性の読者を想定していたのだと、得心したところです。 映画ではいわゆる「R指定」がありますが、文学作品にはそのような自主規制はありません。 学校の図書館に並ぶのはあまり好ましくないのでは、と思われるような作品は、選定をする担当の方(子どもに与える場合は、保護者)が判断できるような文言や彼らに注意喚起する文言が、本の帯やカバーの裏表紙の作品内容紹介などで、多少なりとも触れられていれば、既レビューの方のような「事故」はおこらなかったかもしれないと改めて感じました。 特に重松さんの作品は、国語の教科書にも採用され、子どもたちにもなじみのある作家さんですし、それをきっかけにファンになった方も多いかも知れません。とはいえ、子ども向けばかりの作品を描かれているわけではなく、今回のような作品には、出版社には何かしらの配慮が欲しかったと思いました。 | ||||
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重松清さんの本が大好きな現在中一の娘に、よく内容確認もせず父親が買い与えてしまいました。(重松作品は大人向けのものと、中学入試にもよく用いられる児童書向けのものがあると、母は知っていたのである程度選定して子供に本を与えるようにしていました) 重松さんの新作!!と大喜びで帰りの電車で夢中で読んでいた娘。読み終わって、まあ面白かったと言っていたので何気無く母も読んでみて愕然としました。前半部分の内容が最悪です。 中学生女子に読ませていい内容ではありません。SMのひどい性描写。大人の私が読んでも気持ち悪かった。あれを娘が読んだかと思うと気持ち悪さ倍増。 全体の内容としては「命を軽く扱うな。簡単に死を選ぶな。生きてるだけですごい」という重松作品によくあるメッセージは伝わるのですが。 何もあんな娼婦ストーリーと混ぜ込まなくても、せめてあんなえげつない描写入れなくても作品の内容は伝えられたのでは??ほんと、作品文中から言葉を取らせていただくと「二流作家」のようなつかみ。 性についてまだ詳しく知らない中一娘が読んだかと思うと本当に気持ち悪い。 余談ですが、その日、娘がiPadをこっそり使っていたので検索履歴見れるのよというと、今までにないほど慌てふためき泣き叫び、絶対見ないで!と。そのあと母がたまたまこの本を読んだので、検索内容はもしかして・・ バイブレーターとか、挿入、とかSMとか?????と推測され本当に嫌な気持ちになりました。 基本、親の監督不行き届きで本作品とは無関係なことはわかっていますが、重松さんの作品は子供も好んで読むものなので本の並びや帯などに大人向けであることがそれとなくわかるようにして欲しいと切に思いました。 加筆すると、内容自体も重松さんの命に対するテーマはわかりますがワンパターンな感じが否めません。先も読めてしまったし。現実問題、こんな小学生いるか?と思ったり。主人公の女子中高生の性格もどの内容も何となく似てて飽きる。 | ||||
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