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清明: 隠蔽捜査8



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【この小説が収録されている参考書籍】
清明: 隠蔽捜査8

清明: 隠蔽捜査8の評価: 4.37/5点 レビュー 114件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.37pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 81~96 5/5ページ
No.16:
(5pt)

面白い

相変わらず隠蔽捜査シリーズは面白い
清明: 隠蔽捜査8Amazon書評・レビュー:清明: 隠蔽捜査8より
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No.15:
(5pt)

竜崎部長、最高です

竜崎部長のように、原理原則を大切に、ぶれずに行動出来る人が上に立って欲しいです。
竜崎部長が今後も巻を重ねながら、警視総監まで上り詰める物語を期待しています。
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No.14:
(5pt)

私のヒーロー

相変わらず竜崎はカッコいい。
物事をシンプルに考え決断する。いつでも責任を取って辞める覚悟を持って。
上に立つ者としてなかなか現実では難しいと思うからこそ憧れ、こうありたい、こうあるべきだと自分を戒める私のバイブル的シリーズ小説。
あっと驚くドンデン返しは無いが必ず読後晴れやかな気分になる。
迷わず単行本で購入する本のひとつ。
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No.13:
(5pt)

このシリーズ

このシリーズのファンで、毎回楽しみにしています。大森署のメンバーもすっかり覚えてやり取りを微笑ましく思い読んでいました。今回転勤ということで今までのメンバーの登場がなくなり寂しくなるのかなぁと思っていましたが新天地でも面白そうなメンバーがいてこれからがまた楽しみになりました。
仕事に悩んでいたり何かスッキリしない時に読むと励まされているような気持ちになります。
また次回作を楽しみにしています。
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No.12:
(4pt)

予定調和だけどオクサンがオモロかった

竜崎伸也は警視庁大森署から神奈川県警刑事部長に転出するまでが前作。今作はその着任場面から始まる。

例によって、神奈川県警の常識とは違う行動にまつわる顛末が語られ、まずツカミはOK。

今回も殺人事件だが、スケールは大きくしてある。事件現場が東京都と神奈川県が入地になっている場所なので、伊丹の出番も多い。しかし、オモロイ刑事は出てこない。

なんだか整理されすぎで、予定調和すぎてサラサラと流れてしまう。

今回はオクサンがオモロかったかな。
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No.11:
(5pt)

所轄所長もおもしろかったが,県警刑事部長もまたおもしろい.

今野敏は多作である.そのかわり当たり外れが大きい.隠蔽捜査シリーズは,いつも「当たり」の多いシリーズであるが,今回の「清明」はまた「大当たり」と言えそうである.今回,竜崎は神奈川県警刑事部長となり,赴任する.ここでも「竜崎節」は変わらず,正論を吐き,新任地をあたふたとさせる.今回のキーパーソンは神奈川県警OBの自動車学校校長.中国系の犯罪者と美味く渡り合い,事件を解決に導く.
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No.10:
(5pt)

衰えることのない魅力

主人公、竜崎さんの変わらない魅力にやられました……(毎度のことなのですがね)

前作で大森署を去る彼に涙を流してから1年。
神奈川県警刑事部長として赴任して早々の今回の事件。
幼馴染の伊丹とのやり取り、部下に対する優しい視線、キーとなる人物への誠実なる態度などなど。
どれをとっても至極当然なことばかりで、日々における自分の態度に反省することしきりです。
竜崎さんこそ、上司になってもらいたい人№1ですね。

ネタバレになってしまうので、細かいことは書きませんが
今回登場する人々は、竜崎さんの神奈川県警人生に大きくかかわってくる気がしてなりません!
次作の発売が待ち遠しくてなりません。

ファンならずともおすすめの一冊!!

