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下天を謀る
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下天を謀るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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この小説を読むまでは、藤堂高虎という武将についてあまり詳しく知らなかった。 大河ドラマには良く登場するし、家康の覚えがめでたい・・ぐらいの認識だったが・・ なかなかの好漢じゃないですか。 結構真面目で、曲がったことが嫌いで、何事にも一本筋を通す気骨。 それゆえに色々と背負い込む苦労人。 司馬遼太郎には主君を次々と替える変節漢と蔑まれ、蛇蝎のように嫌われてましたが 僕は好きです。 | ||||
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汚れもなくきれいな本でした | ||||
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きれいな本でした | ||||
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迅速な配達ありがとうございます | ||||
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関ヶ原以前の政治は戦国のなかでも特に好きなところだったので、超期待していたが、安部さんこれは残念でした。結局1番知りたかった連判状の中身は明かされることなく最後は急速に尻すぼみ。途中までは、この状態で関ヶ原を迎えたのちのそれぞれの力関係や相関関係はどう辻褄を合わせるんだろう?と思ったりもしたが、結局そこまで見通して書かれたものではなさそうだったのも白けました。あと、余分な脇役の話やチャンバラは蛇足でした。 | ||||
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数百年前の人物像を描き出すことの面白さを感じさせていただきました。 近年、歴史の調査が進むことで、今までにない武将たちの人物像が明るみになってきていると思います。 事実かどうかはともかく、時代小説として時間をかけて読む価値はあると思います。 後世に生きる私たちには分からない、当時の武将たちの苦悩と生き様のようなものを感じました。 | ||||
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司馬遼太郎氏などの作中では、あまり良い印象ではない藤堂高虎。 この作品の中では、なんとも人間臭く、そして生き生きと描かれています。 史実上の人物小説のなかで、これほど読み進めるのが楽しいのは久しぶりで読み終えるのが寂しいと感じました。 感じ方は人それぞれありますが、個人的には良い小説に出会えました。 | ||||
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藤堂高虎は歴史小説によく登場するが、主人公にした小説が今までなかったので、どのような一生だったのか知ることができ良かったです | ||||
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特に問題なし | ||||
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特に問題なし | ||||
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よくありがちな、主人公の高虎は非常に良い男で戦乱の世を苦悩しながらも出世していくという小説。 しかし、高虎という人何度も主君を変え、巧みに出世していった男であり、こんな単純な人物像ではとても共感し難い。 それでも築城のあたりは丁寧に描かれており、名手と言われた高虎の一部が垣間見えます。 | ||||
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藤堂高虎が主人公です。主人をころころ変えたので他の小説では悪役として扱われがちな武将です。でもこの作品では刀や槍を振り回したり、作戦を立てたり、城を築いたり、ヒーローとして活躍します。その爽快な様が楽しいです。 | ||||
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関ヶ原の戦いや大坂の陣のように有名な戦から架空の陰謀の解決まで、大小硬軟をとりまぜて高虎の活躍を楽しく読ませていただきました。ドラマのように劇的な生涯を送ったことが良く分かりました。巻末の解説では、三重大学の教授が安部氏と共に藤堂高虎で津市の町おこしを頑張っている様子が描かれています。この小説がドラマの原作になり、高虎の凄さがもっと広まればいいですね。 | ||||
