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大名倒産



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【この小説が収録されている参考書籍】
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大名倒産 下

大名倒産の評価: 4.08/5点 レビュー 138件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(2pt)

作者は5点。物語は80点。無駄な文章に辟易。

物語は越後村上。鮭と米の越後の大名。幕末の経済は貨幣経済。豪農と豪商と、
武家は苦しくなるばかり。
 越後村上藩の借金は二十五万両。年の利息が三万両。藩の年収一万両。
 それを隠居の先代は放り投げ、次の跡目で倒産を目論む。
 何も知らない和泉守は跡を継いで驚き、ひたすら藩の立て直しを図る。
 それはやがて越後仙籐家を、大黒屋を、鴻池を巻き込み、2人の家老の献金も
あり、大きな大きな流れとなって。

 童門冬二さんの上杉鷹山に倣う話として、むしろこちらの方が感激する話。
 それを貧乏神と、冗長な話ぶりで分かりにくく、危うく理解不可能なお話に
するところ。そもそも基本の5W1Hがない文章は理解も納得も難しい。
 描きたくない作家に描かせた編集と描きたくないのに引き受けた作者は5点。
物語自体は80点。もっと分かりやすく、もっともっと感激するお話にできたのに。
 他のレビューアーに、神様のところを省いたら読み易く、わかりやすくなったと
ありましたが、その通りです。三分の一くらいでまとめた方が良かったね。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
4163911405
No.13:
(2pt)

今一

浅田次郎の作品のなかではあまり良くできた物ではありませんでした
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
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No.12:
(1pt)

浅田次郎らしくもない駄作

浅田次郎らしくもない駄作でした。
以下ネタバレと悪口雑言がありますのでご注意ください。

 そもそも先代和泉守のお家計画倒産ですが、計画が甘すぎます。倒産の前提が借金が膨らみ過ぎたら幕府が改易させる「だろう」との思い込みが出発点。現金を貯めておき、倒産後家臣たちに家禄に応じて分与する。自らはどこかの大名家にお預けになって安逸に暮らす。あまり馴染みのない当代藩主に詰め腹を切らせる、というもの。しかしそのためには当の幕府とも計画を示し合わせておく必要がる。それなのに先代は計画を幕府にもひた隠しにする。しかし下巻終盤でも明らかにされたように幕府は大名家を倒産させる気など毛頭ない。諸藩の財政は越後丹生山松平家と大同小異。松平家の先例ができれば諸藩が雪崩を打って倒産することは明らか。幕藩体制は崩壊してしまう。そんなことも読めないとは先代和泉守ひいては作者の考えの浅い所。
 一方正義の味方たる我らが当代和泉守ですが、振り返ってみると結局何をしたわけでもない。倹約と殖産興業の方針を出しただけです。鳴り物入りで召し抱えた比留間伝蔵も結局はこれといった成果はなし。新たな産物として始めた塩引きジャケの売上が5千両、国家老家からの献上が5千両、仙藤利右衛門は家産を挙げて藩を助けるとの意気込みだったが、具体的な金額は述べられず。山賊仁王丸が見つけた上杉謙信の隠し金も金額は不明。合計してもせいぜい数万両というところか。
 それが最終章で突然に先代が死神に命を奪われ、今際の際で当代と和解してしまう。そしてこれまた何の説明もなく商人たちに対し元金の半額弁済を約束してしまう。そんなの有り?ご都合主義も甚だしい。作者は風呂敷を広げすぎて収集がつかなくなってしまったのか。
 細かいことを言うとその借金にしても文久二年の借金25万両に対し、利息が年三万両。翌文久三年には二十八万両のはずなのに相変わらず25万両のまま。
 ストーリー的にも途中から出てきた貧乏神と七福神達が邪魔。問題解決も結局七福神達の働きにされてしまう。もうぐだぐだ。歴史を知っている我々からすればあと数年辛抱しておけば明治になり、全ての借金は新政府が面倒見てくれたのになぁと思ってしまいます。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
4163911405
No.11:
(2pt)

駄作のひとこと

まず上巻から 大名倒産のタイトルから経済小説の時代劇版を期待したら大はづれ。作者の大名に関す薀蓄自慢か?」と思わせる、筋運びの饒舌とトロさ。プロットのあり得ないこじつけ設定、勿体づけの作者の文体にもいらいらしながら・・・これなら、もっとトントンと整理して「上下2巻」でなく1冊に納めてくれた方が・・。駄作である。タイトルにだまされた(方が悪いは承知で・・)無駄買いした。
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No.10:
(1pt)

