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(アンソロジー)

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時の罠



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【この小説が収録されている参考書籍】
時の罠 (文春文庫)

時の罠の評価: 3.14/5点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(3pt)

主人公が人ではなくても

Amazon商品紹介より以下。

人気作家が競作! 文庫オリジナル・アンソロジー

綺羅、星の如く輝く作家たちの手による“時"をめぐる物語。
文庫オリジナルでお届けする、宝石箱のような短篇集をお楽しみください。

辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信――綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時"をテーマにしたアンソロジー。
小学校時代に埋めたタイムカプセルがほどくこじれた関係、配置換えになった「縁結び」の神様の新たな仕事、人類には想像もつかない悠久なる物語…。
“時間"が築いたきらびやかな迷宮へ、ようこそ―。

タイムカプセルの八年/辻村深月
トシ&シュン/万城目学
下津山縁起/米澤穂信
長井優介へ/湊かなえ

 *

“時”がテーマの4人作家によるアンソロジー。
タイムカプセルが被っていたが、どちらも良かったな。
「タイムカプセルの八年」は頑張るお父さん達、「トシ&シュン」は神様達、
「下津山縁起」は……。

人間を超えた変わった話も交えて面白かった。
でもまあ、まとまっただけでこじんまりと終わっただけかな。
その中でだったら「下津山縁起」はまさかの視点で面白かったかもしれない、とっつきにくかったけど。
時の罠 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:時の罠 (文春文庫)より
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No.13:
(4pt)

どの作品もわりとよかったです

複数の作家を集めたアンソロジーは、好みでないものがあったりして損した気になることが多いのですが、今回はどれもわりとよかったです。

お目当ては万城目学氏だったのですが、一番気に入ったのは辻村深月氏の「タイムカプセルの八年」でした。
主人公は学者肌で出世にも興味なく学問一筋、人間関係が苦手で人の気持ちがわからないお父さん。奥さんも息子もよく我慢してるな~と思いましたが、反面、自分と似た部分もあるので(私は女性ですが)共感も感じました。こういうタイプは結婚しちゃいけないんだよと思いながら読んでいたら、最後には主人公は自分でも意外な思いに突き動かされて息子のために動き、その結果、人生の方向が少し変わってきました。はらはらすると同時にほっこりさせられるお話でとてもよかったです。

「トシ&シュン」はいかにも万城目学氏らしい軽妙巧みな作品。くすっと笑えて楽しかったです。作家になりたくて何度も作品応募するものの落ちまくる主人公は、デビュー前に逼塞していたというご自身そのものを描いたようで、なんだか苦笑してしまいました。
「下津山縁起」米澤穂信氏の作品。現在の静岡県にあったという上津山と下津山という双子の山をめぐる話です。西暦870年から始まるので最初はてっきり歴史小説かと思いましたが、これはSF?風変わりなアイデアです。
湊かなえ氏の「長井優介へ」はいじめテーマです。いじめにあって過酷な小学生時代を過ごした主人公。その頃クラスで埋めたタイムカプセルから取り出したいものがあって、行きたくもない同窓会に行く決心をしたのですが・・・湊氏作品にはめずらしく、後味のいいラストで終わっていました。

辻村深月氏の作品をもっと読んでみたくなりました。新しい作家を発見できるのがアンソロジーのいいところでしょうか。
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No.12:
(1pt)

1人の作家の物をえらびたい

四人の作品が入ってお得感がありましたが面白かったのは2作だけで残念でした。紙で買わなくて良かったなと!
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No.11:
(4pt)

私が単純だからだと思うが、

辻村深月『タイムカプセルの8年』を目当てに購入。読み始めは「胸糞悪いクソ親父だな、熟年離婚されるぞ」と通勤電車で朝からモヤモヤしてたけど、読み進め最後の一文を読む頃にはあたたかい気持ちになった。私の感情はまんまと躍らされてしまっていた。辻村深月の文章は違和感なくスーッと感情に語りかける何かがあって、勝手に豊かな気持ちになれる。本作は70ページほど。心地よいアトラクションでした。
まだ全部読んでないので☆4です。
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No.10:
(3pt)

ページに物足りなさ

作品も残念ながら物足りなさを感じてしまいました。正直残念です。
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No.9:
(4pt)

面白かった

私は湊かなえさんの作品が好きで、こちらを購入しました。湊かなえさんの作品はもちろんのこと、個人的には米澤さんの作品も好きでした。
アンソロジーだと、普段読まない方の作品も読めるので面白かったです。
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No.8:
(4pt)

贅沢な一冊!

