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春琴抄



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【この小説が収録されている参考書籍】
春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄の評価: 4.53/5点 レビュー 94件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 61~80 4/5ページ
No.25:
(5pt)

普通におもしろい

ヒロイン的存在の春琴がなんだかかわいいです。

そしてこの作品の特徴とも言うべき特殊な文体。
普通なら読みにくいはずなのですが、丁度いい流れで入ってくる。

なんだか小難しそうな表紙ですが、普通におもしろい物語なのでページ数の短さから言っても誰にでも勧められるものだと思います。
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044
No.24:
(4pt)

ひたすら耽美だけど、文体の実験作でもある

余りにも有名なストーリーなので、読まずとも読んだ気になってる人は多いと思う。でも、そんな人にこそ言いたいが、この話は粗筋が分かっていても読んで損はありません。まず、読んでいて目が痛くなるという言語体験はそうありません。そして、マゾヒスティックな女性礼賛振りが「芸術」に昇華される谷崎文学の味が、こんな短編でお腹いっぱい味わえてしまうというのも、この作品の良いところです。

 なお、著者本人が「文章読本」で語っているように、この短編は句読点に関する実験作でもあり、殆ど句読点が打たれていません。それゆえに、若干読み難く感じる人もいるかもしれませんが、ヒロインを扱った架空の伝記をネタに進んでいくストーリーともども、こういった細かい仕掛けが随所にある凝った作品でもあります。

 解説曰く、かつては「いかに生きるべきか」という問いが無い、という点からこの小説は非難されたそうですが、いえいえ、10年経つと忘れ去られるような薄っぺらい哲学やイデオロギーなんかを超えて、谷崎は「耽美的に生きる」ことを「生き様」として書き抜いて常に支持を得ている、ぶっとい作家なんだと思いますよ。この作品もそんな作品です。
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4101005044
No.23:
(4pt)

最後は凝視出来なかった。。。

夜に読んだと言う事もあるかもしれませんが、例の佐助が盲目になろうろするくだりは、嫌いな爬虫類を見た時と同じように、本から目を背けてしまった。少し意味合いは違いますが、凝視出来ないと言う所は佐助も同じ心持ちだったのでしょう。

谷崎潤一郎の作品は始めて読んだので他の作品との比較が出来ませんが、この作品は句読点が極端に少なく、読んで行くうちに6代目三遊亭圓生のような話し方で読んでいました。ちょっとその辺は楽しかったですね。

本の内容は何度か読み返さないと、本質まで読む事は僕は出来ません。と言う事で星4つ。
短い本なので、又違った時期に読み返していたいと思います。
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4101005044
No.22:
(5pt)

決して好きではないが

正直、愛せる物語ではないです。自分含め何人かが「あらすじ読んだだけだけど読みたくない」と思っていた作品です。

読んでから距離を置いて思い返すと、歪んだ愛を注がれ続け、女王として君臨することを強制させられた琴が哀れに感じてきます。

がしかし!そんな一般的な哀れみや嫌悪感を持っていても、実際に読むとこの異常な世界から目が離せず、両目をつぶす下りは「そう、これしか有り得ない。これが正しい」と息を止めて読んでしまうのです。

完璧な世界設定と描写力、俯瞰の語り口構成(を設定していながら暴走気味に推測を付け足す)、極めて異常な世界に凡人を絡めとる圧倒的な陶酔感。タイトルの美しさだけで、買った日から数日は読まずにうっとりしてしまいました。天才です。

でももう読み返したくない…
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4101005044
No.21:
(4pt)

ドSとドMの相性抜群の第一級のラブストーリー

全く、人間の幸・不幸は当人にしかわからない
もので、その最たるものがドMが光を失って
幸福になる場面であろう。
物語に負けず文体も素晴らしく美しい。
しかし、改行・句読点が少なすぎて若干読みにくい。
氏の「文章読本」を読む限りでは一息を長く等、色々な意図があるようだが、私には合わなかった。
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4101005044
No.20:
(5pt)

