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ワンダフル・ライフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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障がい者とどう関わっていくのか、どう繋がるべきか、という壮大なテーマに対して、複雑に物語が絡みあって読み応えがあった。 「無力の王」では頚髄損傷となった女性を介護する男性の話を、 「真昼の月」では子供がほしい夫と乗り気でない妻の話を、 「不肖の子」では不倫をしながら自らのあり方を考える女性の話を、 「仮面の恋」では脳性麻痺の男性がパソコン通信で知り合った女性に恋する話を、 それぞれ時系列が入り混じった形で描いているのだが、あえて苗字や名前を一部しか出さないことによって、どんな結末になるのか分からない展開になっていたのが良かった。 脳性麻痺のテルテルさんの一途な想いが切なかった。 個人的には、頚髄損傷になった妻がなぜ夫に「ありがとう」の一言も言わないのか、この答えが奥深くて印象的だった。 また、本書に出てくる「社会思想としてのアーキテクチャ」という設計プランによって消費者の動向を一定の方向へと促してクライアントの収益に繋げるという話は興味深かった。 | ||||
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一つ一つの物語がパズルのピースのように、というよりは重ね絵のように組み合わさるエピローグは見事です。さらに年譜で物語構成の種明かしがなされ、さらにはあとがきでこの完成された物語に新たな趣きというか奥行きが加わります。 石原慎太郎=植松的な醜悪さを断罪することによっては解決できない人間の業が描かれていると思う。物語の中ではそのことへの解決は示されないけれど、小説ならではの昇華が示されて終わる。 この小説のタイトルと、劇中に触れられる映画のタイトルの重なりに気づく時、この終わり方のなんとも言えない切なさに胸が苦しくなる。 しかし、あとがきのサラッとしたひとことにこそ、救いがある。 | ||||
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全体に今までに読んだことのない構成で、 2度読み直して理解できた。面白い構成でもう一度読み直そうと思っています。 | ||||
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とても良い作品。 | ||||
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「障害者」を扱った作品は大概にしてシビアでテーマが重く、無理矢理ハッピーで爽やかなラストに持っていくようなイメージがありました。しかしこの作品は、淡々とした事実と偽物ではない当事者の思いがうまく組み立てられていて、一気に読んでしまいました。読む前に「衝撃なラストが」と書いてある誰かの感想を見てしまったので、1つ1つのエピソードの共通点を探し出すように、時には前の章に戻って今の章と照らし合わせながら読み進めました。点と点が少しずつ繋がっていき、線になっていくのがある意味快感で、ラストはテトリスの長い棒が縦にハマり一気に何段も消すことができたような爽快感を感じました。 障害者である人は共感と慈しみを、健全者である人は自分の驕りに気付かされる作品です。 | ||||
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