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未来職安



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【この小説が収録されている参考書籍】
未来職安 (双葉文庫)

未来職安の評価: 3.00/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

人が書けない人だったんだ

横浜駅SFで独特の雰囲気出してて本作も期待していたんだけど、あれば背景が特殊で登場人物が普通の人でなくてみたいな世界に合っていただけだったということが分かった。
本作は最後まで読んでも主人公が女性であるということが伝わってこない。特に女性はこうあるべきだという意識はそこまでないのだが、のっぺりしていて同い年の男性といわれてもどっちでもいい感じ。主人公のトラウマ浅くて共感できるレベルまで書かれていないし。時代背景も自然災害がすべて科学が対処済という割にちぐはぐ感満載。ベーシックインカムについても適当だし。
次の本に手が伸びなくなってしまった。
未来職安 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:未来職安 (双葉文庫)より
4575524409
No.7:
(4pt)

やっぱり面白いのは人間かも。。。

99%の消費者と1%の生産者の世界を描いたSFです。

ゆるい感じが妙にリアルに感じられます。

ベーシック・インカムの議論はさておき、

想定外の未来を考えるためにおすすめの一冊です。
未来職安 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:未来職安 (双葉文庫)より
4575524409
No.6:
(4pt)

ユルく,心地の良い未来の日々,そして仕事

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

多くの仕事が機械化,自動化されたことで,働く必要がなくなった未来社会が舞台で,
これ自体はよく見る題材なのですが,『働くとは』などといった重々しいテーマはなく,
そういう時代の日々,そして仕事を描いた,SF寄りのユルめの連作短編集となっています.

また,ハードなSFや未来感といったものもなく,自動運転車や先進の医療事情など,
想像のしやすい,わかりやすい未来の風景が,話のジャマをしない程度に挟み込まれ,
主人公の葛藤や解放なども描かれていますが,やはりそれらは日常の一コマという印象.
そのせいか,どの編もおおよそしっかりとしたオチはなく,そこは好みが分かれそうです.

一方,そんな時代ならではの奇妙な職業は,皮肉も交えられていて面白かったのですが,
中盤以降は問題の相談と解決に流れが傾き,なくなってしまったのがちょっと残念でした.
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4575524409
No.5:
(1pt)

がっかり

オンラインで連載・公開されていた小説の書籍版。まさか、オンライン版をコピペしただけのものとは思いませんでした。買う必要全くありませんでした。
設定はとても興味深く、内容も面白いです。のんびりと過ぎて、小さな事件のような案件が続くのは、牧歌的で読んでで楽しくなります。
とはいえ、オンライン版をただコピペしただけ、誤字脱字もそのまま、目次と本文で章題を間違える…この出版社さんは本をなんだと思っているんでしょうか。
作品への敬意も、著者への敬意もまるで感じられない、ただ「紙にしただけ」のやっつけ仕事に、怒りを覚えました。
内容は面白かった分、出版社の手抜き仕事が非常に際立ちます。
未来職安 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:未来職安 (双葉文庫)より
4575524409
No.4:
(5pt)

今の時代だからこそ読むべき本

今の自分が見てもありえそうな未来がそこに生きている人々の価値観と共に書かれていてとても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。
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4575524409
No.3:
(2pt)

ヤマなしオチなし。一章を読めばそれで十分

未来職安というアイデアは面白いが、ただそれだけの小説。全編を通してほとんど展開(ストーリー)の無いまま、だらだらと話が進んでいく。
6章ある章ごとに一応話が決着する連作短編のような体裁を取っているが、それぞれの結末が「で?」と言いたくなるようなものばかり。
先を読みたくなる要素もない。唯一最終章だけ少し展開があるものの、小説の主題と全く関係ないご都合主義で終わる。
またちょくちょく現代社会への皮肉が入っており、これ自体はSFとしてよくある流れだが、オチが無いので結局何を言いたいのか分からない。
主人公二人の掛け合いはまあまあ面白い。ただ一章だけ読むならともかく、千円以上と一時間以上を消費するほどの価値はない。
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No.2:
(4pt)

安定のユバ先生

日本を舞台に「もしもほとんどの人が働かなくてよくなったら」という未来の話を描いています。
「監視カメラに映るだけの仕事」「自動運転の普及でほぼ意味をなさない道交法」など、随所に挟まる小ネタが妙にリアルで、現代と地続きにある世界観のイメージが膨らみます。
お話自体はもう少し盛り上がりに欠けますが、私は世界観や小ネタを楽しめました。今後は探偵小説のように、一風変わった事務所と癖のある依頼人...という形式で続けていってもらえたらうれしいです。
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4575524409
No.1:
(2pt)

自分の取得した資格は将来果たして役に立っているのかなー(ネタバレあり)

近未来の日本、労働の殆どは機械化されている。世の中は仕事をして賃金を貰っている1%の「生産者」と支給
されている生活基本金でギリギリの生活をおくっている99%の「消費者」に二分されている。SOHOが当たり前と
なった時代に、珍しくも実物の事務所を構えている私設「職安」に色々な人が訪ねてくる。職を紹介する職員もユ
ニークなら紹介する仕事もユニーク。例えば、インドにある日本料理店の前で立っているだけの仕事、防犯カメラ
にわざと映る仕事・・・etc。(その理由は本書文中に)

 まだまだ面白い職業が出てくるのかと期待していたが、それ程ではなく妙な客との会話や相談事が多くなる。
で全体的に怠惰な雰囲気が蔓延していて、それが著者の想像/創造した未来社会のイメージが上手く表現されてい
る。
未来職安 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:未来職安 (双葉文庫)より
4575524409

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