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ひゃくはち
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ひゃくはちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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著者のデビュー作は、おおむね自分のことを書かれていることが多いという。桐蔭という高校野球の名門校で、寮に入っている野球部員が、タバコを吸ったり、酒を飲んだり、合コンをしたりする場面が登場するが、実際にはありえないと思う。しかしあの名門校でも、そんなことをしているんだと、誤解をお与えかねない。 | ||||
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映画を観てから、原作を読んだ。 読みながら、「映画はかなりアレンジされていたんだな」と思っていたのだけど、ラストにいく従って、「原作通り創らないわけだ」と納得させられた。 映画を先に見た人には読んでほしい。 きっと、少し驚かされるだろう。 | ||||
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俺ももっと青春を謳歌しておけばよかったー!って思わせる作品です! | ||||
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映画を先に見てしまったので読まずとも良いかと思ったけど、覗いてみると初っ端から映画とは全く違うじゃないか。 俄然興味が沸いた。 読み終えてしばらくして、映画製作側の選択に納得した。 やっぱ野球のシーンがいい。 野球モノは多いけど、主人公がベンチ入りもギリギリの補欠ってのは珍しい。その結果、試合シーンよりも、辛い練習や家族のエピソードが生き生きとして印象深かった。 どうしても気になることが一つ。 7歳の子供はあんなにバカじゃないので、決して子供の前であんな話をしてはいけない。 | ||||
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実際の僕らの青春もこの話の登場人物と同じくらいに軽くてチープで、時に自分に酔ってキザな行動とかしたりして、「ああ、自分もこんな感じだったなあ」という懐かしさを感じました。 逆に言えばそれだけしか無かったです。最後の主人公の選択も共感できませんでした。 | ||||
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著者はじめての小説ということで、やはりこなれない部分は目立つが、野球部の高校生たちのリアルな生態は圧倒的で、その熱い思いにひきこまれる。 | ||||
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野球シーンは大変面白かったと思います。 人物の会話の羅列が多く誰がしゃべっているかわからない部分もあり、もうすこし文章で読ませるようにしてもよいのではと・・・私の好みですが。 まあ男子の薄っすい会話で雰囲気を出すにはこれでいいのかもしれません(笑) 酒タバコも20歳過ぎれば誰も気に掛けてくれなくなることなので、ポーズになるうちはまあ・・・。 後半以降の野球以外のトラブル?では、結婚して子どもを待ち望む私にとっては、彼らのそれぞれの考え方の食い違いを俯瞰することはできても感情移入は不可能に。 ノブのとった行動も高校生にしては試練なのですが「当然でしょう」としか思えず。 この年齢ならではの熱すぎる情熱と、純粋がきわまるが故の狭小な視野も、理解できるものの懐かしさで振り返ることができませんでした。うーん残念。 なんというか、映画「プラダを着た悪魔」を見たあとのような「若い人の爽やかさ」を眺めていたきもちとダブりました。 主人公の現在の設定年齢を上げて過去の出来事を彼の中でしっかり咀嚼できていれば、もう少し小説は深くなったのかな? ラストの章は彼らは決してかけがえのないものを失ったわけでもないってことなんだと、納得はしてますが正直食い足りませんでした。 子どもができたらもう一度読んでみることにします。 ところで物語全般にわたって登場する佐知子さん。回想シーンや雅人の気持ちの揺れを調整する役回りなのでしょうが、彼女の存在する意味がもう一つ。 長身で目立つ容姿の女性なのでしょうが、それもあまり生かされることなく終わっちゃいました。いっそ、この女性の存在は無しでよかったのではないかな?? | ||||
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人間の煩悩の数・・・・108。 野球のボールの縫い目の数・・・・108。 高校での野球部員としての思い出と、8年後の現在の雅人を交互に描いています。 テンポがよく、軽く読めました。 が、せっかくの野球のシーンは盛り上がりに欠け、さらっとしすぎてるような・・・。 もう、なんかこう手に汗握るような緊迫感が欲しかった。 恋人とのエピソードはなくても良かったかも・・・。 削るとこは削って、膨らませるとこは膨らませるべき。 各エピソードへの比重の置き方に新人作家らしい甘さを感じます。 | ||||
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本書は広告が出たときから評判の一冊だった。「バッテリー」以上か?「ルーキー」を越えるのか?と期待していたが、読み終えると、全くタイプの違うものだった。 個人的には「バッテリー」以上を期待していたが、友情人間ドラマといった感じであった。良いと思うが、期待していたものと違っていたので、手放しには喜べなかった。 | ||||
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補欠選手を主人公とし、現在と過去のシーンをバランス良く織り交ぜて、彼の友情、恋愛、家族関係を短い文章でテンポ良く描いている。友情・恋愛部分の展開や描写は若干平凡なものだが、野球の試合を描いた部分は読む者をうならせる。 「きれいな放物線を描く打球を見上げながら、僕はそのままベンチの背にもたれかかった。このとき、ある一点で打球と太陽が重なった。目が眩みそうになり思わず下と向く。瞬間、身体中の血が駆け巡った」(199頁)といった部分を読むと、著者の才能を感じる。また、主人公が相手チームのサインを見破るシーンは、読者を謎解きに誘い込む。 著者には今度スポーツ関係のノン・フィクションを書いてもらいたい。それにしても、甲子園球児に飲酒させたりタバコを吸わせたりと、それが普通の甲子園球児とは信じたくないが、高野連からクレームはなかったのだろうか(笑)。 | ||||
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