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トーキョー・バビロン
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トーキョー・バビロンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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金を巡り結託を装い頭脳戦、の筈がやくざ絡み故、風呂敷が大きくとも結末が透け、結局感情移入も難しく相変わらずの虚しさ。 | ||||
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金を巡り結託を装い頭脳戦、の筈がやくざ絡み故、風呂敷が大きくとも結末が透け、結局感情移入も難しく相変わらずの虚しさ。 | ||||
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空想すぎる | ||||
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不夜城は越えられない | ||||
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人物設定も面白い。ヤクザは恐い、シャブは恐い、baccaratも恐い。でもかっさらうカネが、2億円でいいのか????4人なら一人5,000万円だ。一人でも2億円では、そんなに長く逃亡生活を送れないハズだ。かっさらうのは、2億円ではなく、最低でも20億円だろう。がしかし、20億円は、一人では運べない。う~~ん。どうしたもんか??おしい!なのでホシ4つ。 | ||||
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苦労して何とか読もうと努めたが、まったく面白くなく遂に10ページほど読んでお蔵入り。 | ||||
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ネタバレするので内容は書けませんが、面白く読むことができました。 下巻とあわせて読んでください。 | ||||
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ネタバレするので内容は書けませんが、面白く読むことができました。 上巻とあわせて読んでください。 | ||||
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馳作品に登場する「クズ」は本当にクズです。 このクズっぷりが何とも面白くて、ついついハマってしまうのです。 自分さえ良ければいいんだとばかり、仲間を出し抜いて自分だけ得しようとする 剥き出しの欲望、目先の快楽に身を沈めていく堕落。 日常生活にはない腐りかけてかつ、スパイシーな舞台を これまた日常生活では絶対知りあわない、知り合いたくもない「クズ」たちが疾走します。 面白い。 ピカレスク小説好きはきっと一気読みの一冊です。 ピカレスク小説のなかでは、比較的お口に馴染みやすいクセの少ないテイストです。 | ||||
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2004年に書かれたものだが、当時の世相を反映しているが、いかんせんあまり面白くない。魅力的な人物、感情移入出来る人物が1人もいないのがその一因。 | ||||
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金に目が眩んだ男女四人組が消費者金融から 二億円を騙し取る話なのですが、 この金融会社が驚くほどいい加減な会社。 近々上場しようと言うのに、オーナー会長のワンマン経営で 二言目には「おれの会社だ」を連発。 おまけに警察関係者への裏金や反社会的勢力への対応は 全て社内稟議で会長決済という現実にはありえない(多分)会社なのです。 ですのでスクラムをがっちり組んでいればチョロイ仕事なのですが、 欲で組まれたチームはやがて2対2になり、1対3になりと 仲間割れしながら終焉に向かいます。 最後に金を手にするのは誰でしょうか・・・? 本作で興味深かったのはヤクザ世界の組とフロント企業の関係でした。 これが一般社会での会社で言えば、本社と関連会社との関係とまったく同じで、 組で使えない奴がフロント企業へ出向(?)となるらしい。 フロント(関連会社)へ飛ばされたヤクザは組(本社)の人間に対し、降格人事の屈辱を味わい、 後輩でも下手に手出しをするとオトシマエを着けさせられます。別組織ですから。 何とか手柄を立てて組に戻りたいと、無理を重ねるという構図はどの社会も同じで、なるほど!と思いました。 | ||||
