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高校事変
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高校事変の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 41~60 3/5ページ
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高校内に武装集団が襲ってきて学生らを殺しまくるという非現実的なお話なので、現実逃避できて面白くないこともなかったのですが、主人公の女子高生が小さいころに半グレたちに仕込まれたからといって、あんなにも完全無欠に何でも知っていて戦闘力が高すぎるのか? という疑問がないこともなく…。 といいつつ、途中までは展開が早いのもあり楽しく読んでいましたが、終盤は主人公があまりにも強すぎて少し飽きてきたといいますか、主人公が頑張っていたのはいわゆる正義の味方だからというよりは、結局は殺戮が単に楽しいから…というオチなのかあ、、という勝手ながっかり感もあり、何だかあまり主人公に感情移入も共感もできないまま読み終えたという感じです。 | ||||
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非常に面白いJK活躍冒険小説シリーズの第1巻なのですが、他の人のレビューにもある通り、誤解してる人のせいで平均点がちょっと下がってるような気がします。 これはシリーズの第1巻です。次巻以降に謎を残している展開です。だからあの帰化ベトナム少年がキーマンなのは明白なんですが、刊行後5か月ぐらいのレビューはみなさんそれに気づいておられない。 それと終盤に校舎を訪ねるあの人を黒幕だと信じすぎて、じゃあお金の貸主がどこの誰で何のメリットがあったのかが伏せられたままなのに、そこも指摘しない。最後に優莉結衣が彼の家を訪ねたのはなんの意味のないシーンだとでも? 彼がいたから総理大臣が武蔵小杉高校を訪問し、彼がいたから武装勢力が学校を襲い、彼がいたから結衣もまたこの高校に転校してきたと、明確に語られてるではありませんか。彼に会った瞬間、涙が頬を伝ったというのは意味深な描写であって、ただサインを貰えたから感動したとでも思ってるんでしょうか。 松岡圭祐は他のシリーズもそうですが、第1巻を単純明快な起承転結エピソードに見せる傾向があります。「水鏡推理」もそうでした。2巻が主人公のキャラクター描写を深めて描き、3巻が本道で評価も高くなる、って流れです。今回も同様だと思います。正直、無敵のJKが暴れるだけのところと、敵の企みが単純だと言っておきながら、ベトナム帰化少年のことにまるで気づかないなんて、大した本読みでもないと思えてきます。 あの武装勢力に限っても、黒幕大臣から報酬を貰って、海外へ高飛びする前提で働いてるんですから、指揮権発動の書類を信じているのは当然で、いやむしろ一抹の疑いを持っていたからこそ、校内放送で示唆したり総理を生かしておいて確かめようとしたんでしょう。総理がサインに応じなかったのは、結衣に「なんでも粗探しして突っかかれ」と指示されたからであって、本来なら総理は書類が偽物がと分かっていればこそ安心してサインし人質を救おうとしたはずです。敵の動揺は心理戦の結果であって、キャラが少々喜劇的な味付けというだけで腰砕けのように見えたというのは思い違いだと思います。 結衣の父親がカルト教団でなく半グレだというのも、時期を考えれば当然で、カルト教団のテロはそれ以前にあったことになってます。なんでそれが小説内の世界観で半グレの次女になってるのがおかしいんですかね? 無敵じゃないヒロインのほうが面白いって、それはもう「探偵の探偵」でありましたよね。その程度にしか読まれてないのかとちょっとがっかりですね。 ぐちっぽくなっちゃいましたが、著者の「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」「黄砂の籠城」「八月十五日に吹く風」「水鏡推理3・4・5・6」ほど星の平均が高くなくても(アマゾンがそうなってるだけで楽天やブクログは総じて高いです)シリーズという前提で読めば、最初のエピソードからとても楽しめますから、JKの活躍を読みたい人におすすめです。 なお上記のことは3巻時点までのヒントで推理できることです。4巻目には1巻の真相が語られるらしいです。 | ||||
