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大名倒産
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大名倒産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全138件 1~20 1/7ページ
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面白い。歴史小説かと思えば、神様が出てくる。リアルとファンタジーが交ざって悲壮感が無い。 | ||||
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読者を飽きさせない展開が素晴らしい。何となく読み始めましたが読めば読むほど面白い内容です。本当にあった話かと疑っています。これからの展開が楽しみです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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浅田さんのエッセイばっかり読んでて、時代物は壬生義士伝しか読んだことがなかったのですが購入して良かった!また数か月したら再読したいくらいに面白かった。途中から貧乏神や七福神が出てきて「ん?突然のフィクション?」とビックリしたけど、でも舞台設定や人物描写にリアリティーがあるから、違和感がないほどに物語に没頭できた。エピソード事に語り手が移り変わっていくのも、飽きずに読めた要素の一つのように思う。 | ||||
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物語は越後村上。鮭と米の越後の大名。幕末の経済は貨幣経済。豪農と豪商と、 武家は苦しくなるばかり。 越後村上藩の借金は二十五万両。年の利息が三万両。藩の年収一万両。 それを隠居の先代は放り投げ、次の跡目で倒産を目論む。 何も知らない和泉守は跡を継いで驚き、ひたすら藩の立て直しを図る。 それはやがて越後仙籐家を、大黒屋を、鴻池を巻き込み、2人の家老の献金も あり、大きな大きな流れとなって。 童門冬二さんの上杉鷹山に倣う話として、むしろこちらの方が感激する話。 それを貧乏神と、冗長な話ぶりで分かりにくく、危うく理解不可能なお話に するところ。そもそも基本の5W1Hがない文章は理解も納得も難しい。 描きたくない作家に描かせた編集と描きたくないのに引き受けた作者は5点。 物語自体は80点。もっと分かりやすく、もっともっと感激するお話にできたのに。 他のレビューアーに、神様のところを省いたら読み易く、わかりやすくなったと ありましたが、その通りです。三分の一くらいでまとめた方が良かったね。 | ||||
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浅田次郎の作品のなかではあまり良くできた物ではありませんでした | ||||
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この作家のファンだけど、稀におふざけが過ぎるのでは?と思う作品にあたる。まさにこれ。題材もいいし、「へぇ」ポイントも多くて面白く読み進めていたのだが。人物も浅く広く多く登場しすぎてまとまらない。後編の半分になってもまだまだニューフェイスが出てくる。前述の魅力的な方々ともう少し付き合っていたいのに…。狂言回しである貧乏神や七福神なども必要だったのか?せめて「憑神」ほどの神数にしてもらえたらよかった。神の会話部分はけっこう飛ばしました。もう少し絞り込んで欲しかったなぁ。 | ||||
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浅田次郎らしくもない駄作でした。 以下ネタバレと悪口雑言がありますのでご注意ください。 そもそも先代和泉守のお家計画倒産ですが、計画が甘すぎます。倒産の前提が借金が膨らみ過ぎたら幕府が改易させる「だろう」との思い込みが出発点。現金を貯めておき、倒産後家臣たちに家禄に応じて分与する。自らはどこかの大名家にお預けになって安逸に暮らす。あまり馴染みのない当代藩主に詰め腹を切らせる、というもの。しかしそのためには当の幕府とも計画を示し合わせておく必要がる。それなのに先代は計画を幕府にもひた隠しにする。しかし下巻終盤でも明らかにされたように幕府は大名家を倒産させる気など毛頭ない。諸藩の財政は越後丹生山松平家と大同小異。松平家の先例ができれば諸藩が雪崩を打って倒産することは明らか。幕藩体制は崩壊してしまう。そんなことも読めないとは先代和泉守ひいては作者の考えの浅い所。 一方正義の味方たる我らが当代和泉守ですが、振り返ってみると結局何をしたわけでもない。倹約と殖産興業の方針を出しただけです。鳴り物入りで召し抱えた比留間伝蔵も結局はこれといった成果はなし。新たな産物として始めた塩引きジャケの売上が5千両、国家老家からの献上が5千両、仙藤利右衛門は家産を挙げて藩を助けるとの意気込みだったが、具体的な金額は述べられず。山賊仁王丸が見つけた上杉謙信の隠し金も金額は不明。合計してもせいぜい数万両というところか。 それが最終章で突然に先代が死神に命を奪われ、今際の際で当代と和解してしまう。そしてこれまた何の説明もなく商人たちに対し元金の半額弁済を約束してしまう。そんなの有り?ご都合主義も甚だしい。作者は風呂敷を広げすぎて収集がつかなくなってしまったのか。 細かいことを言うとその借金にしても文久二年の借金25万両に対し、利息が年三万両。翌文久三年には二十八万両のはずなのに相変わらず25万両のまま。 ストーリー的にも途中から出てきた貧乏神と七福神達が邪魔。問題解決も結局七福神達の働きにされてしまう。もうぐだぐだ。歴史を知っている我々からすればあと数年辛抱しておけば明治になり、全ての借金は新政府が面倒見てくれたのになぁと思ってしまいます。 | ||||
