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狭小邸宅
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狭小邸宅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 101~120 6/8ページ
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圧倒的なリアリティがあり、セリフ一言一言が刺さる。 不動産業煮いたことがある人間は、程度の差こそあれこのような詰めを経験したか近くで行われているのを見たことがあるのでは無いだろうか。 数辞だけが正義の世界・営業。 社長の言葉がたまらないなぁ。 | ||||
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さっくり読める。興味本位でふんふん読める。 でも自分の本棚にずっと置いとくかというと疑問。 雑誌とかラノベに近い感覚。 | ||||
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浅井リョウの「何者」の二番煎じの劣化番というかんじ。 作者も影響を受けたのだろう、文章中にまさしく「何者」が登場する。 簡素で捻りのないストーリー、薄っぺらい文に唐突に広辞苑から突然引っ張ってきたような「畢境」「齟齬」という単語が登場する。 すばる文学賞は純文学から外したほうがいいと思った。 | ||||
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狭小住宅を買う・建てる・住むサイドが主役だと思っていたら、何と 売る若者が主人公のおはなし。 都心の仲介業者に大学新卒で入社したゆとり君が、辿るショボイ人生の1年ぐらいを描いているのだが、 他のレビューにもあるように、作者のこだわりやポリシーが全く感じられない作品。 渋谷駅前にある、O田Y二の「オペンハウセ」というTVCMをやっている仲介業者が、モデルなのかな? 都内の戸建を買おうという消費者をもっと取材してから書くべき。 登場人物の設定と描写が非常に稚拙で、 売物は、別に狭小住宅じゃなくてもいい設定。 都内城南地区を舞台にしたいのなら、 高級外車の販売員とかでもよかったのでは? 終わり方も尻切れトンボで、結局読んだ時間を浪費した、という印象だけが残った残念な作品。 これで、賞を取れるってことは、賞外作品はどんなレベルだったのか、逆に興味をそそられる。 | ||||
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不動産屋さんに務める高学歴だが人生に目標を持っていない営業成績の悪い新卒が、異動やOJTを経て金銭的に成功していくが、自分の人生に戸惑いや不安を持ち続ける人の話。 実際に私が不動産を購入したときと同じようなストーリー立てとなっているため、不動産購入の前に読んでおく本としても良いかもしれない。 ただこの臨場感は、実際に住宅を購入してしまった人にしか分からないかもしれない。 | ||||
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面白く、一気に3時間程で読み終えました。 読み終えてから、若い作家さんと知りびっくり。 不動産業界を知りたい方には参考になる本だと思います。 不動産業界にキャリアチェンジで転職した友人に渡し、感想を聞いたら「まさにその通り」との事。 | ||||
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新聞での書評を読んで買ってみました。 不動産営業の大変さ、現代の蟹工船という点はよく分かりました。 しかし主人公の日常を淡々と描くだけで、ストーリー的にオチがなく唐突に終了した感じ。 作者としての思いや視点が伝わってこなかった。 | ||||
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届いたその日に一気に最後まで読んでしまった。私の読む速度は速くはない。 誰が読んでもページ数がとても少ないので、数時間もあれば読み終わると思う。 感想として「面白かった」暫く読書から遠ざかっていたが、他の本も読みたくなった。 この作品は、最初のあたりはあまり冴えないホラー小説。中程から段々と現実味をおびて登場人物が躍動する。 共感を感じ感心させられる点があった。 気になったのは、文章が稚拙というか説明不足で抜けている箇所が多々あり内容が掴めない。 これは今起こっている事なのか、もう先程の件は終わって次の話をしているのか。そのあたりが非情に曖昧で何度読み返しても理解出来なかった。 その為読んでいて少しイライラする。他の作家ならもっとうまく描いてると思われ残念である。 | ||||
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最後まで緊張感が途切れることなく、思わず身を乗り出すように読めるところはかなり巧みだ。しかし、これは文学か? | ||||
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夢中で一気に読みました。不動産業の人間ですが、共感できる点などもあり、面白い作品でした。 終いの方が少し早足でストーリーが進んでいったのが前半の詳細な内容と比べて少し残念かな | ||||
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最後、もうちょっと整理した終わり方が個人的にはいいかなと思う。 | ||||