文体に酔うという体験

谷崎がその生涯において、作品ごとに文体を工夫・研鑽したことは夙に知られた文学史上の事実であるが、その技量が絶頂に達したと思われるのが「春琴抄」である。
この特異な恋愛劇を無理なく読ませてしまうところに、この作品の最大の特徴がある。
出だしの一行から最終行にいたるまで、作者の自在の文章に載せられて、文章を読むという、まさにそのこと事態が快感である、ということを存分に味わえる。就中、お琴の稽古をつける
場面に至っては、読者は恍惚となることを禁じえない。
こうした異常な文章力によってこそ支えられる作品群の作者を文学史のどこに位置づけるのかという問題が困難を極めるのはあたりまえのことであるが、そういう問題にかかわらない小説の読み手は、全身で快感を味わえばよいのである。
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4101005044
No.19:
(5pt)

強烈

これはすごいね。強烈で衝撃的な小説。盲目の美女春琴、そして彼女を慕う佐助。この関係はまさにSとM。トイレまで付き添うんですからね。
とある事件をきっかけに美貌を傷つけられた春琴。「佐助々々わては浅ましい姿にされたぞわての顔を見んといて」。春琴の気持ちを汲んだ佐助は自分の目を・・・
実話を元に書かれたらしいけど、春琴って美人だったんだろうな〜。俺もMっ気があるので、佐助の気持ちはちょっと理解出来るが、とても真似できん。
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4101005044
No.18:
(5pt)

超絶ツンデレ萌え小説

盲目の三味線師匠春琴に仕える佐助の以上なまでの愛と献身を描いた名作です。
艶やかで魅力的な女性が多い谷崎作品の中でも特に好きな作品です。
なにしろヒロインがえらいツンデレです(笑。といってもツンが九割デレが一割りという手厳しいツンデレですが、それが大変にいい。おそらく谷崎先生も相当なMだったんではないでしょうか?
佐助はわがまま放題の盲目の才女春琴のお世話係、いいとこの天才お嬢様にお使えするなんていうシチュエーションという時点で現代の所謂萌え要素満点ですね。おまけに盲目で三味線の稽古も手を引いてお連れするなんて発想現在にもないです。谷崎先生には時代を見通す千里眼でもあったんでしょうか。
春琴への思いにすっかり陶酔してしまっている佐助は彼女のお世話に生きる喜びを覚えます。
しかし春琴はその美貌を、彼女に恨みを抱いていた弟子に見るも無残に傷つけられてしまいます。佐助は彼女の醜態を見ないため、そしてその脳裏のある美しい面影を汚さないため、自ら目をつぶし盲目になります。
関西弁での絶妙なセリフ回しも大変芸術的です。文体がとにかくきれいで多少難しい表現や語が出てきてもまったく苦にならず、引き込まれてしまうのは谷崎作品のすごいところです。
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4101005044
No.17:
(5pt)

大谷崎の完璧なる文章美

―九歳より盲目になり、それまでしていた舞踊を断念したが、琴の天分の才能を見せつける春琴。春琴より四つ上で彼女の補助役の佐助は、春琴に親愛の情を持ち、春琴より琴を習う。
師の真似事をした春琴の暴力的な教えに恨みを持った弟子の利太郎が、熱湯により春琴の顔を汚す。美しい春琴を心に留めたい佐助は、自らの手で己の両目を潰し、盲人となる。しかしそれにより内界の眼を手に入れた佐助は、真なる意味で春琴と二人だけの世界に入れた心地を感じ、さらに春琴の美しさに惚れこんでいき、生を終える―。

この作品で即座に想起するのが、ソポクレス『オイディプス王』や、シェイクスピア『リア王』などである。「盲目の逆説」という文学の代表的なる主題。それを大谷崎が、日本語の極致とも云うべき流麗なる饒舌体の美文で、つらつらと書き連ねていく。区切りの○から○の間を、読者は呑まれるように一息で読んでいく。本来句点があるべき位置に無く、通常二、三、或いは四にもなるであろう文章を、一つの文章として、春水の流れの如く書き流す。無駄を排したが故にこのような短い作品に収められたのであろうが、まさに芸術的というのはこのようなことだと深く頷くことができる素晴らしき一作。この絵巻のような作品をたった三百円で堪能できることは至極贅沢だ。
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4101005044
No.16:
(5pt)

