■スポンサードリンク
君が夏を走らせる
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
君が夏を走らせるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人に薦められます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んで良かった。太田くんより一回りも年上だけど、明日から頑張ろうと思えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少年から大人へ成長していくのは夏がピッタリだ。この先、俺(太田)は幼い鈴香と過ごした夏を色褪せることなく思い出すだろう。 先輩の1才10ヶ月の女の子の子守りを頼まれたところから物語は始まる。 子守りなどしたことがない俺が女の子に振り回されながらその子と夏休みの思い出を紡いでゆく。その過程が丁寧に描かれている。 事件も事故も起きないが、情感を愛おしく紡ぐのが著者の上手いところと思う。 読み終わって、タオルで目をぬぐった。先輩の様に涙が滲んでいた。これで愛おしい登場人物ともお別れだ。 あとがきのあさのあつこさんの文を読むと主人公の太田君は2作目の登場らしい。次作でまた会える機会があるかもしれない。 タイトルに表紙も参考に言葉をたすと「君(鈴香)が(「ばんばってー」を繰り返して俺にこの一瞬の)夏を走らせる」だろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不器用な少年が乳児のお世話をする話。 なぜか泣けた。 前向きな気持ちになれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初っ端からハラハラしたけど、見た目と違う几帳面で、ある意味で真面目な 少年の不器用さがなんともたまらない。1歳10ヶ月の女の子をお世話をしていくうちに芽生えていく愛情が微笑ましい。 少年の母親と中学校の先生との短いやり取りの中でこれからに期待して見守っている様子がみてとれる。 作者の描写に拍手したいです。 最後は涙が出てしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供って大変です。 言葉と行動が伴わない。 ても、相手を理解しようとすると、その行動と言葉がわかるようになる。 私も子供達をもっと理解しようと思った作品てです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公と子どもの成長や、回りの人の優しさや繋がりに一気に読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い夫婦が後輩の16歳の子に2歳弱の子のお世話を任せる、とゆう今時の子育て世代からしたらビックリするような内容。 でもそれをさせることに対して妙な納得感のある夫婦なんですよね。2歳前の子に大人のカップラーメンあげてたり、遠慮しつつも病室のベッドから電話しちゃったり、車の運転中に電話しちゃったり…。 でも凄く愛情深く子育てしてるんだろうな、とも思えるんですよ。 主人公のスキルが凄すぎる感はありましたが一先ず子供たちはずっと健やかです。そこにドキドキしてたのが読んでてストレスだったので…笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ぶんぶー | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は正直「大丈夫かな」と思うくらいすごい展開だと思いました。 日々の格闘や出来事を通して、自分に気づいていく主人公が丁寧に無理なく描かれていて、ジーンときました。 結末を迎えつつ続いていく雰囲気もあって、物語がリアルに感じられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大田くんの続きが読みたい。この子はきっと素敵な男性になるでしょう。 こういう好青年好きです。 きっと鈴香ちゃんにはまた会えるよ。 前向きで哲学的で面倒見の良い大田くんの話を読んだあとはほっこりした気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鈴香ちゃんとほぼ同じぐらいの子供がいるお母さんです。「そうそう!」「あるある!」と頷いたり、既視感を覚えてクスッと笑ったり。子供の解像度が高いと感じました。そして、ちょうど物語と同じ夏に読んだものですから没入感がすごく、寝かしつけてから毎日時間を忘れて読み最後は涙がほろり。主人公の男の子、ちょっと出来すぎ?!という感じもしましたが、絶対いいお父さんになれると思います。子供がかわいそうな目にあわないか少し心配でしたが、心を乱されるような悲しい出来事も起こらなかったので安心して読めました。笑いあり、涙あり。読後は爽やかな風が吹いたようなスッキリ感。この本に出会えてよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