バリエーション豊かなアンソロジー。特に米澤穂信さんの作品が予想をいい意味で裏切られて面白かった。
湊かなえさんも、こういう感じのお話も書くんだなと知れてよかった。
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No.7:
(3pt)

タイムカプセル

辻村深月「タイムカプセルの八年」、万城目学「トシ&シュン」、米澤穂信「下津山縁起」、湊かなえ「長井優介へ」の4篇が収められている。
 時間をテーマとしたアンソロジーで、辻村深月「タイムカプセルの八年」と湊かなえ「長井優介へ」はタイムカプセルを扱っている。展開はもちろん異なるものの、タイムカプセルにまつわる暗黒面が描かれており、いやーな気持ちになった。
 万城目学「トシ&シュン」はいつもの味わい。
 米澤穂信「下津山縁起」はとてつもない犯罪小説だ。
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No.6:
(4pt)

よかったです

辻村さんに惹かれて買いました。他の作品もおもしろかったです。
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No.5:
(3pt)

万城目さんの作品を

万城目さんの作品を読みたくて、この作品を購入した。

短編4作がそれぞれ4人の作者によって書かれているのですが、

万城目さんの作品以外も読まなければならず、しばらく購入を

躊躇しておりました。

結局手に入れたのですが、できれば好きな作者の本として1冊を

読みたいです。

他の内容も面白く読ませていただきましたが、万城目ファンに

限らず、辻村ファン、湊ファン、米澤ファンの方たちも同じように

感じるのではないでしょうか。

そういいながら、次回辻村さんの作品を何冊か読んでみたいと、

思ってしまったのは、出版社の罠?
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No.4:
(3pt)

罠ってほど罠じゃない

辻村深月と万城目学を目当てに買ったためか
やはり、このお二方の作品はとても面白かった
以前、テレビで辻村さんは「腑に落ちる作品を書きたい」と仰っていたが
彼女の短編は、まさに「腑に落ちる作品」かつホロッとくる話だった

小説の中身にはあまり関係ないが、ただでさえ比べられるアンソロジーで
”時”をテーマにして、四人しかいないのに、ネタが被っていいのか?
ただの読者でしかないが、そのあたりの大人の考えが気になって仕方がない
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No.3:
(3pt)

どの話もよく考えられていたが、全体的に物足りなかった

時をテーマにした4人の人気作家たちの短編集。

時をテーマとする作品は長編が多いが、短編も新鮮だった。どの話もよく考えられていたが、
全体的に物足りない気がする。

個人的には辻村深月さんの「タイムカプセルの8年」が好きだった。

「タイムカプセルの8年」は、子供が小学校を卒業するときに埋めることになったタイムカプセルを巡るお父さんたちの話。子供に興味がなかった主人公が、子供の夢を壊さないように奮闘する様子が楽しくて読後感もよかった。

米澤穂信さんの「下津山縁起」は、発想はよかったと思うが、短編集だと分かりにくく最後もよく分からない終わり方だったのが残念だった。
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No.2:
(4pt)

良かったです

辻村深月さんの作品、良かったです。父親の中でも評価の高い父親だとは思えませんが、未来の息子の為にと頑張る姿にホロっときました。また、主人公以外の父親の姿もこの短編で描いているのが凄いと思いました。家族シアター読むのが楽しみです。
湊かなえさんの作品も良かったです。流石という感じでした。橋の前で停車し物語の最後に動き出す列車と外の天候、主人公の心模様のように感じました。いじめっ子から思わせる、親がかなりの割合を占めてしまうような子供の世界の狭さが何とも辛かったですが‥。また、いつでも死ねる事を明日も生きる希望としてとらえているのがなんとも切なかったです。他の湊かなえさんの作品にあるような読後感とはまた違って素敵な作品でした。
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No.1:
(1pt)

残念。。。

全く面白くなかったです。
どれを見てもすぐ飽きてしまいました。
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