これが谷崎の最高傑作

下寺町の浄土宗のある寺を作者が訪れて生玉神社との間の崖にある鵙屋春琴と温井佐助の墓を墓参するところからこの物語ははじまる。

谷崎が関東大震災以降に関西に移り住み後に夫人となる松子との出会いが後の作品へ大きく影響したことは周知のことであるが、その松子への思いがもっとも昇華された形で表現された小説が春琴抄ではないか。
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No.15:
(4pt)

狂気一歩手前の恋

教科書とかでもちょっと有名な、谷崎潤一郎の作品です。……多分。

 昔の作品なので、ちょっと文章が読みにくいのが難点ですが……でもこの文章のつづり方が好きなのですよ。私は。句読点が少なく、流れるように綴られる文章は、まるで古文のよう。一気に読み進めてしまって、ふと気づくと読み終えていたり。そう、長さも短めですしね。

 内容は、純愛ものです。今流行りですね♪美しい盲目の女・春琴と、彼女の傍に仕えている男(名前忘れた……)の物語です。ある日、春琴はお湯で美貌を壊されてしまうのです。ひどい火傷を負わされるのですよね。でも、男は美しくない彼女の姿を見ないでいいように、いつまでも自分の中では彼女は美しいままであるように、自ら両目を潰してしまうのです。

 狂気一歩手前の純粋な愛、だと思います。簡潔な物語ですけど、惹かれるのです。……自分には、到底真似できないんですけどね。
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No.14:
(5pt)

感動の名作

感動の名作です。涙を抑えるのがやっとでした(抑えなくても良かったのかも知れませんが)。

 概要は美しい盲人の琴の師匠春琴と、その弟子佐助の純粋な恋の物語という感じでしょうか。前半部の佐助と春琴との関係は、どこか二人に差があり、いざこざが多く、微笑ましいです。このあたりの、春琴の性格とその振る舞いの描写は細部までにわたっており、リアルです。

 その後春琴は何者かに顔を傷つけられるのですが、佐助は自分自身の美しかった春琴の姿を永遠に失わないために、自ら盲目の世界に入ります。そこでやっと二人の心は通じ合う、という筋です。そのときの佐助の喜びと、春琴の感激の様子には胸打たれます。

 何度も何度も読み返したい、出来るだけ多くの人に読んでほしい、そう思います。

 ただ、全体的に見ると手放しで褒める訳にも、ちょっといきません。解説に書いてあるように、まず最初から最後まで、作者の視点で見られていますので、登場人物の心理描写がほとんどありません。また、改行、段落わけ等がほとんど見られず、見開きびっしり文字で埋まっています。文学作品にあまり触れたことがない方にはすこし読みづらいかと思います。

 以上の点以外を見れば、本当に良くできた作品です。ぜひ手にとって読んでみてください。
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4101005044
No.13:
(4pt)

様々な愛の形がある。

様々な愛の形がある。

 ストイシズムという言葉を耳にすることがなくなって久しい此の頃、果たしてこの作品が大衆に受け入れられるか不安である。

 かつて性は「秘め事」とよばれ、恋愛すら世間や倫理道徳により抑えられていた。そんな時代のお嬢様と下男の特異な愛の形を、語り口調で書き綴った作品。

 美貌と聡明さを兼ね備え、高慢でわがままな春琴は、のっそりとした下男の佐助にいつもつらくあたっていた。それは佐助の寄せる想いを感じての事のようにも見え、次第にエスカレートしていく。

 

 しかし、ある時春琴は何者かに頭から熱湯を浴びせかけられ、見るも無残な顔になってしまったのだ。

 事件前と後にまたがって描かれる、春琴と佐助の不思議な間柄を第三者的に書き綴る本作品は、様々な想像を読者にかきたてる。そして愛の究極の形が垣間見えることだろう。
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4101005044
No.12:
(5pt)

ある種の完成された恋愛小説

文字どうり、盲目的な愛の物語だ。主従関係という身分の違いはあれど、火傷事件のよって二人の愛は本当の完成を得る。

 美貌を失って、女性としての誇りを失った春琴。佐助は自らの目を潰し、自分の中にある美しいままの春琴を記憶に留める。

 女性上位の恋愛小説。句読点や改行が少ないので、違和感がでる人もいるかもしれないが、決して読みずらくないはずだ。

 それにしても、火傷事件の真犯人は本当に利太郎か?