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非常に読みやすい文で、しかもストーリー展開がうまくて、次々とページをめくっていきました。 非常におもしろかったです。 ツッコミどころはあります。 一番は、真犯人の動機でしょうか。あんな程度の動機で、ここまでやるでしょうか? そのほか、キャラクタが薄っぺらい感じがするとか、読んでいる途中で、何度か「あれ」と思うことはありました。 しかし、これだけ、ハラハラドキドキさせてくれれば、そんなマイナス面は大して気になりません。 ハリウッド映画の娯楽作のようなものと割り切って、ひとときを楽しむというのが、正しい読み方のように思います。 | ||||
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事実は小説より奇なりという言葉はあるけど、小説が事実に負けちゃいけないよねって思う。1女子高生がそんな事できるもんかと思うけど、できる世界があると面白い。たまにしか本を読まないから全く気づかなかったけど、万能鑑定士Qの作者さんだったのね。 読みやすい本です。 | ||||
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松岡さんの作品は『八月十五日に吹く風』や『黄砂の籠城』を読んで、 あれっそっちに行くの?と思ってたら、、、。 単純にサクッとスラスラ読めて、ページをめくる手を止められない物語を、 また出してくれました。 月村さんや深町さんかと思うような、無理いっぱい、オチ貧弱な展開もサイコーでした。 あっという間に読んでしまいました。 このままⅡも読みたくなりました。 シンプルに面白かったです。 ただそれだけ。 | ||||
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その場にある物を武器や凶器に活用するスタイルは好きですね。工夫が感じられて 面白いです。また政治の世界独特の心理描写も読ませます。ただ、半グレは警察の 捜査撹乱を狙ってテロなどするはずがないので設定に難ありかと思います。 そうは言ってもアクション部分が読ませるので最後まで読んでしまいました。 | ||||
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特殊部隊なみの戦闘力がある女子高生がテロリストと戦う。ラノベと違うのは緻密なプロットに基づいており、キャラものに逃げていないところ。例えば主人公をイケメン男子高校生にしても面白いはず。問答無用に悪人をさばく(しばく)様は遠山の金さんなみ。スカっとします。最後はダークヒーローらしい、切ないものですね。 | ||||
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万能鑑定士を読んでからしばらく離れていた同作者の作品を読んでみた。 結論からいうと、相変わらずの豆知識ドヤの連続。 人物描写やストーリー展開に無関係な豆知識ドヤが次々に披露される。 万能鑑定士ではまだ主人公の能力として設定上の必然があったけど、今作では意味不明。 緊迫したシーンで急に女子高生のK-POPトークが始まっておじさんが戸惑う、とか必要性が感じられない。 そして最後は伏線もクソもないちゃぶ台返しドヤ! 続編では主人公がマーダーライセンスでも持ってたことにされてるのかな? それくらい支離滅裂で整合性が取れない、シーンごとのノリだけで描かれています。 | ||||
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何せ人がいっぱい死ぬ。日常ではあり得んくらい。でもそれがフィクションの醍醐味 | ||||
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人が死なないミステリーで有名な著者による、人が死にまくるミステリー。凄惨すぎて読むのが辛い。こんなの書くんだったら、グアムの探偵4か、水鏡推理7を書いて欲しい。 | ||||
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痛快に思えるところもあるが、殺戮シーンがグロい表現で気分が優れない人がいると思う | ||||
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話が面白いどうこうより、20代~30代でないと意味が分からない描写が増えると思います。 具体的には なろう系小説 K‐POP 男子の人気妄想ネタ 等々、感覚としてはまとめサイトとかが好きな人には違和感なく読めると思います。 内容的には「チートJKがテロ武装組織相手に大活躍」の一言で終わる小説です。 難しいことは考えず、とりあえずの面白さを求めるには丁度良いと思います。 | ||||