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2巻組だが、アッという間に読み終えてしまった。浅田マジックの真骨頂と言える作品。 | ||||
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まず上巻から 大名倒産のタイトルから経済小説の時代劇版を期待したら大はづれ。作者の大名に関す薀蓄自慢か?」と思わせる、筋運びの饒舌とトロさ。プロットのあり得ないこじつけ設定、勿体づけの作者の文体にもいらいらしながら・・・これなら、もっとトントンと整理して「上下2巻」でなく1冊に納めてくれた方が・・。駄作である。タイトルにだまされた(方が悪いは承知で・・)無駄買いした。 | ||||
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全編浅田節満載でまことに面白い小説でした。 ただ本書は、(文庫本の浅田と磯田の巻末対談で、磯田が”後進国になりかけている日本を・・・どうやって立ち直らせればいいかを考えさせてくれる”本と言っているが)まさに現在の日本の財政状況を想起させる本でもあります。 アベノミクス、黒田日銀による金融財政大盤振舞いを是とし、どれだけ借金が増えても大丈夫とのたまう世の学者、評論家先生たちは、この本を単なる世迷い事として一笑に付されるのだろうか。 同じく巻末の対談で、磯田の ”やっぱり小四郎のように真面目で愚直な人の方が、改革には向いているんでしょうか”という発言は、まさに現代を鋭く批判している言葉と思う。 | ||||
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大名が倒産の危機に合うという物語りの着想にまず驚いた。コミカルな表現部分も多く、楽しく読める。 | ||||
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キャラが立つ登場人物達の可笑しさ、金や面子より何より人を大切にする心意気は、笑わせながらほろりとさせる。 洒落や地口、会話の面白さ、人情味など、日本語で味わえる喜びは何よりです。 どうしようもない借金の重みに悪戦苦闘しても自分の郷里を、人を護るという話は、バブル後の不況や東北の震災復興に苦しむ現代日本とは無縁ではない。 | ||||
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装丁も汚れもなく良かった。一路と一緒に買えば送料が1回分で済んだのに残念。 | ||||
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良かった。 | ||||
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歴代積み重なる25万両の借金を抱えた若き御殿様。 真面目の上に糞がつく。 理に流されず情に流されず、理由ではなく道理を重んじて。 ”生けとし生ける者は必ず世の中の役に立つ”という。 人を動かすものは、力でも知恵でもなく、”素の心”だったと。 その奮闘は七福神など、いろんな神様も登場しコミカルは倍増。 | ||||
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前編は、緻密に練られたシナリオがおもしろかった。後編では、どんな素晴らしい解決を提示してくれるのだろうかと、期待していたのですが、あまりの軽薄さにがっかりしました。大風呂敷を広げ過ぎて、畳めなくなってしまったのかも知れません。著者さんが脳汗を絞って論理的にスムーズな解決を考え出さなければならないところを、安直に神仏のご都合的な権能だけを理由にして解決してしまっているのでした。これでは手抜きと言われても仕方がありません。じつに、じつに残念です。それはそれとして、近々、映画も公開されるようだけど、原作がこんな体たらくでは期待できませんね。 | ||||
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時は幕末、文久2(1862)年8月1日、八朔の式日。 大名家の家督を継いだ若き御殿様。 目録不渡から始まるお家事情。 264年の長きに亘る天下泰平の平和な時代。 1603年から積み重なる礼儀や戒律、慣習は繁文縟礼に。 その間に積もりに積もった借金は25万両に。 生真面目で情誼に厚く正義漢ある御殿様。 さて、どうするのか。 | ||||
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上巻をオーディブルで聴いてさて下巻と思って検索したところまだオーディブル化されていないことに衝撃!しばらくあきらめていましたが、我慢できずKindleへ。 久しぶりぶりの読書でしたが、登場人物のキャラの楽しさに3日で読み終えました。映画化も楽しみです。 | ||||
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浅田次郎氏の語りの多い小説は絶品。上下とも大変面白かった。 | ||||
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