人形式モナリザ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

人形式モナリザの評価:

3.73/5点 レビュー 22件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(4pt)

どんどん詩的素敵になっていく(●^o^●)

1999年リリース。Vシリーズ第2作(●^o^●)。本作のシーチュエーションはおそらくどこかにモデルがあるのだろう。久保裕紀子氏への謝辞がそれを感じさせる。その素敵な空間のなかでかの面々が大暴れする。そしてVシリーズの主人公はS&Mシリーズよりずーっとワルである事を認識できる。(●^o^●)そしてどんどん『理系』ではなくて詩的素敵になっていく。各標題はマックス・エルンストの『百頭女』の中から取られている。詩的に広がるイマジネーションが次々と広がって花が咲いていくような小説手法はこの作品あたりでは、まるでジョン・ロードのキーボードのように(●^o^●)絶好調だ。この話法構築術に森ワールドの一番の魅力を感じる。なんとなく主人公たちの『名前』のユニークさに始まって、文字の持つチカラを操って書いているような作品である。お決まりの『密室』も単なる飾りであって、それを描くレトリックに命があるのだ。そしてその引き込まれる森ワールドのワナに何度もはまりたくなるのである。(●^o^●)
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)より
4062735857
No.5
(3pt)

Vシリーズは、初めて読みました

 『詩的私的ジャック』の時にも感じたが、事件の印象が薄い。しかし、詩的で幻想的な雰囲気を味わうのが、森ミステリィの魅力や楽しみ方であると私は考えている。 『人形式モナリザ』を読んだとき、個性的なキャラクターや乙女文楽という題材を生かし切れていない感じだった。しかし、いつもの森作品に通じる詩的で幻想的な文章や衝撃的な展開は、感動的ですらある。絶賛できないのに、何か引っ掛かる。不思議な気分にさせられる作品だ。
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)より
4062735857
No.4
(3pt)

詩的で始まり、幻想的に終わる・・・

乙女文楽っていうのがなかなか想像しにくいかも。結構、抽象的な文章が印象に残った。人間関係が入り組んでて理解しにくかったなあ(私だけ・・・?)紅子さんの行動には相変わらず、おどろかされました。とにかく、謎ばかりって感じで、最後にはそうだったのかーとは思ったけど、「え、なんで?」とか「それで終わり?」って思う方もいるかも・・・
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)より
4062735857
No.3
(5pt)

紅子さん。

「衝撃のラスト!」と本の紹介の中で書いてある。実に衝撃。予想できた部分もあり、何が衝撃、と甘く見ていたが、最後の一行を読んだ瞬間、ほんとに体が震えてしまった。ほんとに衝撃のラストである。Vシリーズの作品の中では、かなりお気に入りの作品。読むべきである。
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)より
4062735857
No.2
(2pt)

魅力が薄い彼等

森博嗣の小説の魅力は、独特のポリシーを持った登場人物たちが、同じ事件に対して違った反応を見せて、それをすり合わせようとするディスカッションにあると考える。こう気づいたのは、この事件を読んで、議論が面白くなかったためだ。語り合う人々に、好意がもてないのである。興味のわかない人物の会話ほど、聞く気になれないものはない。でも読んでいるのは惰性なのかな?
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)より
4062735857
No.1
(5pt)

ラストの一行

森作品の中で、最も過小評価されている作品だと思う。冒頭と章題で引用されているエルンスト「百頭女」の切れ味と言い、全体の文学的雰囲気と言い、最高なのに。殊に最後の一行、ここで読者は体が震えるほどの衝撃に襲われる。だが、これが分からない人が多いらしい。何故だろうか?森氏の思考に沿って感覚的な読み方をすれば、絶対に分かるはずである。是非読んでみてほしい。最高だから。
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)より
4062735857