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電気じかけのクジラは歌う



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電気じかけのクジラは歌うの評価: 4.31/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

きれいに,ざっくりとまとめ過ぎな最後

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

人工知能が題材とりますが,堅苦しさや難しさはなく,ほどほどの近未来感も含め,
取り上げられる言葉や技術,道具の類がどれもわかりやすく,文章も読みやすいです.

ただ,主人公については,始まりこそ興味を引かれましたが,見当違いな発言や,
定まらない行動など,亡くなった天才に対する,凡庸さだったのかもしれませんが,
早くから違和感を抱かせ,徐々にそれがストレスになるなど,好意的には見られず….
ヒロインについても,複雑な背景や思いがあるとはいえ,こちらも好みが割れそうです.

そのせいか,いくつもの疑問や巨大な存在に翻弄される様子が,少しダレて映り,
終盤での彼の言動もいささか大げさに見え,一つの楽曲に込められたメッセージも,
想いより,やり方の煩わしさが先に来てしまい,帯の『圧倒的な想像力』はともかく,
『震えるほど未来』の方は,その言葉の意味も含め,今ひとつピンとは来ませんでした.

エピローグも,希望が窺えはするものの,問題の解決にまでは至っていない印象で,
鍵となった一つの言葉で,きれいに,ざっくりとまとめ過ぎているように感じました.
電気じかけのクジラは歌うAmazon書評・レビュー:電気じかけのクジラは歌うより
406516818X

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