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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全447件 281~300 15/23ページ
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| レビュー普段書かないのですが、面白すぎて書いちゃいます。と、いいつつ、少しでも書くとネタバレになりそうなので、これだけ。細かく細かく伏線になっているので、1字1句しっかり読むことをおすすめします。 | ||||
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| この作者の本は初めて読みました。 タイトルに惹かれて詠んでみたらなかなか面白い。 「今見えてるのは一部分」 最初悪いところだけを見せ、後半につれて一人一人の経緯や理由が明らかになったことで、意味合いもかわってくる。 今の社会でも言えることですね ドラマでも見たいなと思いました。 他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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| 就職活動が、実に多様になってきていると思った。エントリーシート。グループ面接。個人面接。最終的なグループディスカッション。そこには、陰湿な争いがある。ここまでやるのかと驚いた。 成長著しいIT企業のスピラリンクスが初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。 嶌衣織、早稲田大学社会学専攻。波多野祥吾、立教大学経済学専攻。九賀蒼汰、慶應大学総合政策学部(キャンパスは湘南藤沢)。袴田亮、明治大学。矢代つばさ、お茶の水女子大国際文化。森久保公彦、一橋大学社会部の六人。みんなまずまずの大学である。 集団面接の中で、それぞれが個性を発揮する。嶌衣織が地味めの女性で、矢代つばさが、おしゃれで派手目。袴田亮が運動部、体育会系。波多野祥吾がキイマンかな。嶌衣織と波長があい、恋心に近いものを感じる。ちょっと、ウブっぽい。 初めは、六人全員が入社するという話だった。全員で合格しようと決起会を兼ねた飲み会をしていい雰囲気だった。ところが、人事部から入社できるのは1名に限定するとメールが。協力しあっていた六人が、足の引っ張り合いに転じる。そのグループ六人の面接会場に、6通の白い封筒が見つけられ、その封筒は個人の裏の顔が告発されている。その封筒を面接会場に置いた犯人は誰だということだが、順番に個人の暴露が始まる。高校時代の部活でいじめをしていた。交際相手を妊娠させ中絶した。本当のバイト先は水商売だった。高齢者詐欺の片棒を担いでいた。未成年飲酒。同居家族が薬物依存症であった。という法律にかかりそうなものから、倫理的なものまで、暴露されていく。それぞれの現場と各々大学内での盗撮写真が添付されていた。その写真が手がかりに、白封筒を作った犯人が炙り出される。 就職って、そんな過去の傷を探り当てていくというのがいやらしい感じがする。人間をどういう基準で評価するかだ。そして、その傷に対して、どう対処するのか。それをミステリー仕立てで、たくみに物語を構成する。ふーむ。怖い話だ。 | ||||
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| 伏線が一つずつ回収されていくごとに、自分の内なる偏見・ステレオタイプな思考にも出会い、様々な意味で震えました。 舞台となる2011年の就活事情といえば、「数十社受けても内定がもらえるか」という厳しい状況に「東日本大震災」という未曾有の危機が重なって非常に難しいものとなっていたと記憶しています。 そんな中での超人気企業の最終面接となれば、多少の嘘など当たり前で、ともすれば狂気に駆られて行動を起こすというのもあるだろうと感じました。 純粋無垢な子どもでもなく、乾き切った大人でもないこの年代だからこその人間模様。そして何より緻密で精巧な伏線は一読の価値ありです! | ||||
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| 就活を舞台にした様々な人間模様が描かれた小説。 最後までどんでん返し続きで、驚きの連続である。 この小説を通じて感じたメッセージは、人というのは「良い人」、「悪い人」などといった単純な区別をできるものではなく、誰しもがその両面を持っているのだということ。 人の言動の裏には他人から想像もできないような背景があり、表面的な部分だけを見て簡単に決めつけてはいけないということだ。 | ||||
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| 後出し情報ずるいとか予定調和すぎるとかいう批評もよくわかりますが、ここまで現実味が薄いとあくまでエンタメ小説なのでそこはまぁいいかなと。 就職活動が嫌で逃げたのに、いつのまにやらそれなりの企業で面接・採用担当を毎週やってた身としては、人事部は無力、無能で就職活動やら採用面接は欺瞞だという話にはうなずくばかりでした。 | ||||
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| 犯人を予想しながら読み進めましたが見事に裏切られました。その展開も爽快です。 | ||||
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| 面白すぎて読むのをやめられない! 続きが気になり、眠るのも忘れて一晩で読みきってしまいました。 この手の物語は描写が冗長になりがちですが、そういったことは一切なく、ノンストレス、ノンストップで最後まで読み進められました それにしても、波多野くんのクソな情報とは果たして一体なんだったんでしょうか? それだけは「犯人」のみぞ知るところとなりましたね。 みんな、ウラがあり、ウラのウラがある。 人生を過ごしていれば当たり前に気付くことでありながら、なかなか物語では描かれにくい人間の性質ですよね。 物語のキャラクターは一元的である方が分かりやすいですもの。 でありながら、人間の性質と物語を両立させ見事にストーリーとして成立させてしまった作者の力量には恐れ入りました。 必ずこの作者の別の本も読ませていただきます。 | ||||
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| 登場人物の情報がどんどん更新されていく。 細かいところまで散りばめられた謎や伏線が綺麗に回収されていくのが楽しかった。 | ||||
