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濱地健三郎の幽たる事件簿
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濱地健三郎の幽たる事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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母が欲しがっていたので、プレゼントで購入しました。とても綺麗な商品で母も喜んでいました!ありがとうございました。 | ||||
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有栖川有栖先生の文章はこなれていて読みやすく、心の優しさが溢れている感じがします。お気に入りはホームの話と落語の話ですね。濱地探偵に竹野内豊さんをあてて読んでいるので、頭のなかで勝手にドラマシリーズ化されているのでした。次々とアイデアを考えるのは大変だと思いますが、ぜひ次もよろしくお願いします。 | ||||
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心霊探偵シリーズの二冊目だ。 オカルトとミステリのハイブリッドは結構あるけど、成功作はほとんどない。このシリーズは数少ない例外である。 七篇収録。どれも程よい長さで決着をつけてくれるから、読みやすい。 しかもクオリティが高く、とても気持ちのいい読書だった。濱地が他人を決して否定しないから、読後感がいい。 限られた枚数で不安にさせ、怖がらせ、最後は必ずスッキリ。これこそプロの仕事だ。社会悪や深層心理の泥沼に沈む作品もいいが、最近はそういうのが安直に思えてきた。本作のようにすっきり楽しませてくれる作品こそが貴重なのではないか。 七篇すべて趣向が異なる。個別に語るとネタバレするので、簡単に書こう。悪意のある霊と対峙する作品は二本しかない。この二本はかなり怖い。あとはほのぼのしたり、笑えたり、切なかったり。特に気に入った作品は「饒舌な依頼人」「浴槽の花婿」「ミステリー研究会の幽霊」の三本だ。 | ||||
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有栖川有栖さんのミステリーが好きで、ほぼ読んでます。火村シリーズがお気に入りだったので、最初は、心霊探偵?みたいな気持ちはありました。が、ホラー扱いのミステリー、これは、アリだと思います。面白かったです。結局、シリーズで読みました。 | ||||
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心霊探偵濱地健三郎のシリーズ第二弾。心霊現象などロジック重視の本格ミステリーとは相容れないように思いますが、個人的な印象ですが前作よりも本格度合いは薄めの怪異譚寄りというところです。 全7編の短編集ですが、「姉は何処」がミステリーに一番近いです。 何れも怪異現象を織り込んで、ゾッとする話やホッとしたりする話などバラエティーに富んでおり、作者のあとがきにもある通り、「境界線における新鮮な面白さ」は出ていたと思います。 | ||||
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面白かった | ||||
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濱池探偵とユリエ助手の二人の非日常的な日常を楽しめる怪作です。 ミステリーとして読むと「なんじゃそりゃ?」ってなる部分は多いけど、有栖川有栖の短編が好きな人なら心霊を否定する人でも探偵ものとして楽しめると思う。 そして、怪談としてもかなりの完成度だと思う。 下手な怪談本を読むよりゾワッとくることまちがいなし。 ただ、ネタバレになってしまうが「ミステリー研究会の幽霊」は綾辻行人氏の作品で読んだ事のある設定だったと思う。 これはこれでオマージュかパロディとして読めるが…他の話も元ネタがあったりしてね? | ||||
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鋭い推理力と幽霊を視る能力を発揮して、奇妙な現象に悩む依頼人を助ける心霊探偵・濱地健三郎と助手の志摩ユリエが活躍する短編集の第2弾。ただ、「あとがき」にも触れられているが、本書から先に読んでも何の問題もない。収録作品は7作。「あとがき」によると「ホームに佇む」以外の6作が怪談専門誌『幽』(のちに『怪と幽』)に掲載されたこともあって、この6作の長さはほぼ同じ。「ホームに佇む」のみが少し短い。 心霊現象が絡むことが前提であることをはっきりと認識して読んだこともあるのだろうが、第一弾の『濱地健三郎の霊なる事件簿』を読んだときに感じたイマイチ感を今回はそれほど感じなかった。 第一弾に比べると、ユリエの霊視能力が伸長し、さらに絵を描く能力が生かされているケースが増えていることも要因の一つかもしれない。また、事件そのものへのかかわり方にも少し踏み込んでいっているように思われる。それは最もミステリー色が強い「姉は何処」で顕著だ。 「姉は何処」と「ミステリー研究会の幽霊」が個人的には好みに近い。前者はミステリー色が強いこと、後者は高校のミステリー研究会が舞台で、恋愛こそないものの青春小説の趣きが感じられるからだ。 ★4つは甘め。でも、すごく面白いというレベルではないが、充分に楽しめるレベルだとは思う。 | ||||
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