余談ですが、横浜中華街に行きたくなりました。
(特にラストシーンに影響されて(笑))
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No.9:
(4pt)

竜崎節でスカッと

原理原則を重んじる主人公、竜崎伸也。キャリア官僚とは思えない、理想論的な、でも首尾一貫した「竜崎節」は今巻も健在です。(まぁ、若干、丸くなった様な気もしますが。)

警視庁大森警察署署長から神奈川県警刑事部長に着任した今巻。いきなり東京・神奈川県境で殺人事件。幼名馴染みの警視庁伊丹刑事部長とともに、捜査本部の指揮を取ることに。。。警視庁との軋轢を感じる中、中国や公安が絡んで。。。

なんといっても、竜崎節でスカッとするのが本作の魅力。今巻も楽しめました。
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No.8:
(5pt)

新しく、でも変わらない

神奈川県警の竜崎本部長編、いよいよ始まりましたね。
冒頭、みなとみらい署の案件が出てきたので、おっと思いましたが、今回は警視庁との合同捜査の話でした。
今後はハマの用心棒との絡みを期待してます。
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No.7:
(5pt)

今作も見事な出来映えでしたが、
味がある物語でした。
一見俗物キャラを引き立たせる味はさすがです。
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No.6:
(5pt)

軽やかですがすがしく、スッキリと。

隠蔽捜査シリーズはずっと読み続けています。
シナリオパターンは変わらないんですが、なんといっても主人公の警察官僚キャラがユニーク。
今回より神奈川県警シリーズに。
ロジカルに理路整然としつつも、庶民的な親近感が浮き出てくる。
警察組織、その上意下達の慣例を打ち破っていく。
警察のワンチームが本来あるべき姿。
キャリアといぶし銀のノンキャリ。
警視庁と神奈川県警。
警察と公安。
いずれも役割分担し、それぞれの持ち味を活かし、連携して捜査を行うこと。
目的を明確化して、シンプルに核心を貫くことに一石を投じている。
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No.5:
(5pt)

神奈川県警刑事部長に着任の竜崎、どこにいっても竜崎は竜崎!

久しぶりの書店で山積みになっていた隠蔽捜査シリーズの第8弾。さっそく読み始め、一気に読了。やっぱり面白い。スリリングで疾走感のあるストーリー展開。他のレビューが的確なコメントをされており、わたしに追加できることはあまりないが、ドラマ版もよかったのでぜひ映画化もいいでは?なんて思っている。

久しぶりに読んでみて興味を惹かれた点をいくつか挙げておくこととしよう。

1つは、今回神奈川県警刑事部長に着任した竜崎の合理的な生き方そのもの。どんな事態であろうと原理原則を貫こうとする姿勢は錯綜した厳格な縦社会である警察機構において、実にすがすがしい。竜崎は「なにも難しいことはいっていない、当たり前のことを言っているのだ」というのだが、これが現実社会ではなかなか難しい。本音と建前なく、あくまで合理的判断にもとづいて迅速な事件解決を最優先させる竜崎に魅力を感じる。

そして2つ目として、竜崎と同期の警視庁刑事部長の伊丹とのやり取りも本作品シリーズの読み応え感を高めている。伊丹とは正反対の生き方にもみえるが、それでも互いを理解しあい、納得しあいながら捜査方針を決めていく。竜崎あっての伊丹であり、そしてまた同様に、伊丹あっての竜崎ともいえるだろう。本音で意見をぶつけあえる人間関係の構築は、警察だろうがどこだろうがもっとも重要な要素だ。ふたりの軽快な掛け合いにファンの多くは引き込まれているはずだ。伊丹を主人公にした『隠蔽捜査3.5』を思わず想起してしまう。

そして竜崎には彼の職務をもっとも理解する良き妻と家族がいるというのが3つ目の点。とくに奥さんは素晴らしい。竜崎にむかって「あなたは国家のために働きなさい!」ですからね。刑事部長になって責任の重さが増すだろうことを竜崎以上に妻が理解しているのもなんとも微笑ましい。家族あっての警察官であり、刑事部長としての重責を全うできるのだから。

神奈川県警刑事部長の竜崎と警視庁刑事部長の伊丹。ともに刑事部長の二人がどうこれからのシリーズを盛り上げてくれるのか、大いに楽しみ。表題は『清明』、読後感の感慨もこの季節感に一致している。
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No.4:
(5pt)

