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トーキョー・バビロン
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トーキョー・バビロンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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金を巡り結託を装い頭脳戦、の筈がやくざ絡み故、風呂敷が大きくとも結末が透け、結局感情移入も難しく相変わらずの虚しさ。 | ||||
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金を巡り結託を装い頭脳戦、の筈がやくざ絡み故、風呂敷が大きくとも結末が透け、結局感情移入も難しく相変わらずの虚しさ。 | ||||
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時代の寵児だベンチャーの雄だともてはやされ、持ち上げられ、ただ運が良かっただけなのに その気になり、すべてを失った後でも自分は他人とは違うのだと思い込むことで苦難に耐えてきた。 いつか、そのうち。いつか、かならず。いつか、あの栄光を再び。 いつかなどという日は永遠に来ないのだ。自分にはあると思っていた才能など、実はちっぽけな ものでしかないのだ。人より計算が速く、機を見るに敏なだけ。それ以外の才能など皆無だし、 人を引きつける魅力などどこにもない。ただ生意気で身の程知らずな若造が自分だ。 この小説を通じて、作家が最も言いたかったことがこれだろう。 | ||||
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IT長者から、滑り落ちて、莫大な借金を抱える男。 暴力だけを信じて生きているヤクザ。 身体を壊し、酒が飲めなくなった元No1キャバクラ嬢。 この3人が、一発逆転を狙って大勝負に出た。 展開は相変わらずスピーディーでおもしろく、個々の登場人物も個性的だ。 ただ、ラストは、他の馳星周の作品を読んでいたら、容易に想像できるものだ。 たまには、異なったエレガントな終わり方はないのだろうか? 裏世界を描いているが、表世界を真っ当に生きていても、少しのきっかけで 裏に足を踏み入れてしまい、そこから出られなくなることが当たり前のようにあることが わかる。 まあ、ラストは兎も角、読んでみることをお勧めする。 少しワルの気分になれるからだ。 | ||||
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俺の大好きな作家、馳星周。最近はなんだか、おとなしい内容で昔程、暗黒モードのグイグイ引っ張る狂気は失せてきている、、、 今回はなにやら金融まじりで社会派狂気小説? 文体も昔とだいぶ変わってきている。 難しい熟語、漢字がたくさん組み込まれているが、辞書から取り出した感が拭いきれない。 俺たちがあなたに期待しているのはそんな語彙の自慢ではなくて、本物の狂気を期待しているのだ。 プロット仕立て中心ではなく、昔の爆発オーラの勢いが欲しい。 多分馳のファンは皆昔を懐かしんでいるだろうし、過去の作品のような熱い本にぶちのめされたいはずだ。 正直、もう小説を書く意欲が少なくなってきてるんだと思う。しょうがないが、、、頼む、俺を、俺たちをもう一度ぶちのめしてくれ。 馳は最高だ!他の作家じゃ書けない人間を書けるし、人間の暗い根っこを強烈にスマッシュしてくれる。この作品もその香りがする。でもまだだ。強烈なアッパーがほしいぜ、馳星周!!! | ||||
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偶然、必然を織り交ぜながらのスピーディーな展開が刺激的だ。登場人物のバラエティーも楽しい。 ただ、あのような稟議書が実在するとは思われない。警察からのあのような礼状もあるはずがない。大津警部補の描き方が物足りない。「週刊大衆」の連載だったようで、それならばこれも許されるかと思った。 | ||||
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大変にみみっちいのである。 ああ、、やくざとかっていうしのぎの世界は、命の金が安くて安くて・・この程度の金額で大変な騒動になるのねえ〜って感じを受ける。 経済やくざや消費者金融とあるからには、もっとこうでかい金額が動いて欲しいんだけど。 そのみみっちさ、いじましさが、ノアールなのかもしれず。 後半はテンポよし・・でもまあ、大企業のリストラって金額もだけれど、路頭に迷う人数の多さと残酷さを思うと、「自業自得」ってのがキーワードかなあ。 | ||||
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相変わらず追い詰められてゆく人間達のドラマだが、以前より読み易くなった。取りも直さずそれは同氏のノワール色が薄れた事を意味するが・・・。「楽園の眠り」よりは遥かに面白かった。でも、久々に激しい銃撃戦のある小説も読んでみたい、と思います。 | ||||
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