いろんな人に恨みをかっていた春琴だったから、もしかしたらほかにいるのかもしれない。
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4101005044
No.11:
(5pt)

「アガペー」がどうかした?

いまや、愛はいくつかのカテゴリーに分類されています。

 「エロス」、「フィリア」、「アガペー」。

 『春琴抄』は「アガペー」に分類されるそうです。

 「アガペー」とは、他者中心的、自己犠牲愛だという意味合いです。

 聖書の解説などにも使用される用語でもあります。

 しかし。

 『春琴抄』読後。

 「アガペーって何?」。

 愛に関する分類なんてどうでもいいや・・・

とまで、愛のカテゴリーを吹き飛ばしてしまう名作。

 枠にはまらない愛を描いた、枠にはまらない文豪の傑作です。
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4101005044
No.10:
(5pt)

傍目にはどんなに常軌を逸したものにみえても

支配する者とされる者。SMといってしまえばあまりに単純だが、そこには他者の絶対に介入できない孤独な愛の世界がある。傍目にはどんなに常軌を逸したものにみえても、当人にとっては至福の世界なのだ。むしろその甘美な幸福を味わうことのできない、理解することのできない者こそ、不幸だというべきであろう。
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No.9:
(5pt)

春琴は谷崎の永遠の女性

谷崎の描く女性像はまずお嬢様である事が第一条件。次に冷酷で気まぐれ、しかも意地が悪い。これが第二条件。そして最後に非常に美人。この三要素が揃うと谷崎は「もう耐えられません、殺して!」みたいにのめりこんでしまいます。

こういう条件を全て満たし、しかも谷崎の凝りに凝った文体。そしてカラクリ。春琴の冷たい足を染み透るように有難く懐で温める佐助。その彼が最後、目を突き刺すブスリ・・という音が耳奥で聞こえる生々しい描写力。

同じテーマの繰り返しがここまで強烈なリフレインに凝縮したのは見たことがありません。まさに谷崎版「ヴェニスに死す」と言えます。
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No.8:
(5pt)

官能の美、決して純愛ではない。

官能の美しさを描いた作品。サディステックな女性とマゾヒズムな男性の愛の世界。その世界観を句読点のない、不思議な文章で深めている。けっして、純愛ではないし、誰にもすすめられるものではない。でも世の中にはこんな世界がある、ということを早熟な子供達には伝えたい。恋愛には我々の思考の限界を突破している人がたくさんいることを知ってほしい。そして谷崎のこの文体の素晴らしさはなんなんだろう。耽美な官能の世界を本当に見事に現している。あまりにもエロチックな一遍である。
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4101005044
No.7:
(4pt)

読後数日後に感情となってしみつきます。

主と従の中で交わされる、やや屈折した愛情が切々と、美しく描かれています。しかも冒頭に本書の主人公二人の墓を訪ねた書き手の立場から描かれており、二人の間の出来事や感情を推測として表現されている部分が多く、それが物語りにぼんやりとした神秘性を持たせています。忠誠、支配といった間でお互いの立場を運命のように受け入れ、というよりお互いの役柄の中で育ったものを壊さないように関係を深めていった描写は読んでいる最中よりも読後数日後にぐっと迫ってくるものがあります。
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4101005044
No.6:
(5pt)

「特殊人」二人による「普遍的恋愛」

谷崎文学の精髄は、「どこにもない世界」を「どこかにある世界」と
読者に感じさせるところにあるだろう。どれほど異常な人物を描写して
も、時代背景や細部の描写などが完璧なので現実感をもたせることが
できるのである(その意味で、三島由紀夫とは対照的である)。本書は、
今までにない擬古的文体(多分谷崎流ではあるが)を用いて江戸後期の
大阪の町人文化のなかで繰り広げられるドラマが描写されている。
独立した「女性芸術家」である春琴と商家の奉公人から「検校」
にまで出世する佐助は男尊女卑の身分社会である当時からすれば
特殊人であるとさえいえるだろうが、谷崎の独自の文体によって
タイムワープ(こういう俗な語は使いたくないが)させられた我々
読者はそういう「特殊人による特殊な恋愛」も「リアリズム」として
受け止めることができるだろう。文学作品における「文体」の重要さ
を実感させてくれる作品であり、後年の「源氏物語的文体」を用いた
「細雪」にもつながるものである。
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044

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