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飛越



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【この小説が収録されている参考書籍】
飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-6))

飛越の評価: 4.25/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

衝撃的なラストの展開。競馬シリーズの変化球として楽しみたい

ディック・フランシスの競馬シリーズ5作目にあたる、冒険小説風味の強い一冊。主人公は、公爵を継ぐことになっている青年だが、取り澄ました世界にうんざりして競走馬専門の輸送会社に厩務員頭として転職してしまう。そこで、競走馬の輸送にともなう不正な動きに感づいて……というお話。
悪党のボスと悪事の度合いは「中程度」といったところ。しかし、主人公にちょくちょく手を出してくる悪党の手下がかなり「腹立たしい」イヤな男で、クライマックス近くではこの男にかなりひどい目に遭わされる。
輸送会社への転職に口をきいてくれた友人の失踪から、中盤以降、物語は一気に動きはじめ、東西対立も視野に入ってくるようなダイナミックなものへと変化する。悪党の手下の無残な最後や、最終クライマックスの「ダイ・ハード2」のようなド派手な展開など、これはこれで読者に喜ばそうではある。競馬シリーズの中の変化球として楽しみたい一冊だ。
飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-6))Amazon書評・レビュー:飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-6))より
4150707065
No.1:
(3pt)

華麗なる遍歴。

舞台は障害レースじゃなくほとんどが馬匹運搬飛行機の中です。この作家は馬匹運搬に詳しいこと詳しいこと。飛行機の操縦・機械にもこれまた詳しい。なんと元パイロットだったと・・。あるときはパイロット、またあるときは競馬騎手、またあるときはと次もあるんじゃなかろうか。物語の展開はスローだが、シリーズここまでではこれが一番面白い。
飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-6))Amazon書評・レビュー:飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-6))より
4150707065

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