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馳星周の小説には、不夜城 (角川文庫)で虜になって以来、すっかり見入られてしまった。 しかし、体力がいる。精神的な体力のいる作品だなぁ、いつも。 で、読後はたいてい消耗する。それも気持ちいのいい汗をかきましたねぇ。。。という感じではなく、すっかりくたびれて人間不信に陥って。 でも、新しい作品を求め、で、やっぱり消耗して。 今回のこのトーキョー・バビロンはどうなんだろう。 例のごとく、ろくな人間が出てこない。誰にも感情移入ができないのも、馳の独特な作風で、にもかかわらず、気になって気になってしょうがない。 この作品の情感を読み終えた感じでは、登場人物、元IT寵児、大学の同級で元ヤクザで今はそのフロント企業の社員、ナンバーワンホステスの三人がメインになっている。 そして、ここに、情けない金貸し業の課長。 この段においては、どう考えても元IT寵児か元ヤクザが、生き残りそうなんだが(この作者の場合、まぁ、「主役」級の人間はことごとく死ぬか、悲惨な顛末になるからね)。 誰が勝ち残るのか。誰が生き残るのか。そんな楽しみ(?)で下巻に向かう。 しっかし、ろくな人間出てこないなぁ。自分の周りの、普段はろくでなしと思っているものが、ことごとくいい人間にみえてくる。 | ||||
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かつてのITバブルの寵児、落ち目のホステス、そしてやくざ。人生の谷底にいる三人が、ある金融会社から金を脅し取ろうと奔走する物語。最初は三人手を組んでいた。金融会社のある男を脅し、彼も最初は靡いていた。しかし誰かと誰かが手を組む。二人を出し抜こうとする。そこに愛が描かれていた。脆く儚い愛。金を仲介した愛。その切なさに新しい馳星周ワールドを感じ、心を揺さぶられた。 四人の頭脳合戦が繰り広げられ、その結末に驚きを隠せない。金に目が眩んだ四人の人物はお互いの心理を推測しあい、次第にぶつかり合っていく。四人の周りで動き出す、西のやくざと東のやくざ、そして会社の上司もなだめなければ金は手に入らない。東奔西走、暗中模索。失態を犯し逃げ回る。殴られ殺され事態は思わぬ展開へと発展していく。人生のどん底から這いあがれるのは誰なのか。その驚愕の結末をぜひ体感していただきたい。 | ||||
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闇の世界に生きる会社員。ホステスとして生きるには年齢もぎりぎりで、さらに肝臓を壊し、自分の客を取られそうになりながら不安に生きる女。そしてやくざ。この三人がある金融会社の男を手玉に取り、大金をめぐって奔走する物語。金融を題材にしているけれども、金融の専門的知識がなくてもすらすら読め、どのような展開になるのか先が待ち遠しく、本に釘付けになってしまう。誰が騙されるのか誰が騙すのか。そしてその駆け引きの行方は。まだ上巻を読んだだけではわからないけれども、下巻を読むのが楽しみでならない気持ちになる。 馳星周氏の作品は性的表現が多少あるけれども、この作品ではそういった描写は一回だけで、登場人物たちの駆け引きややり取り、そして心理描写に重きを置いているので、登場人物たちに自然と感情移入してしまう。馳星周氏の作品の醍醐味といったら、やはり闇の世界を堪能できるところ。水商売はそうでなくとも、やくざの世界の上下関係、そしてそのやくざや悪徳警視正と癒着のある金融会社の内部事情や上司と部下のやり取り。触れることのできない世界に読んでいくうちに入り込んでしまう感覚は、興奮と恐怖の入り混じった新鮮な気持ちになる。一読の価値ありの作品だと思います。 | ||||
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時代の寵児だベンチャーの雄だともてはやされ、持ち上げられ、ただ運が良かっただけなのに その気になり、すべてを失った後でも自分は他人とは違うのだと思い込むことで苦難に耐えてきた。 いつか、そのうち。いつか、かならず。いつか、あの栄光を再び。 いつかなどという日は永遠に来ないのだ。自分にはあると思っていた才能など、実はちっぽけな ものでしかないのだ。人より計算が速く、機を見るに敏なだけ。それ以外の才能など皆無だし、 人を引きつける魅力などどこにもない。ただ生意気で身の程知らずな若造が自分だ。 この小説を通じて、作家が最も言いたかったことがこれだろう。 | ||||
