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続・氷点



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【この小説が収録されている参考書籍】
続氷点(下) (角川文庫)
続氷点(上) (角川文庫)

続・氷点の評価: 4.54/5点 レビュー 81件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 41~60 3/5ページ
No.41:
(5pt)

読んで良かった

氷点のテーマは「人間の原罪」であり、続氷点のテーマは「罪のゆるし」。
キリスト教徒である三浦綾子からのメッセージが、自分には大きな言葉となっています。
しかし、多くの言葉がこの小説から心に残っていますが、茅ケ崎の祖父が陽子に語った
「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」
が続氷点のなかで一番心に残りました。
調べた結果分かったのですが、ジェラール・シャンドリーの言葉で、三浦さんがお母さんから聞いた様です。
「罪のゆるし」という、キリスト教という宗教の言葉はあまり好きではないのですが、
今まで興味の無かったキリスト教と、三浦綾子に大きな関心を持ちました。
これからもう少し調べるために、三浦綾子の小説を探します。
そしたらキリスト教についても同時に調べられそう。
本編の氷点を手にしたのは、今から40年前に彼女から勧められました。それから今まで部屋の本棚に置いたままでした。
先日に突然読み始めて、すぐにのめり込み続氷点も直ぐに買って読みました。
続氷点(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.40:
(2pt)

民放昼帯ドロドロドラマ

これだけ「名著だ!」って言われてるんだから、
これから後半でどんなどんでん返しがあるのか?
どんだけ感動させてくれんのか?と半ば期待しながら、
でも、あとの半分は、あの前半からみて、
後半に感動、というのも無いだろうなと思いながら読みました。

そして、結果。。。
なんだよー、結局最後までただの民放昼帯ドロドロドラマだったよー。
これが世紀の名作だなんて、どういうことなんですかね?
大方、小説募集して賞あげて連載した
朝日新聞の宣伝がうまかっただけじゃないですかね?

それか、もしくは、もう一つの可能性としては、
昭和30年代末の当時の現代小説界としては、
この程度でも受け入れられた、むしろこういうのが
今までに無い小説として受け入れられた、とか?

その昔、日本で韓国ドラマが流行り始めた頃に、
どのドラマも判で押したように金持ちの御曹司と貧しい娘の恋愛物語で、
判を押したようにどっちかが交通事故に遭って、
そんなドラマばっかだったのに受け入れられてたのと同じような感じですかねぇ?

でも、それにしても、この内容で、「人間の存在理由の根本に迫る」、みたいな、
そんなことを真剣に考えるきっかけになるような小説じゃないなー。
「原罪」とか、みんなが知らない、
いわば“キャッチコピー”を持って来てうまくやった、んじゃないですかね?

もう、夏枝がとにかく気持ち悪い。とことん気持ち悪い。
「10人が10人振り向く」絶世の美女らしいが、
小説ではそれは言葉で示されているだけで想像するしかなく、
一方、性格の底意地の悪さ、行動の気持ち悪さは文章でありありと分かるので、
どうしても、読んでてこの人が“絶世の美女”であるとは思うことが出来ません。

洞爺丸の遭難事故という、実際に起こった事故を引っ張り出してきて、
主人公の啓造にその事故に遭わせ、生き残らせて、
それではこんな大事故を生き延びたんだから
さぞかし心も変わったんでしょうと思ったら何も変わってない、
これ、なぜに洞爺丸事故を持ち出したの?
単に多くの人の心に残ってる事故を持ち出して、
身内に犠牲者もいるだろう読者の関心を引くためじゃないの?