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千里眼シリーズで有名な著者の新シリーズもの。 女子高生を主人公にしたバイオレンス・アクション小説。 シリーズ一作目から飛ばし気味で多くの犠牲者が出るので、 バイオレンスが苦手な人にはおすすめできない。 ただ視覚的な生々しさはないので、ゲーム感覚的に読み飛ばせれば、 ハリウッド映画のようなスリルのあるアクション小説として読むことができる。 主要な舞台はいまを時めく武蔵小杉とそこにある架空の学校・武蔵小杉高校。 その武蔵小杉高校に電撃訪問する総理大臣を急襲するテロリストの集団。 次々と惨殺されていく学生と教師、そして立て籠もりながら、 テロの目的が謎のまま事態は進行してゆく。(これが物語のオチに絡んでいる) テロの真の目的は何なのか?テロリストのプロフィールは?真の黒幕は誰か? 主人公の優莉結衣はこの状況に特殊な鍛え上げられた才能で切り抜けていく。 「女子高生版ダイハード」と言ったところだ。 相手を仕留めることに躊躇のない結衣は、まさしく一人vsテロリストを戦い抜く。 生々しいまでに現実に則した設定を盛り込みながら、 誰がモデルであるかわかりやすい人物もチラホラ見受けられ、 本当にこんな風に対応するかな、などとツッコミを入れながらも読み進む。 人道に配慮した、犯人を極力殺さないような警察や自衛隊では対処できない事態、 それが刻々進んでいく悪夢のようなテロを想定し、それをどう解決して行くかが見所。 アンチ・モラルな描写やリアルなテロリストの襲撃について踏み込んでいるので、 道徳を気にする読者からは低い評価になりそうだが、 日本国総理大臣がテロリストの標的になりうるという意味では、なかなか興味深かった。 全体を通せば、主人公ひとりでこんなに相手にできないし、 警察や自衛隊もここまでテロリストに弱くはないだろう。 | ||||
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『探偵の探偵』にはどハマりしました。で、本作。面白くないわけがない!な設定に惹かれまくり衝動買い。 ですが・・・個人的には今ひとつでした。 その理由は、以下の通り。 ・主人公の無双っぷりに、爽快感があるようであまり無い ・主人公自体の魅力も、強さ以外は今ひとつ(『探偵の探偵』の主人公は最高でしたが) ・敵の脅威が、出だしの「いきなり大量殺戮(生徒も含む)」以降、今ひとつ ・女子生徒による慰安所は、読者の「敵に対する "こいつら許せねえ!" 感」の増幅を狙ったものだと思うが、「これ必要なくない? てか、むしろ女子生徒の方がムカつくかも・・・」な嫌悪感しか煽れていない(もしかしたら、政治的なメッセージを込めているのかもしれませんが) ・主人公以外のキャラが活きてない(女の先生とか、生き残った男子生徒コンビとか、魅力ありそうなキャラは複数いるのですが) そして一番残念だったのは、『探偵の探偵』の主人公にはあった「戦士としての哀しさ、闇と業」みたいな要素が薄いという点です(いかにも有りそうな気配を出してはくるのですが)。だから、主人公にあまり感情移入ができない。 であれば、もっとシンプルに「女子高生ソルジャーの大無双!」を味わいたかったです。月村了衛さんの本のような、スカッとするシンプルな爽快感を。 というわけで、星三つとさせていただきたいと思います。 | ||||
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初めての作家の初めての作品を読了。広告につられて、興味をもって手に取りました。想像以上にアクションシーンが激しい!総理が普通の高校を訪問するという政治パフォーマンスから始まり、高校を舞台にしたテロまでが飛躍的過ぎると思いながら、この作品のヒロインが英雄でカッコ良すぎる。テロリストの動機や黒幕が弱い感じはしますが、そんなことは、このヒロインの活躍で吹っ飛びます。日本に帰化した選手のくだりとかも必要かなぁ。とはいえ、当然、続編も読みたいです。 | ||||
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優莉結衣(ゆうり・ゆい)は、平成最大のテロ事件を起こし死刑になった男の次女。 学校では奇異な目で見られ、イジメられもする彼女ですが、後半につれて話は盛り上がってきます。 著作権があるので、はたまた、ネタバレも防ぐために内容は省きますが 個人的には読みやすかったしサラッと読めました。 難点は退屈なシーンが多かった印象。 言っては何ですが、水増しと言うか、どうでもいいような話が続くと、「このくだり必要か?」と 思ってしまい読むのが辛くなったシーンもありました。 難しいかもだけど、その辺は工夫が必要かなと。 あとは、珍しい名前が出すぎでわかりづらい。 流行りなのか、キラキラネームなのか、わかりませんが 変な苗字の人(実在していたら申し訳ありません)が多すぎ。 まぁ、主人公の苗字が珍しいのは設定上良いと思うけど… (珍しい苗字なために、犯罪者の娘ということが周囲にわかってしまうので、珍しい苗字であることに意味を持たせることができる) なので、他の一般の登場人物は普通でいいかな… | ||||