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この人の不朽の名作、「不夜城」と比べると、ちょっと甘い(笑 まあ、なんていうか、よくある、企業←消費者金融(笑 と暴力団と警察のお話。 裏社会の表面だけ、軽くなぞった感は、否めないかなあ。 たぶん、アキハバラディープで、秋葉原のほんまもんの「おたく」が、怒ったように、 ほんまもんの、かつての消費者金融の役員クラス・フロント・癒着おまわりが、読んだら、 怒るんじゃないかな。 この人の不朽の名作、「不夜城」と比べると、ちょっと甘い(笑 まあ、なんていうか、よくある、企業←消費者金融(笑 と暴力団と警察のお話。 裏社会の表面だけ、軽くなぞった感は、否めないかなあ。 たぶん、アキハバラディープで、秋葉原のほんまもんの「おたく」が、怒ったように、 ほんまもんの、かつての消費者金融の役員クラス・フロント・癒着おまわりが、読んだら、 怒るんじゃないかな。 現実は小説よりもっとえぐいよ。 | ||||
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普通にオモシロかった。 夜の歓楽街に生きる男女の、欲望と裏切りのストーリー。 馳星周お得意のダークサスペンスである。 短いセンテスで畳み掛けるような文体が売りだった かつての小説に比べると、ここ最近の著者の作品は、 小慣れた文章と鷹揚な雰囲気が目立つ。 そのスタイルがノワール小説の世界観と緊張感をぶち 壊すことも多かったのだが、この「トーキョー・ バビロン」では珍しく成功していたような気がする。 つまり各登場人物を丁寧になぞっていくことによって、 入り組んだ物語が、よりクリアに浮かび上がってくるのである。 多少のご都合主義はあるものの、追い詰められていくキャラ たちの緊迫のドラマを、安心して追うことが出来た。 もっとも他の評価がなかなか辛口なのは、デビュー作にして 最高傑作でもある「不夜城」の存在のせいか。つねに評価の 引き合いに出される「不夜城」の呪縛から、馳が解き放たれる 日がくるのだろうか………。 | ||||
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馳ワールド十八番の新宿ジャパニーズマフィアストーリー。 2人から3人そして4人となった共犯者がそれぞれの欲望を押さえ付け張り詰めた緊張の糸を引き合う。結局女のしたたかさに翻弄される展開もご愛嬌。600ページもの長篇だったが数日で読み切る事ができた。 | ||||
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IT長者から、滑り落ちて、莫大な借金を抱える男。 暴力だけを信じて生きているヤクザ。 身体を壊し、酒が飲めなくなった元No1キャバクラ嬢。 この3人が、一発逆転を狙って大勝負に出た。 展開は相変わらずスピーディーでおもしろく、個々の登場人物も個性的だ。 ただ、ラストは、他の馳星周の作品を読んでいたら、容易に想像できるものだ。 たまには、異なったエレガントな終わり方はないのだろうか? 裏世界を描いているが、表世界を真っ当に生きていても、少しのきっかけで 裏に足を踏み入れてしまい、そこから出られなくなることが当たり前のようにあることが わかる。 まあ、ラストは兎も角、読んでみることをお勧めする。 少しワルの気分になれるからだ。 | ||||
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俺の大好きな作家、馳星周。最近はなんだか、おとなしい内容で昔程、暗黒モードのグイグイ引っ張る狂気は失せてきている、、、 今回はなにやら金融まじりで社会派狂気小説? 文体も昔とだいぶ変わってきている。 難しい熟語、漢字がたくさん組み込まれているが、辞書から取り出した感が拭いきれない。 俺たちがあなたに期待しているのはそんな語彙の自慢ではなくて、本物の狂気を期待しているのだ。 プロット仕立て中心ではなく、昔の爆発オーラの勢いが欲しい。 多分馳のファンは皆昔を懐かしんでいるだろうし、過去の作品のような熱い本にぶちのめされたいはずだ。 正直、もう小説を書く意欲が少なくなってきてるんだと思う。しょうがないが、、、頼む、俺を、俺たちをもう一度ぶちのめしてくれ。 馳は最高だ!他の作家じゃ書けない人間を書けるし、人間の暗い根っこを強烈にスマッシュしてくれる。この作品もその香りがする。でもまだだ。強烈なアッパーがほしいぜ、馳星周!!! | ||||
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