ふざけすぎ

上巻を買って下巻を買ったけど、途中から読む気がしなくなった。特に下巻は神様が出てきて何やかやありますが、話が退屈で、文章が詰まらなく、こんなに読むのが苦痛なのは、初めてです。浅田さんの小説は以前はもっと楽しく、話に引き込まれる感じだったのに残念です。もうこれからは買わないでしょう。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
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No.9:
(2pt)

ネタバレあり 神頼みは駄目でしょ

上巻の後半に差し掛かるまではお家事情とどの程度借金があるか、登場人物の説明など面白かったです。
下巻に入ると本格的に貧乏神を始めとする神様が出て来て丹生山藩を救うことに力を貸し始めます。
ハッピーエンドなのは良いけど正直神様は要らなかったんじゃないかと思いました。
もしかしたら登場させないとご都合主義の小説になってしまったのかもしれないので難しいところではありますが…
自分たちの力で解決してほしかった。
神様に助けられている登場人物の殆どは侍や大店の店主など階級が高い人達でした。
もっと庶民を活躍させても良かったのかなと思います。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
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No.8:
(1pt)

買って後悔しています。

上下巻、2巻も買ってしまったが、1巻上だけを買って読み始めて判断すべきだった、後悔しています。
読み続ける気がしなくて途中で放置しています。
面白く無く先に進めません。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
4163911405
No.7:
(1pt)

なんだか

金を隠して大名を倒産させようとする父=先代と、倒産を食い止めようとする息子=当代っていうストーリーのはずが、なんか七福神とか出てきて、何がなんやら。
書店で平積みしてあったのでAmazonで購入しましたが、正直期待外れでした。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
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No.6:
(1pt)

最早、末!

下巻は語り口が、一層砕けて最早、講談若しくは落語調を超えていて、読むのも阿保らしく、こうなれば末は如何に、それしかありませんでした。して我慢のネタは、著者浅田次郎氏の、この本を書き進めている時の尊顔で、「クッ、クッ、クッ」の「しのび笑いをくり返す」様を思い浮かべては、
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4163911405
No.5:
(2pt)

読んで、寂しさが増しました!

氏の描く小説、と云えばそれ迄なのでしょう。本の語り口は、講談若しくは落語調、こうなれば如何なるストーリーでも、人情さえ基調とすれば、許されてしまいます。流石に浅田次郎氏、唸る外ありません。して氏は、人情に乗せてこの本で、何を云わんとしたのでしょうか、唯面白ければとの思いのみだったのでしょうか。
 今この国のみならず世界は大きく揺れています。それはこの小説が世に出た時も、同じでした。尤も因は随分と違いますが、揺れていたことに変わりはないでしょう。それにしては数々の受賞を成した作家が、こうした小説を描く、これで揺れが収まる、そんなことは願ってもあり得ない、誰にとっても自明であります。徳川260年には及ばずとも、戦後76年平和を貪った日本人に対する警句でも含まれていれば未だしも、唯暫しの間、厳しい現実から眼を逸らす、それだけの役の立ち方しか込められていないとすれば、如何にも寂しい限りです。
 序でながら「倒産」は、明治になって訳語として考えられた言葉の由、そうなるとこの本で描く江戸末期に言葉はなく、概念自体もないことになる、表題は一体何なのか、奇妙なことが出来します。
大名倒産 上Amazon書評・レビュー:大名倒産 上より
4163911391
No.4:
(2pt)

著者にとっては面白いのだろうが!

七福神とか、木樵とか、鮭気狂いとか、著者には面白かったのだろうから星二つ。読者としては星一つ。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
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No.3:
(2pt)

正直

正直、あまり面白くないです。浅田さんらしいところは随所にありますが、新鮮味には欠けます。個人的感想です。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
4163911405
No.2:
(1pt)

がっかり

浅田作品のファンを自認していて、残念の一言
従来のどの作品群に属するのかと考えれば、憑神の流れだったか
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4163911405
No.1:
(1pt)

期待はずれでした

かなり期待はずれ。藩の危機を如何に乗り越えるか、大名の手腕を期待したが、結局は周囲の偶然等が重なり危機を脱出するというストーリーに落胆した。七福神の登場も単に頁数を増やすために後で書き加えたような稚拙な印象です。
大名倒産 下Amazon書評・レビュー:大名倒産 下より
4163911405

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