それ以前に、本のテーマのように出てくる「汝の敵を愛せよ」も、
セリフだけはしょっちゅう出てくるけど、全く実践されてないし。
このスローガンもただのキャッチコピーですね。

まぁ、もう、何を言っても民放昼帯ドロドロドラマなので、多くは言いません。
登場人物がみんなクズ。最後には陽子も徹もみんなクズ。
あー、読んで損した。そんな感想しか持てませんでした。

。。。ちなみに、『続・氷点』があるのだそうで。
死んだか死ななかったか分からないような終わり方をさせた陽子が
案の定生き延びててその後の人生が綴られてるようで、
あの健気だった陽子ちゃんがその後どうなったか、読んでみようかと思いましたが、
あらすじ見ただけでもうお腹いっぱいになったのでやっぱ止めときます。

塩狩峠とか、泥流地帯とか、この人の作品、読みたいと思って
いつか買おうとAmazonに登録してたのですが、この作品であまりにガッカリして、
どうせみんなこんなんだろうから削除することにします。
続氷点(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.39:
(5pt)

人間は・・・

本編の「氷点」の本を40年前も前に彼女からもらったのですが、読まずにずっと本棚にあったものです。
今になって読んでみて、言われた通りにすごく良い小説なので、早く読めばよかったと後悔しています。もう紙が赤くなっていました。
自分が今まで生きてきた中での自分の感情と行動、そして他人の言動とその感情をするどく文字として読み取れる小説です。
辻口家の、陽子、啓造、夏枝、徹、そして辰子や村井などなど、鋭く丁寧にその人間が描かれていて、読んでいると時間が立つのも忘れて、電車を乗り越しました。大変共感できる本です。
本を読み終えて最後のページに、「続氷点」があるのを見て直ぐにこの「続・氷点」を探して購入しました。
作者のキリスト教徒としての聖書の教えと、人間の感情の移り変わりを完全に表現しているのが関心しました。
こんなに人間の感情を正確に描いた、三浦綾子のファンになりました。貰った当時に読んでいたら、きっとまた違う受け取り方だったかもしれませんが。
日本テレビの長寿番組「笑点」のタイトルは、立川談志がこの小説をもじって付けたものだとは知っていましたが、それだけの価値を感じた小説でした。
人が頭で考えた自分の気持ちと、それとは別に本能的に反応してしまう姿が人間らしく書かれているのを読むと、今の自分の行動と全く同じで反省します。
本当に良い本だと思いました。続編を読み終わったら、別の本も読む予定です。
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4041003865
No.38:
(4pt)

素晴らしい

じれったい描写も多いですが感動します。北海道旅行に行きたくなります。
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4041003857
No.37:
(5pt)

自分を見つめる事の大切さを感じた。

人の原罪をこれでもかこれでもかと問い掛けてくる。読んでいて赦しを得る為に何をすべきか考えされた。
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4041003857
No.36:
(4pt)

見方を変えればすべてが変わる(小林正観) (全二巻)。

神は罰を与えたりしない。 愛と光だから。 人間の望みを叶えたりもしない。 下僕じゃないから。 神を信じた貴方が、奇跡を起こす。

すべての物事は、プラスもマイナスもなく、ゼロでありニュートラル(中立)である。 幸も不幸も存在しない。 そう思う心があるだけ。

上手くいったら自分の実力、失敗したら他人を責める。 あの世で自分自身が決めてきたことなのに、課題に当たると文句ブ~タレる。 すべては、魂の成長の為に自分でシナリオ書いてきたのに。 つくづく、人間ってエゴやな~。

神は我に試練を与えた。 優秀だから。 波乱万丈、だ~い好き。 人生いろいろあるから、悩んでる場合じゃない。
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4041003865
No.35:
(2pt)

続いるかな~

これは続きを書かない方がよかったのでは。。。。
と思わせる暇な続編です。
最初は続きを見たいと思い読んだのだが、展開があっけなく、これだったら書かない方が良かったのではと思う。
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4041003865
No.34:
(5pt)

深い内容に心打たれます。

時代背景は戦後ですが、今現在の家族や自分自身の生き方と照らし合わせたり、考えさせられたりします。生きることは苦しいことがたくさんありますが、三浦綾子さんの文学には、必ず希望の光があることに救われます。この小説は、はっきりとしたハッピーエンドではなく、読み手にある意味宿題のような形で託されつつ物語が終わります。そこには、深い感動と、考える事があります。主人公の強く、しなやかな生き方と、周囲にいる人々のそれぞれの生き方に、今の自分と世間にいる人々とが重なります。心に響く言葉が何か所もあり、思わず線を引きたくなるほどです。何度も繰り返し読みたくなる本なので、手元に置く本の1冊だと思います。
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4041003865
No.33:
(5pt)