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本文中にも出てくるが、現代版「蟹工船」と言えなくもない小説。ただ大きく違うのは、蟹工船の登場人物達はやむにやまれず地獄のような職場を選んでいるのに対し、本書の主人公は理不尽で不愉快な仕事を辞めようと思えばいつでも辞められる点。終盤で主人公が上司から、問題があるのは主人公自身であると指摘される部分はハッとさせられる。「狭小」とは主人公の人間性であり、主人公に感情移入してここまで読み進めてきたお前自身のことだと言われたような気がした。 | ||||
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期待したほど展開がなく、終わり方もあっけなく感じました。 タイトルもあまりピンとこない結びつきでした。 | ||||
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住宅販売員の成長を読み進むうちに応援する自分でしたが、 最後の方は怖くなりました 必読です | ||||
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「自営業は客じゃねぇ」とか、 「客をぶっころせ」とか、 「人生最大の買い物がしらふで買えるわけがない」とか、 厳しいなぁ。 不動産は金額が大きいから、買わせる方も買う方も、 真剣勝負の激闘なんですね。 うまいこと言われてつまらない家買っちゃって、 一生住宅ローンに繋がれるわけですね。 小説のストーリーよりもそっちのほうが気になってしまいましたわ。 | ||||
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働けども働けども・・・という、まさに現実を突きつけられ、しょんぼりする内容w なのに、ノンストップで読まされるエンターテイメント性があり、最後まで一気に読んでしまった。 出だしは、これでもかと絞られる不動産会社社員の様子が克明に描かれており、思わず目を背けたくなる(読むのをやめようかとすら思う)のだが、次第に「使えない」社員だった主人公が、「使える」社員へと変貌を遂げていく様子から目がはなせなくなる。 「使える」化のきっかけは、本当に些細な偶然からだったりするのだけど、そこにまたリアリティーがあり、ついつい感情移入。 仕事がうまく回り始めるとだが、「仕事を選ぶの?それともあたし?」的な、チープながらも、現実でもよく遭遇・散見されるシーンが。 そこで、さして悩むこともなく、恋愛を切り捨ててしまう(?)主人公に、また、「物語」ではなく、まるで「ルポ」を読んでいるかのような「リアリティー」を感じる。 さて、一気に出世街道を突き進むかと思われた主人公が行き着く先は…? レビューを見る限り、賛否両論あるようだが、個人的には、この結末にも「リアリティー」を感じた。 「エンターテイメント」を追求するならば、他レビュアーさんのレビューにもあるとおり、別の結末も考えられたと思うが、こういった「ちょっととんがった」結末だからこそ、なんだか、「これがデビュー作の新人らしさ」も感じさせられ、これからの成長が大いに期待したいと思うのでした。 | ||||
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最近不動産屋でやられた手口がのっていましたw とても読みやすかったです。 | ||||
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ひさびさに純文学の新人賞が読みたくなって、該当作が掲載された『すばる』を読んだ。まずはじめの結論としてこれは純文学ではなくって、中間小説=エンターテイメントの範囲に入るものだとおもう。 書き方に臨場感があり、主人公がお客に「かまし」をする場面などはなかなか読ませるし全体の文章もこなれている。しかし僕はこの小説からは、なにかの普遍的なテーマを感じることができず、不動産販売のルポ以上のテーマが得られなかった。確か新聞には「社畜小説」といった宣伝文句が書かれていたので、そこに現代の普遍性をみいだすのかな、と思っていたが、どうやら期待通りにはいかなかった、というのが正直な読後感だ。 蛇足・しかし『すばる』はいつからエンターテイメントの新人賞になってしまったのだろうか。何やら不思議だ。 | ||||
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不動産会社はみんなこうなの?人はこうして変わっていくの?暴力には慣れたくない。 | ||||
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私はIT業界で10年以上働いている者ですが、IT業界も不動産業界に負けず 「3K」「ブラック」と呼ばれる企業が数多く、若手の離職率の高さも引けを取りません。 ストレスの観点は違えど本小説に登場する企業のような「悪徳な」会社も実際いくつか知っています。 人権や労働環境を軽視する姿勢を一切擁護するつもりは有りません。 その上で私が読後に感じたことは以下の通りです。 不動産業界の裏話的なことに目が行きがちですが、おそらく著者が主張したかったのは あらゆる職業において、 ・仕事はそもそも厳しいということ ・どんな仕事にも向き不向きがあること ・一人前に仕事ができるようになるには、専門性を磨く必要があること という極めて当たり前のことを、(特に就職前の現代の若者に)知ってもらいたい 事だったのではないかと思います。 本作品はそのことを非常に分かりやすく書かれている、という点で星を5つとしました。 | ||||
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