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ザ・ロイヤルファミリー
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ザ・ロイヤルファミリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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とあるグリーンチャンネル無料日の競馬場の達人に、作者が出演したのを見た時、この本の宣伝をしていました。 その放送回自体も面白かったのと、かなり競馬に愛と情熱を込めて執筆したことがうかがえたので興味を持ちました。 主人公の過度に丁寧調子に思える独特の人柄と語り口で紡がれる点は多少クセがありますが、すらすらと読めます。 実際の馬主や馬産地などの様子は分かりませんが、こんな感じなのかなと思えるリアリティがあります。 また、一定以上の競馬ファンにはモデルとなった相手を想起させる特徴を持つ馬主や騎手、競走馬や種牡馬などが登場する点も面白い所に思います。 物語なので上手く行き過ぎる部分や極端な部分もありますが、逆に完全には上手く行かない状態でやきもきする展開もあるので、最後について賛否はあるかもしれませんが、個人的には良い幕引きだったと思いますし、いいカタルシスを味わえました。 | ||||
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競馬の中でごく一部のお金持ちだけが足を踏み入れることができる馬主の世界を余すところなく描かれている作品でした。競馬に精通している人だけでなく競馬を全く知らない人にとっても飽きが来ないようにわかりやすくストーリーがポンポン進んでいきますので結構な長編ですけどあっという間に読めますよ また作者の思いが主人公だけでなくいろいろな登場人物に込められていますので、ストーリーの膨らみも期待していいですよ。少なくとも私は大満足でした! おすすめです | ||||
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私は競馬ファンです。 私のような平凡で一般的なサラリーマンからすれば馬主(うまぬし)なんて金持ちが道楽でやっているものと思っていました。 金持ちは羨ましいな。 ちょっとねたみもある。 でも、なぜ馬主を続けてるのか? いろんな馬主はいると思うが、この本を読んで尊敬できる馬主さんがいるから競馬が成り立っているのだと思い嬉しくなりました。 「自分のため、競馬に関わる人のため」 競馬ファンならコロナウイルスで大変な今、外出自粛中の家で読まれるにはもってこいの本だと思います。 | ||||
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なかなか良かったです。今は完読していないけど、読むたびにドキドキしますね。 | ||||
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競馬好きには、たまらない。ハッピーエンドでないのには、たまげた。充分楽しませてもらいました。競馬場の達人も見た。 | ||||
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久しぶりに面白い本に出会いました | ||||
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血が受け継がれていく競馬の魅力に加え、人間の血も親から子へ受け継がれていく様が、とある馬主一族にフォーカスを当て見事に描かれています。 また、馬、馬主、調教師、騎手は全て架空ですが、リアルな人・馬に重ねられなくもないので、コアな競馬ファンがより感情移入できそうな作品になっています。 より競馬が好きになる、全競馬ファンにぜひ読んでもらいたい素晴らしい作品でした。 主人公が競馬界に足を踏み入れていく過程だけは設定が少し強引ですが笑、そこすらも愛おしい読後感です。 | ||||
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必ず競馬ファンなら楽しく読破できる作品です。 登場馬のネーミングセンスが抜群に素晴らしい! さらに登場馬の戦績もワクワクドキドキして楽しめます。 | ||||
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商品の発送は、大変素早く対応していただいたのですごが、宅配BOXにと注文時に頼んだのですが、郵便局は入れてくれず、また再配送の依頼でした!郵便局は、本当に煩わしいです! | ||||
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宮本輝「優駿」以来の30年以上ぶりの本格競馬題材小説でした。素晴らしいです。 | ||||
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テーマは継承。競走馬の血が受け継がれることはもとより、人間の血も受け継がれることを競馬界を通して描かれている。ストーリ構成も練られているので奥が深い大作になっている。コアな競馬ファンには書かれている事情に心ときめくことが多いが、そうでない人でも素直に読み進んでいける。単なる競馬ストーリではないし、この本をきっかけに競馬ファンが増えるように思える。 もうひとつのメッセージは、「何かを背負って生きていく」ことの難しさと素晴らしさ。確固たるポリシーを持っている会社経営者は、自分を信頼してくれる社員や家族を背負って、ある意味孤独で世の中と戦っていかねばならない。その覚悟がないと人もついてこない。そういう姿を見て部下や子供は育っていく。これも信念の継承である。 | ||||
