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海の見える街
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海の見える街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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4人全員のセリフや考え方がが面白い。 好きな場面は、松田さんが山崎さんを叱ってるところと、風邪の本田さんが松田さんにベラベラと本音を喋るところ。本田さんと春香ちゃんが小さい頃に行った海が一緒だった。二人とも、珊瑚が採れるはずははないのに珊瑚のお土産は売っていて、クジラの骨がある博物館が近くにある海と言っていた。松田さんと日野さんの共通点は不明。 | ||||
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海の見える街に住みたいという友達から貰った本。わたしもちょうど海に行きたいと思っていたのでなんの気なしに読んでみたら、何回も心を動かされる恋愛小説だった。 はるなちゃんをあの状況で抱きしめたままでいたいだなんて、これからどうなるの?と思っていたら日野さん、松田さん、と章ごとに登場人物が変わる。日野さんと松田さんが一緒にいることで見える世界が変わるってニュアンスの言葉や、はるなちゃんの章で出てくる拓海との会話にもちょっと感動してしまったり、最後の展開も素敵だなと思った。 また今の自分の周りにいる人と重なる設定の登場人物も、恋をはじめたいなって考えてしまった理由のひとつかもしれない。 同じ職場で出会ったわけではないけれど、恋愛から遠ざかっていたり、人との関わりで"こういうもの"と決めつけていた大人から、青春時代に戻って純粋に恋をしたいと思った。 | ||||
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学生時代の灰色の思い出が昇華されていくような・・・(笑) まじめに生きていれば、それを評価してくれる人が現れる。 読んでいて、自分はそう感じた作品でした。 恋愛模様を描いている作品ですから、読みやすい小説の部類に入るのかな、と。 ぜひ、お試しあれ。 | ||||
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もし、読もうとお考えの方 「金魚すくい」の話だけでも読んでみてください。 重たい恋愛の話からのオチが私的には大好きです。 | ||||
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表紙の絵が気に入り購入しました。アップダウンこそないものの、感情移入もできる、いろいろ自分と照らしあってしまう作品でした。 とてもよかったです。 | ||||
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初めて畑野さんの作品を読みました。 20代後半から30代の4人のメイン登場人物は、いずれも何らかの悩みや暗部を持っている。 しかし全体的に暗くならず、判りやすい状況描写やセリフで各人の思いや情景が想像でき、読みやすい作品でした。 こういう作品を読んでみると、心が優しくなりますね。 | ||||
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現代のありふれた恋愛事情をそのまま描いている。作品を身近に感じられ、何度も読んでしまう。 | ||||
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恋愛とは何かというのを語っている気がしました。 人は、人と出会って変わっていきます。 | ||||
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20代、30代の男女の恋愛を描く作品です。 内容に関してはとある1点以外は、どんでん返しな展開はなく、安定して読んでいけます。 その1点とは松田さんという男性のラストなのですが、それは読んでのお楽しみということで。 その他は、特に女性の心象描写に凄いすぐれている作品なので、読んでて楽しかったです。 | ||||
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丁寧で美しい小説だった。ただ、個人的に派遣社員の女の子が好きになれなかったのでそこでちょっとひっかかってしまった。松田君はどうしているんだろう。 | ||||
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aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa | ||||
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内容はこれから読んでみますが、 よしださんが描いてると知り、すぐさまゲット! エウレカファンとしては、すぐに飛びついてしまいました^^ | ||||
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ブックカバーを自作してみたく、ちょっと奮発してハードカバー本を一冊・・・ と思っている時に、 橋本愛 2013カレンダー 表紙に惹かれて、購入。イラストでは、江ノ電が走っていますよね? さて、湘南?と思わせて、ちょっと垢抜けていない街の公立図書館が舞台。 ハイソなイメージがある「湘南」地区ですが、実際に生まれ育った人にとって は、“垢抜けない”部分も見ながら生活されているのかな〜と思わせる描写は秀逸。 ただ、公立図書館といえば、急速に“民間委託化”が進められている現状がある と思います。そんな“時代背景”がない点は、小さな不満点。 とはいえ。 “地味な”職場・図書館に、かなり破天荒な派遣職員・鈴木春香が現れたことに よって、動き出す・・・。もちろん、ジャンルとしては「青春群像」モノなので しょうが、それを前提にオチを予測していると、「あっ!」とさせられる展開。 「金魚すくい」から「肉食うさぎ」での松田クン。おい・・・、これって “駆け落ち”しちゃったって、ことですよね・・・・。 「そんなのアリ〜っ!?」 って、本を投げ出して、みんなで絶叫しましょう! | ||||
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前作の『夏のバスプール』は一文目で魅せられた小説だった。 最初の文で衝撃を受けた作品は、伊坂幸太郎の『重力ピエロ』以来だった。 今回も期待して読んだ。 衝撃を受けることはなかったけれど、丁寧に描かれていて、まさに正統派の青春小説という感じ。 こういう空気感はとても心地好い。 タイトルを『海の見える街』という平凡なものではなく、最後の章の「肉食うさぎ」などにして、動物たちをもっと活かせば、手に取る人が増えたかもしれないのに、と思うと、ちょっともったいない気がする。 どちらにせよ、安心して読める作家の一人だ。 あまり作家買いということをしないが、畑野智美が新作を出したら、これからも購入するかもしれない。 小説すばる新人賞出身の作家は、本当に才能豊かだ。 | ||||
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畑野智美さんの作品を初めて読んだ。ある方からの薦められた本でもあったが、私が特にこの本を読んでみたいと言う気持ちにさせたのは、「海の見える街」と言うタイトルに惹かれたこともあった(表紙自体も素朴で美しい)。 また、本の帯には「海が見える市立図書館で働く20,30代の4人の男女を、誰も書けない筆致で紡ぐ」と言う文言が、更に私の読書欲を刺激した。4編の連作中編で、最初の「マメルリハ」を読み終わった時点で、この小説は私の期待を裏切らない、と言うよりは、期待以上のものを感じた。それ以降は、最終章である「肉食うさぎ」まで一気に読み終えた。読んでいく中、著者は、この小説をどのような終わり方にするのかが、私の関心事であったが、最後は、爽やかで、美しい、余韻の残しての終章は、大変心地良かった。読後、暫しの間、この小説の内容ばかりではなく、畑野智美さんと言う作家は、どのような方なのか等を考えたりもした。久し振りに、美しい、しかも、ほろ苦さもある若い男女の青春時代に、自分自身が戻ったような錯覚さえも感じられた素晴らしい小説だ。 | ||||
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