■スポンサードリンク


(短編集)

およね平吉時穴道行



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

およね平吉時穴道行の評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

「およね平吉~」目当てで買うと凄いことにw

2020年の5月頃、NHKラジオ第一の日曜の放送で、
西田敏行が毎週やっているラジオドラマのテーマが半村良の小説で、
本書「およね平吉~」をやっていて、これがすっげぇ面白かったので、
原作である本書を買ったのですが・・・。

え。
たった60ページの短編???
あとの話は、関係のない別の短編なの???

ラジオドラマ、けっこう長い話だと思っていたけど(たしか、何週にもわたってやってたと思う)、
まさか原本が60ページの短編だったとは・・・。
30分で読んでしまいましたw
まぁ、お金に余裕があるなら買ってもいいかな?

ちなみに、この「およね平吉~」のあとに半村良は同じく平吉を主役に据えた
「どぶどろ」という作品を書いているのですが、
まぁなんというか・・・色んな意味で凄い物語になっていますw
「どぶどろ」のレビューも書いたので詳細はそっちに譲りますが、
正直あんまりオススメできませんし、したくないくらいに
┗(;'Д`)┛超おもてぇ
話でした。

なお、その「どぶどろ」の解説によると、この「およね平吉~」は
「(前略)ほとんど同じキャラクターとして描かれているが、
両作品のラストを考えると、完全な同一人物という訳ではない。
(中略)並行世界の二人の平吉と考えるのがいいかも知れない」
だそうです。
「およね平吉~」のほうは、ほとんどSFですからね。
ちょっとネタバレになりますが、「あっちがわ」に行った悪党カップルのその後が
ものすっげぇ気になりました(男のほうはその後の顛末がちょっとだけ分かるけど、
女のほうはまったく分かんない)。

個人的には、この「どぶどろ」と「およね平吉」の二つを
宮部みゆきあたりが再構成して一つの作品としてリメイクしたらいいのに。
エヴァンゲリオン新劇場版Qみたいにw
およね平吉時穴道行 (角川文庫 緑 375-5)Amazon書評・レビュー:およね平吉時穴道行 (角川文庫 緑 375-5)より
4041375053

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!