刑事部長になりたてで、余所者の雰囲気を感じる。

刑事部長になって落ち着くかと思ったがそうではなかった……神奈川県警本部、警視庁刑事部、ソトニ、警察OB、妻、公安部長、色々対応しなくちゃならないから忙しい。個人的に好きな展開は、アポなしで所轄に顔を出すと巡査達がビックリした場面(この方をどなたと心得る…みたいな)。署長時代だと、署長なのに刑事部長と知り合いで周りがビックリするあの展開がが懐かしい…本部に移るとノンキャリアや民間人や記者と会話が減るから寂しい気もした。刑事部長1作目なので今後に期待したい、そのうちまた誘拐事件で特殊班の活躍を書いてほしい。
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No.3:
(5pt)

早く次が見たい・・・・

隠蔽シリーズは大好きで、次が早く出ないかと楽しみにしています・・・・
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No.2:
(4pt)

自らの信念を貫き通したい。そんな願望をかなえてくれるのではないか。

今度は神奈川県警の刑事部長。幼なじみの警視庁伊丹刑事部長と同格?に返り咲く。これまでは一所轄の所長が警視庁刑事部長に対して文句を言う。そんなシーン、やり取りにも魅力を感じていたが、そんな魅力が少し薄れてきてちょっと残念です。本書ではページが進むごとに竜崎刑事部長の心境の変化も見られる。相変わらず融通がきかない自らの信念を通す。それが周りの人を魅了していく。自らもそうありたい。いつか横暴な論理を押し付けてくる利害関係者にたいし自らの信念に基づいたロジックで論破したい。そんな人々がこのシリーズを読んでいくのだろう。
竜崎刑事部長こ今後の活躍を願ってやまない。
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No.1:
(5pt)

国家を背負う清冽な侍たち

「清明―隠蔽捜査8」(今野敏 新潮社)を一気に読むことになりました。
 いつものシリーズだろうと構えていましたが、今回から、主人公・竜崎は大森署署長から神奈川県警本部の刑事部長として異動になりました。そのことによって彼は多少戸惑いを覚えつつも、のっけから県境での「死体遺棄事件」に着任することになります。現場は町田市。確かに微妙ですね(笑)大和方面から始まり相模原市に接しながら八王子へと抜ける<翼手竜>のような町。何故、このような形になってしまったのでしょう。よって、警視庁からライヴァル?伊丹刑事部長がお出ましになり、合同捜査の帳場が立ちます。
 一方、毎度この物語では何らか「家族」のサブ・ストーリーが描写され、メイン・ストーリーを引き立てますが、今回は、竜崎の妻・冴子が自動車教習所で軽い事故を起こします。そのことによって、「警察OB」が登場しますが、竜崎とその「警察OB」が対峙するシークエンスはとてもスリリングで、読み応えがありました。ストーリーを語るのはギリギリここまでにしたいと思います。
 既に作者は<横浜みなとみらい署シリーズ>では神奈川県警・組対課暴力犯対策係を描いており、今回、竜崎が「神奈川県警」に着任したことの意義はとても大きいのだと思います。東京、町田で発生した事件は横浜「中華街」へと導かれます。そして、ある関連によって「公安」も捜査に巻き込まれることによって、<倉島警部補シリーズ>もまた、春節の爆竹の煙のようにその<行間>に立ち昇ることになります。
 警察という縦社会の階層の下、セクショナリズムを超えて「国家」を背負うことになる侍たちの物語が、今回もまたある「純粋さ」、「清冽さ」をたたえて描かれています。
 物語が進行し、タイトルがシンボライズした「清明」という<漢詩>へと事件が収斂していくことによって、読者はとても清々しいカタルシスを得ることができるでしょう。

 今回の舞台でもある中華街、「寿町」を横目に見て、福富町、長者町界隈、少し昔の「横浜」をこよなく愛しているがゆえに私の評価が少し甘くなっているかもしれません。神奈川県警本部刑事部長・竜崎には、「だから、おまえは・・・・」とたしなめられるなと少し怯えました(笑)
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