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| 昔採用を担当したことがあり、1時間の面接で相手もおそらく飾って自己セールスしてくるから、見抜くのは なかなか難しい。SPIである程度わかるが、2次面接担当と意見が合わないことも多々あった。 そんなことをおもいだしながら、夜が瞬く間に過ぎる。久々の内容でした。 | ||||
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| 犯人の正体予想をしながら読んでいましたが、見事に作者の掌の上で転がされた気分です。ただ佐藤さんが救われなかった点だけが腑に落ちませんでした。 | ||||
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| こうしてレビューを投稿するのは初めてです。でも、「投稿したい」「いま味わっている感動を誰かに伝えたい」と心の底から思える作品です。後半は激しく揺さぶられるので、ありがちな表現ですがジェットコースターに乗ってるような気分でした。 | ||||
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| かなり面白く、時間を忘れてどんどん先を読んでしまう。 誰が犯人かという謎解きよりも、人の裏側のさらにまた裏側を作者は描きたかったのかな、と感じる。 | ||||
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| この手のミスリード作品では、読者に違和感を感じさせないで伏線を印象付ける必要があるのだが、非常にうまく、伏線を回収された時の爽快感は最高でした。 かなり就職活動に対して偏見が入っていると思うが、ある意味で実際を表してるのではないかと思います。 | ||||
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| 私もちょうど就活をしている身なので、痛いほどよく分かります。 6人が6人、個性や才能を学生同士で”fair”判断できているのか。 はたまた、人事も取り繕われた場で判断できているのか。 昔からの友人は、同じ思想だから、また似通ってきた思想だから適切に判断できているのか。 結局は、どこかで線引きされなければならない。 皆違って皆良いという安直なものではなく、線引きされた結果に対してどう捉えるのか、乗り越えるのかが、学生から社会人になる第1歩なのかなと考えながら、夜遅くに自己分析に耽っている今日この頃です。 | ||||
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| まず初めに、私が「6人の嘘つきな大学生」を読んだ理由について記そうと思う。初めてこのタイトルを聞いたのは、他でもなく、ベストセラーのランキング紹介番組である。特に本を読もうとおもっていたわけでもなく、また、本書に興味があった訳でもない。実際のところ、課金をしてしまったオーディブルの元を取るために読書対象を探していたところ、ベストセラーである本書を発見したから、と言う、どうでもいい理由から読んだのである。正確には、「聴いた」というべきかも知れない。 あらすじについては、紹介番組を通して特に何かを知っていたわけではない。タイトルがなかなか斬新であることは否定はしないが、海のものとも山のものとも、何の当たりも付けにただただ「流し読み」を始めた。冒頭数ページを読み進める毎に、この流し読みが流し読みで終わることはないことにすぐに気づいた。私は完全に「6人の嘘つき」の虜になってしまったのだ。 作者の描写、特に若い学生、就活生たちの、本当のそれに近いであろうと思える会話内容であったり、学生時分の飲み会等々、といった、活動の一端を垣間みることの面白さもあるが、やはり、ストーリー、その設定に大いに引き込まれていった。 物語は、架空の最先端のIT企業を志望する6人の学生と、その面接そのものや準備に纏わる活動を、主人公の「振り返り」という視点で描く形となっている。タイトルからこの6人全員が何らかに嘘をついているというこが想像に易い訳だが、後半までそれが何か、分からない展開となっており、読者はページをめくる手が止められなくなっている自分に気がつくことだろう。 私が「6人の〜」を読んでいて特にエンジョイしたところについて記そう。最終話で待っているどんでん返しや、流行りの伏線回収は実に巧妙で、スマートで、そして味わい深かったのだが、そこではなく、海外生活の長い私にとっては想像でしかない、あらすじの紹介にも書いたが、日本人の学生の就職活動というものを、ほんの少し見ることができたと、言うところにある。 既知の事実であるが、私にその経験はなく、本書の学生諸君はあくまでフィクションで、且つ、エキセントリックな嘘つきとして描写されるキャラクターが多かったわけだが、それはそれとして、就職活動そのものに対する考え方や、アルバイトをしながら学生生活を送る様などに関しては概ね一般的なのだろうと思えるところで、私にとっては実に興味深いところであった。 と言うように、サスペンスとしても十分質の高いもので一読の価値があると思っているが、それだけではない愉しさを提供してくれた「6人の嘘つきな学生」をまだ読んでいない方達へ是非お勧めしたいと思う。 | ||||
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| とにかく読みやすく、いい意味で最後に裏切られた感じでした。 オチを知ってももう一回読みたいと思える作品です。 | ||||
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| 面接という舞台で広がる不穏な空気や事件。ミステリーとは違い誰かが死んだりとかはないのに、ゾクゾクしたり人の感情の汚い部分や怖いところが浮き彫りになって面白い。 | ||||
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| 読み進めるうち,ころころ人の印象が変わってしまいました. よりその人への解像度を上げるためには,出された情報で決めつけず,決めつけの他の可能性を考える必要があると思いました. 人事の難しさが伝わりました. 明らかに優秀な人が落ちるということが本当にあるのでしょうか. エントリーシートの内容が雑だと思います. | ||||
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| 一気に読んだ。 | ||||
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