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雨に消えた向日葵
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雨に消えた向日葵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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沁みました。何度も読みたい作品だと思いました。ありがとうございます。 | ||||
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オーディブルにて。 日本の警察がほんとうにほんとうに 優秀で、良かった… と、読了直後、心からそう思った。 その後に頬から涙がつと、落ちた。 リアル過ぎ!(でも現実はもっともっと過酷なのかも知れない)でも!一種の光として、希望として、捉えることが出来るような作品だった。 | ||||
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子供の失踪捜査は本当に大変だと思った。誘拐なのか事故なのか生きているのか死んでいるのか。それによって担当する警察の部署が違う。引き継いだ部署との情報共有が上手く行かないなど、縦割り組織の弊害もある。組織は難しい。それにしても、嘘を言って、子供を騙す大人は許せない。姉妹とも家族を大事にしているから騙された。ハッピーエンドで良かった。 | ||||
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読むベースが早いので、書店で新本は抵抗があるので、中古本はお財布にとても優しく助かります。状態も発送も問題ないので、次回も利用を考えてます。 | ||||
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高村薫の警察小説を超えるようなストーリーだった。恐らく、警察活動、捜査活動というのは、こういった地味で、市井の人々ではおよそ思いもつかないようなところに端緒を見出し、地味で針の穴を通すような膨大な作業を通じて為しえるのだろうと思う。全国にいる奈良刑事さんと奈良刑事さんを支える家族や同僚等の警察の役職員の地道で慈愛のある活動が、我が国の治安を支えているのだなと思える。 | ||||
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オーディブルで聴きました。 被害者家族に寄り添おうとする実直な主人公の姿勢がいいです。 捜査線上に浮かぶ数々の容疑者や登場人物達。 こいつか?こいつか?と警察の捜査同様に疑っては違うだろうを繰り返しながら没入していました。 被害者家族の心中も丁寧に描かれそれが反って心を抉ります。 清々しさを感じるラストが心にじんわりと沁みました。 | ||||
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最近、メディアでは、小学生の女児の行方不明事件が多いように感じる。実際の行方不明者を調べてみると警視庁から公表された令和3(2021)年における行方不明者の状況によると、警察に行方不明者届が出されたのは、2021年、前年比から2,196人増えて、7万9,218人である。10年ほどを通しても、毎年8万人ほどの人たちの行方不明届が出されている。 行方不明の原因・動機としては、「疾病関係」が全体の3割を占めて最も多く、このうち7割超が当事者に認知症の疑いがあった。続いて「家庭関係」「事業・職業関係」「異性関係」の順で、とりわけ未成年者の女性が対象になると、誘拐・監禁といった事件性を帯びてくる。 1990年に新潟県三条市で女児(当時9)が行方不明になり、中年男性によって9年以上監禁された事件や、2014年に埼玉県朝霞市で少女(当時13)が誘拐され、大学生によって2年間監禁された事件などがある。前述の統計によると、9歳以下の子どもに限定すれば、令和2(2020)年の行方不明者数は1055人で、過去5年間は1100〜1200人台を推移している。 ある意味で、メディアで取り上げられている少女の行方不明は、氷山の一角である。 本書は、行方不明者の事件を取り上げている。 埼玉県の中部にある坂戸市での事件。家から小学校に行く道が田んぼの1本道。夕暮れをすぎると真っ暗になる。嵐の激しい気候の夕方に、下校した小学5年生の評判の美少女、石岡あおいが家に帰らず、忽然と消えた。家出、拉致、誘拐、殺人などあらゆるケースが考えられる。警察の対応も難しい。 埼玉県の人口は、730万人に対して、警官は1万1000人ほど。大阪府は、880万人に対して、警官は2万1000人。東京のベットタウンとしての埼玉は、急激な人口増加があっても、警官の数は大阪の半分の状況だ。予算もなく、人数も限られている。だから、ひょっとしたら家出かもしれないということなら、事件性がなく、警察のマンパワーが使えない。 石岡家の家庭は、母親と父親は離婚協議中。そして、姉妹の二人は、母親と一緒に生活。父親は大手銀行の融資課の課長で、目白のタワマンに一人住んでいる。クルマもレクサスを乗り回す。エリート銀行マン。警察の担当するのは、捜査一課の奈良刑事。埼玉県警ですが、奈良と言いますがキャッチコピー。この奈良刑事が、40歳を過ぎて独身なのだが、実にいい男なのだ。被害者の痛みがよくわかる。なぜなら、妹が学生の頃にレイプにあった。そのことによって、男性恐怖症になり、社会復帰ができず、20年近く家に閉じこもり状態なのだ。外に出て、男を見ると怖いのだ。