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続・氷点
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続・氷点の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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陽子が誰の子であるかは明らかになっているものの、陽子の実父の関するエピソードが少なく、実母が一方的に責められている様な気がしてならない。 終盤は抽象的な表現多くなり、結局、登場人物達がその後どうなったのかはっきりしないままでした。要所々にグッとくる場面はありました。 | ||||
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陽子が誰の子であるかは明らかになっているものの、陽子の実父の関するエピソードが少なく、実母が一方的に責められている様な気がしてならない。 聖書をモチーフにしたストーリーになっている為かもしれませんが。 終盤は抽象的な表現多くなり、結局、登場人物達がその後どうなったのかはっきりしないままでした。要所々にグッとくる場面はありました。 | ||||
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学生時代に読んでたらもう少しましな大人に? | ||||
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著者の出身が北海道であるので著者の小説は皆同地に関係した物が多い。勿論それも又良いが日本を代表する女流作家なので幅広い地域観を持って欲しかった。地方の方言は良く調べている。 | ||||
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下巻を読むあたりから、「続氷点」のテーマが「贖罪」であることが明確になっていく。 そういう意味で、この小説は高尚なテーマを基本にしたストーリーを描くわけであるが、僕は感動しなかった。 前作の「氷点」に比べて、作家としての腕があがっていて、より読者をひきつけるような展開になっているのが、どうもわざとらしすぎる。 前作で村井に捨てられた由香子が、盲目の按摩師として偶然に宿で遭遇するのもしかり、順子が佐石の娘であったというのもしかり。順子については、手紙が出てくる前に簡単に想像がついてしまった。 また、完全にテレビドラマみたいになっているのが、夏枝と村井のトラブルメーカーぶり。隠して、そうっとしておこう。。。となっているところに、どっちかこの二人が登場すると必ずバレてしまい、誰かがひどく傷つくというくだり。 この辺は、昔の小説だからよかったものの、今ならあまりにも陳腐な小説かテレビドラマの技巧といわざるをえない。不朽の名作はこんな技巧には頼らないものだ。 「罪」は必ず行動で支払わなければならないが、この小説に出てくる話は「罪」とは言えないものばかり。恵子の夫の戦時中の話が唯一「罪」といえるかどうかで、あとは状況に左右された「失敗」なり「過ち」にすぎないと思う。それを許すかどうかというのも白黒で決まるわけではなく、キリスト教を持ち出すまでもなく、毎日クヨクヨしたりしながら生きていくことしかないのではないか。 | ||||
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