許すということ

三浦綾子さんのキリスト教徒としての、聖書のわかりやすい解説とも感じられました。人は誰でも生まれた時から原罪を背負っています。その原罪をあがってくれる方はただ一人、主イエスキリストであるということがこの小説の全編にわたって表現されていると思います。何気なく生きていても気が付いていないだけで自分が何をしているのかわからないまま過ごしているそれが人間の原罪なのかもしれません。
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4041003865
No.32:
(5pt)

赦し

氷点も読みました。人を赦すことの難しさも、それによって、自分の中にある罪にも気が付かされました。とても優れた本です。
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4041003865
No.31:
(5pt)

考えさせられました。

考えさせられました。
綾子さんもその連れ合いも亡くなったのが残念です。
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4041003857
No.30:
(4pt)

他者をゆるすということ、自分を認めるということ

氷点のラストを読めば、そのままこの続編に突入してしまうのは当たり前といえましょう。

一命をとりとめた陽子は自分が犯人の娘でないことを知りますが、
不義の子であることを知り、自分の実の母親を許せないでいます。
一方で実の弟二人への兄弟としての愛情を感じます。
兄の徹は陽子のためといいながら、本来は自分がコミットすべきでは
ないことを陽子の母に直接伝えます。

登場人物のほとんどが自分で自分をコントロールできません。
感情というものがあり、その感情は相手を思いやるように見えて
結局は自分が心地よいために行動しているようにも見えます。

そんな中、夏枝が陽子に旅先の宿で言った言葉が一番印象に残りました。
「飛行機がこのまま落ちてしまったら、何が心残りだろうって。
陽子ちゃんにちゃんと謝っていない。それが心残りだって思ったのよ」

元来お嬢様で育ち、お嬢様としての優しさとそれでいて他者を見下す
冷たさと相手を理解できない素質を持ちながら妻として母として
生きてきた夏枝の本当の人柄が表れたシーンでした。

陽子が流氷の中で赤い光を見、神を確信する場面は
その表現に対し私のつたない想像力では追いつかず、
また、神を確信できる意味も共感しにくいものがあります。
でも、人をゆるすこと、自分を認めることは神を確信しなくても
できると信じます。

全編を通して会話が丁寧。相手を思いやるやりとり。
インターネットもメールもなく、ひとつひとつのことを大切に生きていけた時代に
思いをはせることができたのも収穫のひとつです。
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4041003865
No.29:
(5pt)

氷点だけで良かった

どの本も続編を読むと、本編ほどの感動がない。これもその1冊。
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4041003857
No.28:
(5pt)

きっと 良い ですよ

これから、読みますが、

きっと 良い と思います。

楽しみ です。

本 って、いいですね。
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4041003857
No.27:
(5pt)

裕美

もう続きが読めないこと寂しくて仕方ありなせん。三浦さんの本をまた改めて読み返して見たくなりました。
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4041003857
No.26:
(5pt)

裕美

10年ぶりに読みました。私の人生に
最も影響を与えてくれた一冊です
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4041003865
No.25:
(5pt)

ぐいぐい引き込まれていきました。

最後の結末までいっきに読みました。
小説のなかの人物に好感をもったり、嫌ったりしたことがあまりなかったので新鮮な感覚でした。
結末に関しては少し物足りなさを感じましたが、無難な終わり方といえるかもしれません。
続氷点(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.24:
(5pt)

ありがとう!

クリスチャンである著者の作品という事で、とても気になって購入しました。まだ読み切れていませんが、すこしずつ読んでみたいです。
続氷点(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.23:
(5pt)

ありがとう!

私が今通っている教会から勧められたので、買って読んでみたいと思い、購入してみました。まだ読み切れていませんが、少しずつ読んでいきたいです。
続氷点(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.22:
(5pt)

三浦 綾子のフアンです

近くの本屋に行っても売り切れ。
困っていました
ネットの本屋さんって最高ですね
続氷点(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857

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