そんな妹を抱えている。 美少女ゆえに、被害者家族に対するイタヅラ、顔なきSNSnなどや誹謗中傷が続く。また、公開されることで、ワイドショーに取り上げられる。少女が小学5年生であまりにも美少女だから、メディアウケするのだ。その人を探せでテレビに出た父親は、テレビプロデューサーに「もっと怒れ、涙を流せ」と注文されても、冷静に訴える。そのことで、父親が犯人だとか、冷淡だとか、SNSで騒がれる。父親は結局、銀行を辞めざるをえなくなる。 また、姉の石岡さきは、警察から妹が振り込み詐欺の受け子をやっていて、示談で済ませようと言われて、お年玉を貯めたお金を全部それにつぎ込むという詐欺にあう。 担任の若い教師が、自宅に児童ポルノの画像や雑誌を持っていて、疑われると思って、川に捨てる。ある刑事は、その担任が本星だと思って行動確認をしていて、その捨てたものを見つけて、犯人だと言って、逮捕する。担任の教師は非接触型女児性愛者(ペドフィリア)だった。その担任の教師は、教師生命を断たれる。 今の時代のメディア、SNSの心ないあり様を執拗に描き、奈良刑事の執念のような捜査活動。警察って、人によって、随分と違う印象を与えるなぁと思う。匿名、顔なき情報発信のもつ危険性が、さまざまなフェイズによって描かれている。人の不幸は、蜜の味。ニンゲンの醜さを徹底的に暴く。ふーむ。技術の進歩は、何か、ニンゲンと社会を変質させる。極太のしっかりした物語で、丹念に心のひだを描く。怖い世の中に生きている。 | ||||
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ある有料化チャンネルで無料の1話を観て、面白そうなので購入。 まだ、読み始めですが、先は長そうです。 | ||||
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最初から最後まで感情移入しながら没入しました。 ユニークな文体も奇想天外なストーリーもなく、ある意味「何も起こらない普通の日々」を このエンタメ溢れる令和の時代にこれだけ淡々と描けることに驚嘆! なんと力量のある作家さんでしょう。 こうした誠実な文章をこれからも読みたいと思いました。 | ||||
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非現実的なあら筋はなく、引き込まれて一気読みです。読後感もいいです。 | ||||
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被害者の家族と刑事の物語。 しかし、実際の西入間なんてゴミっす。余裕が感じられないんすよ。 | ||||
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「翔んで埼玉」に小躍りした埼玉南部住民にはぜひ読んで頂きたい。舞台はなんと坂戸!越生線だって出てくる。アトレ川越で買ったものも出てくるぞ。 エグ過ぎないし、物足らなくもない。心情の揺れをたっぷり描いた作品で、とても満足。 | ||||
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もともと面白い作家さんなので迷わず購入。 | ||||
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小学生が行方不明になる事件の話。 ということは、基本的に見つかるか不幸な結果になるかの二択しかないわけで、 何を書いてもネタバレに結び付きそうなので、 「面白かったです。」と言うにとどめておきます。 | ||||
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一気に読んでしまいました WOWOWのドラマも楽しみです | ||||
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最後はhappyエンドで良かった。 | ||||
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内容はとても楽しめました。実力ある作家さんですね。 帯のコピーがちょっと違う感じがします。 見つけなければ家族が死ぬ 脅迫されてるような印象ですよね。それはなかったです。 | ||||
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仕事1直線の父親離婚調停中の中で葵の行方不明向日葵の花の葵と母親の名前姉の名前凄く上手いそして捜す刑事の妹の出来事。吉川さんの小説始めて読みました。フアンになりました。前作も読んでみます | ||||
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児童の失踪事件が臨場感たっぷりに広がっていく。 家族の心情や行動に周りの人々の反応。 マスコミが騒ぎたてる。 それに警察現場の動きと心模様が描かれている。 アニメ、コミケにダークウェブ。 手掛かりを求めて地道な警察捜査。 方や家族にとっても地道な捜索活動が続いていく。 やれることは身を挺してでもすべてをやりつくす執念。 決してあきらめないきもちが結集するとき。 | ||||
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推理小説としての、ストーリーの奥深さと物語の抒情性、優れています。近年読んだ中では、ベストの一冊です。 | ||||
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