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富子すきすき



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【この小説が収録されている参考書籍】
富子すきすき (講談社文庫)

富子すきすきの評価: 3.67/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

宇江佐さんの作品を探し求めて。

宇江佐さんの作品を全部読もうと
探して見つけた作品です。
吉良上野介、浅野内匠頭について描かれている部分は一般に伝えられている印象と違っていたので興味深く読ませてもらいました。
富子すきすき (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:富子すきすき (講談社文庫)より
4062772256
No.5:
(3pt)

物語が好きかなぁ

あまりに詳しい歴史的事実は、疲れた頭には、ちょっぴり苦手でした
富子すきすき (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:富子すきすき (講談社文庫)より
4062772256
No.4:
(5pt)

とにかく読んで

富子さんの生き方が面白い☺宇江佐さんの作品はあまりハズレはない
富子すきすき (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:富子すきすき (講談社文庫)より
4062772256
No.3:
(3pt)

史実を元にした題材から、庶民の報われない思いなど、因縁など多種多様な、胸に滲みる短編6編。

表題の、吉良上野介の妻・富子から見た赤穂浪士の討ち入り事件や、藤原藤太にまつわる帯の不思議な話、適わない恋、育ての親への思いなど、作者の得意とする切なくほろ苦い話が凝縮された一冊。
富子すきすき (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:富子すきすき (講談社文庫)より
4062772256
No.2:
(2pt)

宇江佐作品とは思えない

宇江佐真理の本はすべてといっていいくらい読んでいるが
この本は本当に本人が書いたのか疑問に思う作品だった。
話が意味もなく複雑作られている気がして楽しめない。

ストーリーがすっと入ってこず、読みづらさを感じました。
富子すきすき (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:富子すきすき (講談社文庫)より
4062772256
No.1:
(4pt)

なんとも切ない短編集

表題作他、五編の短編集です。

一作目、「藤太の帯」は、平将門の首を討ったとして名高い、俵藤太の百足退治の意匠が縫い取られた帯が、藤太に何らかのゆかりを持つ少女四人の間をめぐり、それぞれの生き方に少しずつ影響を与えてゆくという、少し不思議なストーリー。謎めいた古着屋が登場したりして、ドラマで見てみたい感じです。

しかし明るい印象が残るのは一作目のみ。あとの五作はなんとも切ない話ばかりです。
この人と、もし違う場所で出会っていたなら。あの時、自分の気持ちが違っていたなら。
あの時こう言っていれば。そして、あんな事さえ起こらなければ、今頃はー。
「堀留の家」は兄妹のように育った二人の、
「富子すきすき」はあの有名な事件で一家の主を失った家族の、
「おいらの姉さん」は一心に花魁に憧れ続けた置屋の下男の、
「面影ほろり」は幼い頃に体験したほろ苦くも懐かしい思い出を、
「びんしけん」は長く独り暮らしを続ける不器用な男の短い初恋を、
それぞれ、後悔しても戻らないと知りつつ、想わずにはいられない人々の姿が描かれています。

何かがもう少しだけ違っていれば、幸せになれたかも知れない人々。
失ってしまったものに寄せる愛惜の想いは、今も昔も少しも変わっていなくて、一作読み終える度ごとに、涙、涙の一冊でした。
富子すきすき (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:富子すきすき (講談社文庫)より
4062772256

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