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競馬がギャンブルだということ以外に多くの人を惹きつけてやまないのは、ひとえに競馬が「血の物語」だからだろう。 サラブレッドは生まれながらに多くの「期待」と「宿命」を背負っている生き物なのである。 この小説はそのサラブレッドだけでなく、「馬主(うまぬし)」の側にまでその「血の物語」を広げ、そして見事に描き切った傑作だ。 物語は大馬主の秘書の独白の形をとって進められる。 いわゆる「ですます調」で綴られる文体は読み始めは若干の違和感があるが、慣れると馬主である社長や競馬サークルのあくの強さも相まって、とても心地よい文体となって心に染みこんでくる。 また、例えばマンガであればやはりレースのシーンこそが読み所なのだろうが、この小説ではレース以外での競馬を取り巻く人間たちの言動、行動こそが読み所だ。 とにかく静かに心地よく進んでいく秘書の語り口とは裏腹に、馬に対する愛情、馬主であることの矜恃、競馬を取り巻く人たちの熱量といったものが、これでもかと胸に熱く響いてくる。 もちろん必要最低限に抑えたであろうレースシーンも超秀逸。 秘書の語り口の柔らかさにやられてしまった後であれば、ホープの大外一気の追い込みやファミリーが繰り広げる大接戦に、ガッツポーズや絶叫すらしてしまうかもしれない。 大袈裟かもしれないが、それくらい臨場感マックスの激闘が描かれているのである。 令和二年の初読書がこの本だったのだが、正に一気読み。 今年これ以上の小説と出会えるのか不安になるくらい面白かった! | ||||
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とある馬主のレーシングマネージャーの目線で、馬主と競走馬を囲む競馬浪漫を描いた物語。 日本の馬産の現状を始めとする競馬を取り巻く周辺状況も書かれている他、レースシーンもとても読みやすい。 第1部は小気味よく話が進んでいき、競馬好きの自分でも大変面白く読み進めることができた。 しかしながら他の方も書かれている通り、第2部はちょっと… 中心人物が常識を逸脱した行動を繰り返すため、読んでて不快になることもしばしば。 そのため第1部で受けた感動はすっかり興醒め。 もし現実にこんな馬主がいてこの小説通りに振舞っていたとしたら、相当ファンからバッシングされるのでは… 正直、第2部そのものとエピローグにある戦績は蛇足かも…水滸伝の100回本、120回本みたいな感じ。 というわけで星は一つ減らして4つです。 | ||||
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珍しく一気に読んでしまいました。 | ||||
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久々に読んだ小説、久々に感動し、目頭が熱くなりました。 競馬はギャンブルというイメージを一蹴してくれる物語です。 JRA協賛でテレビドラマ化すると良いと思う。 | ||||
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読み始めて5分の1ほどの時点で、読み進めるのが憂鬱になりました。面白くないからではありません。こんな素晴らしい作品を、読み終わる瞬間が数日後に訪れることに気づいてしまったからです。いつまでもこの物語をよんでいたい、この物語が終わってほしくない。読み始めてすぐ、そのような気持ちにさせられたのは、本作「ザ・ロイヤルファミリー」が初めてでした。 内容の多くも、ここで語りたくありません。レビューにふれる皆様にできるだけ、なんの予備知識もなく、本のタイトルとブックカバーのデザインのみから感じる「読者自身の先入観」だけを頼りに、この物語を読みすすめて欲しい、いえ、物語られる登場人物たちとの時間を共有して欲しいからです。 作中の時間経過はスピード感がありながら、その紡ぎだされる様々な人生の場面は、ゆっくりであり、優しくもあり、忸怩たる思いもあり、人生そのものです。そして、読み終えた瞬間に「読者自身の先入観」をとんでもなく越えてきた、との思いを強く抱くはずです。 令和元年を彩るにふさわしい、すばらしい物語が誕生しました。 | ||||
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届いたその日に読み始め、五〇〇ページ、さてどうしようかと思ったのが最後、一日で読み切りました。帯にあるリーダビリティーがすごかったです 意外にも競馬のシーンが面白かったです。有馬記念という言葉くらいしか知りませんでしたけど、今年は観てみようというか、競馬場というところに一度行ってみたくなりました 大きい競馬のレースは三つあると思うんですけど、最初のレースで意味不明の涙が出そうになって、最後のレースでは感動してぐっとなりました ラストシーンもとてもよかったです。親子の物語の形がひっくり返る感覚がありました。自分の好きなキャラクターがキーになってくれたのも良かったです 巻末の成績表? も含めて見事なエンディングでした | ||||
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