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歴史的に評価の低かった「藤堂高虎」を、別の視点から高い評価をしています。 戦国期を駆け抜けた武将の生き様が伝わってきます。 | ||||
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聚楽第は、北は1条通り、南は丸太町、西は千本通り、東は大宮通りにあった様だ。藤堂家は、現在も続いており、毎年藤の花を、1m以上もある立派な藤の花を、5本ずつ、折敷に乗せて、当代のお殿様に、献上致します。150ページまで、読んだが、一度休みます。 | ||||
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主君を何度も変えた変節漢というイメージが先行し、高虎が好きという人にはあまりお目にかからないし、 自分もどちらかというと、あまり食指を動かされない人物だった。 高虎という存在は実に不思議だ。 槍働きの豪勇かと思いきや秀長の代に家老を務め、それにもかかわらず秀長死後は秀吉から優遇されず伊予七万石に留まっていた。 結局、彼の力を認めたのは家康であり、外様でありながら譜代同様の扱いを受けたのは高虎ただ一人である。 この事実だけでも高虎が相当の傑物であったことがうかがえるが、時代はいまだに彼を不忠者扱いしている。 この小説はそんな高虎像の一新するに十分であり、家康と二人三脚でストーリーが展開するのが面白い。 さらに関ケ原から大坂の陣の間に大久保長安事件に関するもので、安部氏ならではの面白い仕掛けがある。 詳しい調査と考察から生まれる新解釈でいつも楽しませてくれるが、今回は相当面白い。 大久保長安事件に絡む大陰謀劇は、関ケ原以降の家康の不思議な動きを裏付ける説得力のある話で一読の価値がある。 | ||||
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上巻と併せた感想です。 既出ですが、照葉との恋はちょっと微妙で史実にあった人たちとの物語を膨らませていけば十分のような気もしました。 登場シーンは確かに印象的でしたが、そこからあまりワクワクするような展開もない落ち着きすぎた恋だった印象です。 落ち着いた恋を描きたいなら、あえて創作する必要もないかと。 また、家康は高虎を少し頼りすぎで、良く描かれ過ぎている印象はありましたし、 武将にしては世のため人のためという気持ちが強すぎて野望が感じられず、美談の色合いが強い。 主を変えていくのは、忠誠を誓うべき人柄を見てという理由も大きいかもしれませんが、 時局を読む、現実主義な部分がやはり強いゆえのことだと思います。 これだけ無欲だと竹中半兵衛のような印象です。そう言う意味では少し違和感があります。 ただ、上司何度も変えるというゴマすりな印象ではなく、別の視点で捉えていった作品ということで興味深い作品でした。 ただのゴマすりな人であったのなら、まともな指がなくなるほどに戦場で戦っていけるとは思えませんし、 改宗のエピソードもやはり家康からの信頼が厚かったからではないかと。 現実主義的な側面から主を変えることにはなったが、主と決めたなら忠誠を誓うこともできる人なのだと思っています。 と、個人的な解釈を申し上げて脱線しましたが、読み物としてやはり面白いと思いますし、 人はこうあるべきだなと思わせてくれるお話でもありました。 | ||||
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いかにも戦国時代っぽい題名に惹かれ 藤堂高虎って名前は聞いたことあるけど・・・ という何の予備知識もないところから読み始めました。 秀吉の甥である秀次に仕えたところから その腕一本で乱世を渡り歩き、 実直な性格ながらも勇猛果敢な戦ぶりや 城作りの才をいかんなく発揮したことで、 多くの戦国大名から重宝されます。 ついには家康の信頼を勝ち得て その遺体の片翼を守る人物になる男の一代記です。 戦国モノは誰が主人公になっても、 登場人物にも馴染みが多いし 面白い時代なので一気に読んだのですが、 読み終えてから 何故こんなに魅力的な人物なのに あまり人気がないのかな? と疑問に思いました。 どうやら、とある城作りの石積において、 費用の捻出が苦しくなったことから 策をめぐらし 石工から膨大な巨石を騙し取ったらしい という事が、人気の無い理由だとか。 ちょっとガッカリという感じです。 | ||||
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外様大名でありながら家康の信頼を勝ち得、私欲を捨て参謀として天下の形成を差配する高虎は、 多くの日本人が好むプロフェッショナルな雰囲気を醸し出す。おもしろかったです。 | ||||
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豪勇を誇る武将でありながら、茶道をたしなむ文化人。 築城術を含めた領国経営は皆のお手本となり、家康が心底頼りにする参謀としての一面。 天下領民の幸せのために、個人の損得好悪は飲み込むという行動原理。 心底かっこいいと思いました。 | ||||
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