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夜鳴きめし屋



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜鳴きめし屋
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)

夜鳴きめし屋の評価: 4.47/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21~32 2/2ページ
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No.12:
(5pt)

とっても感動的でした。

この小説には人のぬくもりと情愛を感じます。私たちが失いかけている思いやりの心が全編を通じて語られており、いつもながら感動しました。
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.11:
(5pt)

文句なく、面白いです

前作「ひょうたん」を未読でも、十分楽しめます。
誰にでも、自信を持って薦められる一冊だと思います。

難を挙げるなら、巻末の解説。
作中に登場する武家の相川と浦田を完全に混同して書いていて、なんとも間の抜けた解説となってしまっています。
こういうのは、解説者がしっかり読み込んでから書くのは当然として、編集者もちゃんとチェックすべきではと思います。
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.10:
(4pt)

性根の良い人々の、心遣いの集まり

出てくる人みんなが「気ぃ遣い」で、それ故のすれ違いにもどかしく思いながらも、大団円で閉じる「定番時代人情モノ」の要素がみっちり入っている感じです。時代物はこうでなきゃ、を外しません。
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.9:
(4pt)

男の遠慮と女の意地の物語かな?

夕方から朝方まで開いている夜鳴きめし屋。
そのめし屋の主と主が若い頃好きだった芸者との関わり合いを中心にして、
めし屋を訪れる様々な稼業の客達に纏わる話とを静かに絡めながら物語は坦々と流れて行きます。
男の遠慮と女の意地が二人の間の溝を深め子供の心を傷つけてしまいます。
二人が素直になったとき幸せがおとずれます。子は鎹ですね。
宇江佐真理は揺れ動く男女の愛情の機微を描くのが上手いと思います。
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No.8:
(5pt)

酒と酒の肴が欲しくなる

あー、物語はこう続くのね。。。。と
感心しながら あっという間に読み終えてしまいました
酒の匂いや食事の湯気が伝わるようでした
江戸の人々と 上手い酒や上手い酒の肴を一緒に食べたような
気分になりました
夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:夜鳴きめし屋 (光文社時代小説文庫)より
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No.7:
(4pt)

「ひようたん」の続編ですね。

「ひょうたん」はかなり好きでした。
食事の支度と食事のところがとても美味しそうで、つい大根を煮てしまいました。
その時子供だった息子の長五郎のお話です。
利発でしっかり者の男の子だったのに、何だかくたびれた青年になってびっくり。
でも若くて苦労した分、人の気持ちの分かるめし屋の大将となってます。
しみじみしますよ。。。
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No.6:
(5pt)

NHK ラジオ文芸館

当方もラジオ文芸館の余韻のある朗読劇が
購入の動機です。(五間堀の雨、053頁)

深川江戸資料館でボランティアをしていますが
時代小説が好きでここへきてみたという
お客様のうち この宇江佐真理さんの作品を読んでます、
という方がすくなからずいらっしゃいます。
いつか読んでみたい、と当方も思っていたので
いいきっかけで購入することとなりました。
ハードカバーで、フォントなども読みやすい体裁です。
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No.5:
(5pt)

まだ読んでませんが

2012年9月のNHKラジオを聞いてて話が面白く、つい本を買って読もうと思ったのですが、題名を覚えてなくラジオ番組の内容を調べて、本を購入することにしました。まだ本は届いていませんが、今から楽しみです。
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No.4:
(5pt)

面白い

たまたま車でかかっていたNHKラジオドラマで面白かったので早速購入。
味のあるいい作品でした。時代小説が好きでしたが、最近はあんまり読んでなくて。
宇江佐真理さんの作品も初めてでしたが、はまりそう。オススメ!
「うえざ」が宇江佐とすぐに変換したので驚いた。
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No.3:
(5pt)

居酒屋を舞台に描く、江戸の人情味豊かな心温まる時代小説。

古道具屋を営んでいた父が亡くなった後に実家へ戻り、そこで居酒屋を営むことになった息子の長五郎。店の名は「鳳来堂」。
朝方まで営業しているため、友人から近所に住む武士、芸者など、多くの人が足を運ぶ。本書では、その鳳来堂で、さまざまな客と主人が織りなす日常を描写されている。時折見せる主人公の人情味あふれる温かい言葉、様子に心があたたまる。
かつて恋仲であった女(ひと)は、いまや一児の母。その子はもしかしたら自分の子かもしれないと疑う長五郎とのやり取りも面白い。
居酒屋を舞台に描いた、江戸の人情味豊かな心温まる時代小説。
あぁ〜心ゆたか。
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No.2:
(5pt)

人情味豊かな

人情味豊かな時代劇であり、ラブストーリーです。
みさ吉という芸者と、飯屋の亭主の長五郎、みさ吉の息子の惣吉、三人の関係がたて糸となっています。
長五郎の店にやってくるさまざまの客との人間関係が、そのたて糸にからみます。
まろやかで、熟成した雰囲気にひたることができます。

みさ吉は、今でいうツンデレですが、ちょっとツンの部分が勝りすぎかなあ、と少し気にかかりました。
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No.1:
(5pt)

心に沁みる人情噺

前作とも言える「ひょうたん」は古道具屋「鳳来堂」を営む夫婦を主人公に、江戸庶民の暮らしや哀感が描かれた傑作でした。
今回は、「ひょうたん」の主人公夫婦が他界し、息子の長五郎が店を古道具屋から居酒屋に切り替えるという思い切った設定。居酒屋には、古い知り合いの酒屋の主人、とび職、駕籠屋、芸者や武士などの客が、それぞれの背景を背負って登場し、様々の話が展開します。
物語を貫くのは、主人公長五郎と幼馴染で芸者になったみさ吉との物語ですが、これが、すんなりと一筋縄でいかないあたりがいい。気風のいい芸者の駒奴、元売れっ子芸者で今は夜鷹のおしのなど、ストーリー展開に欠かせない人たちの役どころも絶妙で、人生の厳しさ、悲惨さも織り込まれ、話に深みがあります。
すっきりと柾目のとおった江戸落語の人情噺を聞くような世界に、しばし、酔わせてもらいました。
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