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海の見える街
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海の見える街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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内容は、恋愛小説だ。表紙もいい、帯もいい。しかし、私には他の良さが見いだせない。本書の中間あたりで「〜だった」という表現が連呼され内容に集中できない。また、代名詞を使用した方がいい表現もたたある表現方法がもっと豊かだったらと心から思う。例えばP269〜271にて、「iPhone」という言葉が5回も出てくる。ひどい文章では一文に2回も登場してくる。 また男女関係の場面も非常に気持ち悪い。表現が荒いというか無骨なのだ。もっと表現方法を替えて欲しいとせつに思う。 | ||||
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海の見える図書館に勤める4人の男女を描いているのだが、その4人が 「相手をしてくれるのはインコだけという、30過ぎの彼女いない男」 「25歳の漫画オタク女」 「32歳のロリコン男」 「25歳のヤンキー女」だ。 ヤンキー女が他の3人をかき回す展開になるのだが、そのヤンキー女も暗い過去を背負っていて、 全体的に登場人物が暗い。 一応パッピーエンドにはなってるけど、終わりはよくても、読後感があまりよくない。 | ||||
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情景や人物像など頭の中で描きやすく活字苦手な私でも難易度は高くなく読み終える事が出来ました。 ただ狭い、とにかく狭い。 え、どのタイミングで恋に落ちたの??って思ってしまったし、 好きなんだろう??好きなんでしょ??って二言目にはこれ… なんだか中学生の色恋沙汰みたいな感覚でした。 読んでいる自分もとにかく他人事のように(他人事だけど)客観的にメイン4人のエピソードを読んでいました。 | ||||
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うーん…私には合いませんでした。 素敵な装丁・タイトルな上に図書館が舞台ということで手に取ったのですが、台詞でのやり取りが多く情景描写・心理描写が少な過ぎて「え、なんでそうなった?」と感じる展開や台詞が多々…。 あと、ヒロインの女の子が苦手過ぎました。いくら司書さんじゃない派遣社員だからって、もとい小説のフィクションだからって、職員の方が図書館の本を「手裏剣のように」投げるなんてことはあり得ない…。その後のやりとりも、そういう設定だとしてもちょっと度が過ぎていてついて行けなくなっちゃいました。 台詞が多めな分軽くて読みやすいのかな、とは思います。一般文芸を装ってますがラノベ感覚ですね。 | ||||
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読書会の課題で読んだが、課題にならなければ読まなかったであろう本。 ヒロインを苦手と思う人も多いと思う。 | ||||
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本屋で平積みになっていたのと、大人の苦くも甘い恋愛ということで、気になって買いました。 みなさんが言うように、独特な柔らかい雰囲気は、読んでいてとても気持ちの良いものでした。 ただ、話が面白いかというと、普通かなと思います。 あくまでも雰囲気を楽しむものであり、内容に期待しすぎていた分、少し物足りなさを感じてしまいました。 ほっこりしたい人にはおすすめです。 | ||||
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帯に「2015年、最高の恋愛小説は、コレだ!」とありますが初出は2014年です、念のため。あきらかに言い過ぎですね。 なんというか、「あんまり面白くなかった」という一点以外には、確かに非の打ちどころのない小説だと思います。 『海の見える街』というタイトルは、アニメーション映画『魔女の宅急便』のサントラCD? から取られているの? 作中、何度も何度も『魔女の宅急便』に触れているので間違いないと思いますが、主要登場人物の一人「鈴木春香(25)」は、『魔女の宅急便』知らないみたい。この人の境遇で、『魔女宅』知らない25歳日本人女子って、ちょっと想像しにくいですね。 ついでに言うと、カバー・本文イラストは『ガンダム Gのレコンギスタ』のキャラクターデザインを務めた吉田健一氏です。このイラストがまた、「別に吉田氏じゃなくても」という感じ。そう思ってはいけないとは思うんですが。 一つのカップルを描いた長編恋愛小説ではなく、男女4人の視点からなる四つの章で構成されています。海の見える街にある図書館に勤める男女4人のアラサー青春群像劇です、まあ俗っぽく言えば。 『魔女宅』とか『のだめカンタービレ』とか『宇宙兄弟』とか、作中頻繁に登場するタイトルが、ストーリー上どういうメタファーなのかちょっと読解できませんでした。それに図書館を舞台に描いた作品なのに、取り扱うタイトルが図書館の蔵書とかより「家の本」のが多いとか、潔いのか何なのか。 図書館を舞台にした「お仕事小説じゃないんだ!」ということでしょうね。 しかし、これでは本当に単なる小道具ですよね。あと、帯に「あらゆる恋愛は、奇跡だ。」と大書されていますが、幽霊とか超能力とか「SF(すこしフシギ)」とかは一切ないです。この奇跡が各章ラストシーンのことを言っているのなら、なんか、ちょっとまずいですね。 とにかく、構成は4パターン。 1、幼いころの自分の主観と現在の自分の周辺情報を往復するテキストが6ページほど。 2、図書館の日常シーンで、休み時間には男も女も他人の恋バナに興味しんしん。 3、各パートの主人公を仰せつかった人物が、自分の過去と向き合う独白シーン。 4、結。どんでんがえし(?)。 すべての章がこの4つの入れ替えで、笑あり涙あり、どんでん返しなど、ほんとうにもう涙ぐましいぐらいきちんと起承転結を作られています。 対照的に、あいだにはさみこまれる物語の本筋とは関係ないディティールの粗が気になりました。 『宇宙兄弟』とか、小道具で引っ張り出すのならちょっとでも内容に触れろよという感じなのですが・・・・・・、自分の蔵書をこんな風に扱う人間は、絶対本を大切にする人じゃないでしょうと思ってしまいました。 また、主人公が自らの過去を「会話なしの1人称で独白する」シーンは、作者が手癖でささっと書いてしまえるものじゃないかなと考えているので、あまりにそこをクローズアップする構成を良いものだとは思えません。 恋愛小説の流行りなのか、少女漫画的な軽いタッチが魅力のように思えたのですが、あまりにも文章が「平板」で、ファッションや官能性の描写に乏しく、普通に及第点に至っていないように思えます。 少女漫画家なら絵で「見せる」部分を、小説家として文章で補うだけの努力を放棄しているように思えたので。 ずいぶん高評価レビューばかりなので驚きました。 今や非常に古臭い指摘ですけど「文章ヘタ」ですね、この作品の書き手は。 作者のかたが、たとえば編集者の方々とか、身の回りの人々と非常に順調なコミュニケーションがとれていることは、仕事シーンやおすそ分けシーンの描写などから感じられましたが、が、が。 それだけの作品でした。 | ||||
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