16歳の男子高校生に1才の女児を預けて、オムツ替えまでさせる夫婦はちょっと居ないと思う。 その辺が気になって、作品にあまり感情移入できませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そしてバトンは渡されたの設定がしょうもなさ過ぎて,まさか世間の人はこれで感動してるんじゃないだろうと,瀬尾さんのほかの作品も読もうと思い購入.子供が「ぶんぶー」って言っているところなんて見たことない.高校二年生の思考過程ではない.青春映画,漫画,アニメの観すぎ.おばさんが想像する素敵な男子高校生の雰囲気をそのまま描いたような感じ.常に展開が予測可能で,予想したいくつかのパターンの中でいちばん陳腐な展開を見事に進めてくれる.今まで読んだ小説の中でもかなりひどい.小説家志望の高校生か中学生が書いたような内容.買わないほうがいい.逆に世間で評価されている小説のレベルの低さを知るために,購入して最後まで読んでみるのもいいかもしれない. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューが良かったので、わざわざ「あと少し、もう少し」から読んだけど、結果的に「あと少し、もう少し」の方が良かった。 この本は、子育てをした女性向けかな。 小さい頃のお子さんを懐かしながら読む本かな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の事は知っていたが、内容は全く知らずに偶然見つけて読み始めたら、一気に引き込まれて あっという間に読み終わった。 文章が上手で、赤ちゃん言葉の使い方が素晴らしい。一度でも子育てに関わった事があれば、 共感できる事がたくさんある。 しかしこれ映画化とかは無理だろうな。こんな演技できる赤ちゃんいないものね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
発送も早く丁寧で満足です。 別の本もまた購入しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語は、劇的なことなどない普通の日常を描いた作品です。 ただ、16歳の男の子が、まだ2歳にも満たない女の子を預かり育てるアルバイト…と言うところは、少しハラハラの要素を含んだ設定ではありますが… そんな大した設定でない物語なのに、読むには想像以上に多くの時間が掛かりました。 読んでいると、何故か涙が出て来てしまいます。悲しいことなど一切書いてない物語なのに、涙が溢れそうになって、何度も上を向いて我慢しなくてはなりませんでした。 小さな子供の純粋さ、成長する過程の早いこと、何ものにも変え難い可愛さ。そして、16歳の男の子が小さな女の子の世話に夢中になりつつ、自分を振り返る様子に何故か涙が止まりませんでした。 きっと、私はこの先何度も、この物語を繰り返し読む事になるんじゃないかな。 多くの人に読んでもらいたい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一歳十ヶ月の鈴香(すずか)の面倒を見ることになった高校生の大田(おおた)君。彼はほら、『あと少し、もう少し』(新潮文庫)の中で、中学校駅伝の2区を走ったランナーですね。今は高校二年生の大田君が、突然、先輩の娘・鈴香の世話をすることになって困惑するところから、話が始まります。 なかなか泣き止まない鈴香を前に、途方に暮れるしかなかった大田君が、徐々に、鈴香の可愛さ、天真爛漫さに夢中になっていき、鈴香とコミュニケーションがとれるようになっていく。その様子がとても生き生きと、血の通ったものとして描かれていたところ。ぐっと来ました。胸にじんと沁みるものがありました。 なかでも、大田君と鈴香の〈おにぎりのシーン〉は最高に良かった! こんな素敵な〈おにぎりのシーン〉読んだのは、初めてだと思う。次に紹介するのは、その〈おにぎりのシーン〉。文庫本 202頁から、ちょいと引かせていただきますね。 《「鈴香、口いっぱいでしゃべんな。ほら、お茶」 鈴香は両手におにぎりを持って、俺に持たせたコップに口を近づけお茶を飲んでいる。あまりに怠慢な姿に俺は噴き出してしまった。まったく、鈴香にはまいる。 おにぎりはおいしいだけの食べ物じゃない。どうしてだろう。こうして食べていると、心が弾む。》 この引用文の辺りからラストまで、もう、一気読みでしたね。ぐいぐいと、何かに引っ張られる感じで、頁をめくってました。で、ラストに近づくに連れて、胸がいっぱいになってしもうて‥‥。 文庫本巻末の解説、あさのあつこさんの「大田君、逢いたかったよ。」も、いいっすね。とりわけ、次のくだりに共感しました。 《最後、「ぶんぶー」と手を振る鈴香の仕草がせつない。大田君、鈴香はまだ2歳にもなっていないけれど、忘れないと思うよ。君が走った夏のことを幼い記憶の中にちゃんととどめているはずだよ。》p. 363 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何をしても長続きしない金髪の16歳が、ひょんなことで、子供の面倒を見ることになる。設定も面白かったし、子供とのやり取り、慣れない育児に奮闘する姿も目に浮かぶようだ。非常に面白かった。ほぼ一気読みした。瀬尾まいこはこういう話を書くのがとても上手い。最後は未来に向かって踏み出す主人公のアップで終わっている。読後感も最高だ。是非一度手に取って欲しい一冊だと思える。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!