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まず著者は「戦うヒロイン」が大好きな方なので、本書も「女子高生版ダイ・ハード」な感触が漂い、実際に脚本設定の類似性や、アクション描写には魅力を感じます。 一方で、オマージュ要素はアクション映画に止まらず、現実世界の政治&行政実情にも及び、実在の著名人を彷彿する言動も数多く散見されます。 ただ、色々詰め込み過ぎた感はあり「半グレ集団」が「VXガスでテロ」と言う、オマージュ設定の組み間違いと思しき点もあったりで、ちょっと勢い余って繊細さを欠く設定はありました。 また、帯にアピールされている通りに「学校施設を日本構造の縮図化」する事に注力し過ぎて、逆にリアリティーが損なわれるエピソードも多かったです。 中でも、エンタメ性を意識したと思われるお色気要素においては、海外テロリストの蛮行を模したと言えるエピソードが組み込まれているにも関わらず、その名称に「慰安」と言う言葉を用いたりと、ちょっと無理のある「日本縮図」とは感じました。 尚、人権侵害&人命軽視な要素は多数含まれ、若干の男性妄想要素も組み込まれており、女性読者には勧め難い側面も有します。 総じて、周囲の人間が無能過ぎると言う、ヒーロー&ヒロイン物では定番な脚本補正にアレルギー症状が出ない方なら、そこそこ娯楽性を持って楽しめる一冊と感じます。 それでも、著者自身に現代社会への不満か警鐘と言う想いでもあったのか、やや感情的に筆を振るいまくった感は否めず、もうちょっと緻密な設計図&捻りが欲しかったとは思いましたので、☆×3に控えさせて頂きます。 | ||||
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筆致によりサクサク読ませるので、通勤通学中に読むには良いと思う。 主人公のキャラ設定や事件首謀者の動機付けなどに説得力が無く、漫画チックというか現実 があまりにも無いので、逆にもっと別の大仕掛けが背景にあるのではとも勘ぐらせる。 主人公の生い立ちに関する多少の情報は説明的に語られるものの、それが物語中の個々の行動 の動機に繫がっているように見えない。少しでも悪要素がある人間は一般人でも犯罪者でもスポ ーツをするように殺していく。快楽殺人者と変わらないように感じる。もしかして超技術で作ら れたアンドロイドが人間を学習していく物語なのかとも想像できなくも無い。「何かが狂ってい る」あるいは「芝居じみている」ように感じられる違和感のようなものが、一読して評価を決め つけるのを躊躇わせる。 かといって否定的に感じているかというとそうではなく、次を読んでみようと思わせる。 最後にいきなり次巻へのつなぎが入っているので、今後シリーズ化されたものを読み進め ば、主人公のキャラや行動原理の謎などが明らかになっていくのだろうか。 この破天荒な設定を納得できるよう、どう収束させるのかと考えるとわくわくもする。不思 議な作品だ。 | ||||
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内容的には結構おもしろかったが 溝鹿のサバゲーチームの件とか「それはないだろ」と思うような 設定がイマイチなところがちょこちょこあった。 主人公の女子高生にしても半グレを親に持ちそういう環境で育ったにしても いくらなんでもスーパーマンすぎる。戦闘能力や知識やサバイバル能力が凄すぎて 人間離れしすぎてる。 あと読んでて気になったのは人の容姿を罵る汚い言葉が結構出てくる。作品上そういう言葉が出てくるのは ある意味仕方ない部分もあるかもしれないけどこの著者は性格悪いなと思ってしまった。 全体として粗が目立つ作品だと感じた。 | ||||
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もともとこういうアクション物は好きだし、ヒロインは理知的でかっこよかった。敵の一手先を読んで、手近な品で反撃するところは実にクール。 しかし、ほかのかたも書いておられるが、犯人側が・・・ 動機もしょぼいし、かりにその発想が法的に正しかったとしても、あれだけのことをしておいて、のほほんと逃げおおせられるわけない。 死人の数と、かかった金の巨額さが、動機にあまりに釣り合わなさすぎる。 脇役の小ずるいサイドストーリーも(女子生徒同士のいじめとか、虚栄心ありまくりの教師とか)、さらっと解決してしまって話がふくらまない。 犯罪者の家族という重荷を背負い、寡黙に生きるヒロインの魅力で星はおまけで4つにした。ヒロインにはまた会いたいが、次回作があるのなら、設定を緻密にしてほしい。 | ||||
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