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春琴抄



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【この小説が収録されている参考書籍】
春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄の評価: 4.53/5点 レビュー 94件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

老眼…忘れていた?

久々の、紙もの…、文庫本は、字が小さかった事を忘れていた!?
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044
No.7:
(3pt)

変態小説の名作?

NHKの特集番組と合わせて楽しみました。無償の愛のすばらしさ、かと思いきや、言われてみれば完璧なSM小説でした。こんな小説が名作として受け継がれている日本文学界に、あらためて敬意を表します。
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044
No.6:
(3pt)

これって本当に名作か?

奉公人が愛している春琴の為に眼を突いて盲人になる。これだけで魅力的な一本の長編が余裕で書けると思う。だが、---谷崎さんの事は好きですが---本書は世評のように名作か、と言われると首をかしげてしまう。
その問題はすべて、句読点をほぼ排した文章だ。この小説は通常のリアリズムで、メタフィクションの様に実験をする必要性は無い。句読点が無い為、描写のフォーカスが巧く働かず、かなり短い小説だが、僕には冗漫な印象が残った。『刺青』はあんなに凄い短編だったのにな・・・・。
まだ未読の著作は手元に何冊もある。『卍』、『猫と庄造と二人の女』、そして傑作の評判をよく耳にする『細雪』。これらに期待してみたい。
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044
No.5:
(3pt)

献身的な、あまりにも献身的な……、

谷崎潤一郎の昭和八年の小説。内容は「春琴伝」に興味を持った私(谷崎のことか)が春琴と佐助の墓参に行くところからはじまり春琴は九歳の時に盲目となり光を失う佐助は春琴より四歳年上で丁稚奉公人であり春琴の身の回りのことをすべてしてやる春琴は美貌で三味線の名手しかし我侭放題に育つ佐助は奉公人の分際ながらこっそりと三味線を独習するそれが春琴の両親にばれて怒られてしまうが三味線を弾かしたところ独習にしては上手く春琴は自分が教えてやるといい両親も春琴の寂しさが紛れるならよかろうと春琴と佐助は師弟関係となるある夜に賊が忍び込み春琴は顔に熱湯をかけられ犯人は春琴に恨みを持つ者とされ醜い顔を他人に見られたくない春琴は佐助にも見られなくない旨を佐助に伝えではと自分の両目に針を突き刺し自ら失明してしまう。そして盲目の世界に入った佐助の脳裡にあるのは美貌であったかつての彼女の面影であった……、

佐助の献身的な愛が著者の性癖と合致したのかサドとマゾの以心伝心の愛を描いている独特な文体は最初は読みにくいかもしれないがこの作品は謎解き(謎解きのひとつに春琴への暴行はほんとうに賊によるものなのか?)もあって何か異常な官能世界が成功していると思う。
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044
No.4:
(3pt)

文体はいいのですが

筋はイマイチです。滑稽小説だから良いと思うならグッドですが谷崎本人も焼き捨てたいと願った作品です。
高評価が多いのでやっぱりネットの中では心中主義が強い気がしました。
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4101005044
No.3:
(3pt)

究極の耽美

粗筋に関してはWikipediaの記述が非常に簡潔かつ的確なので、未読の方はどうぞご覧になって下さい。

ざっくばらんに申し上げるならば、主従の愛情の物語、というよりも性癖を満たし合っていた男と女の惚気話ではないでしょうか。

しかし、星三つという評価は形式上にすぎず、低い評価を付けたい今のわたくしの気分と、これは最高峰の文学の一つであると確信する意思がせめぎあった結果です。

句読点が少なく淡々と物事を語るだけの非常に読みにくい文章ではありますが、その文体は流れるように滑らかでリズムもよく、最早それだけで芸術と言えましょう。

この作品を読み抜くことで疲れきった今、これ以上の感想は控えますが、これが色々な意味で究極であることは間違いないと存じます。

ついでに申し上げますと、この「春琴抄」という作品をこれからお読みになるならば新潮さんの、この文庫本をオススメします。
朱色の地に金茶の梅が慎ましやかに匂い立つ、この作品を読むには相応しい装丁です。
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4101005044
No.2:
(3pt)

こんな愛情の形もあります

文章は、昔の言葉が多いので多少読み進みづらいのですが、人を愛し思うことは、人によって様々で、自分ではここまでできるかな?って、考えました。
私は、舞台を見に行く前に予習で読みました。
本は、薄いですが、内容はとても重く読みがいありです。
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4101005044
No.1:
(3pt)

う~ん。。

実は、私にはよくわからなかった。でも、愛の物語といわれたら、そんな気がする。
とっても深い愛なんだと思う。
春琴抄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:春琴抄 (新潮文庫)より
4101005044

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