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きみの世界に、青が鳴る
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きみの世界に、青が鳴るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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6巻全部読んでのレビューです。 村上春樹の文体と、なろう小説のおっさん系やヤレヤレ系が苦手な人は巻数を追うごとに辛くなってきます。 思春期の瑞々しい自分勝手さがデフォルメされたキャラクターも私には共感しにくく、 ミステリー要素も減っていき、6巻についてはミステリー要素あったかな…あったよね……きっと……、程度。 初巻が一番スッキリ感があるので、そこで疑問符付いた方は読み進めない方が読後感が良いと思います。 逆に言えば刺さる人には刺さるとは分かるのと、初めの数巻はそれなりに楽しく読めました。 ここまでで星三つ(普通)くらいの評価なのですが、どうしても受け付けられず星マイナス1になった点が以下、軽くネタバレ。 現実と魔法の世界を小説という虚構で描くなら、書かれた現実には現実味を持たせて欲しかったです。 中学2年の子供がいる父親が2年本社から支店に出向するのに、単身赴任でなく子供をその度に転校させるのは不自然だし、 末期の立つこともままならない血液の癌患者が諦めを捨てただけで2ヶ月で一人旅ができるほど元気になったり、 その状態で健康な人以上の生殖能力があったり、 義務感も倫理観も失ってない素敵な女性が愛情という感情を失っただけで子供を虐待したり、 その虐待をずっと受けていた子供が聡明で賢い優しく理想的な子供に育っていたり、 ただの可哀想な状況を作るためにだけに現実ではあり得ない事を本の中の現実で起こしてしまっていて露骨過ぎだったという印象が良い点も全部持っていってしまいました。 | ||||
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6冊全部読んだ感想です。 1~4巻までは多少の?もありましたが,概ねポジティブな感じて読み進めました。 現実で年齢を重ねる中で手放した自分の過去が階段島に集まり,魔女はそれらを見捨てない,という設定は面白いと思いました。 しかし,5巻目あたりでなぜだか読む気力が萎えはじめ,6巻の,特に最後の終わり方は「ああ,この作者逃げちゃった,投げ出しちゃったんだ・・・」と思ってしまいました。 もう少しうまい着地をしてくれれば6冊読んだことをポジティブに捉えられたはずなので,とても残念でした。 | ||||
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同じシリーズを5冊購入したのですが、大きな封筒に5冊そのまま入れられた状態で送られてきました。 簡易包装の考え方には賛成できますが、本を5冊封筒に入れただけ配送中に本同士がぶつかって、本が破損してしまうとは考えなかったのかなと。 開けた瞬間、写真のように帯が破れ、角が曲がった状態の本を見てがっかりしてしまいました。 | ||||
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シリーズ全巻を読んでのレビューです。 階段島という特殊な環境下における子供たちの青春要素や、特殊設定を活かしたミステリ要素を期待したのですが……読み進めていくうちにその期待は悉く萎んでいきました。 言葉の定義だとか、恋とは……、といったいつまでも堂々巡りの議論を、背伸びして無駄にインテリぶった高校生たちが繰り広げてくれるのですが、これが本当にくどい。同義語と対義語とか小学生でも知っている表現をさも高尚な雰囲気のように差し挟んでくるので、かえって頭の悪さが露呈しています。 身内同士で小競り合いをしているだけの描写がだらだらと続き、そのため「階段島から大地を出す」という物語の本筋は遅々として進まず、かえって新たな問題を招くだけ。こいつらは一体なにがしたいんだ、と後半は終始思っていました。 文体に関しては村上春樹を仄かに彷彿とさせますが、村上春樹の場合は社会状況の暗喩だとか、奥行きのある問題提起だとか、作者の教養が覗えるのですが、本作はさしたるメッセージ性もなければ共感性もなく、ただひたすらに七草君が「僕だけが真辺ちゃんをわかっているんだ」と言わんばかりのみっともない自己陶酔を垂れ流すだけ。正直かなり辟易しましたが、一度読み始めたのだからと何とか我慢して最後まで読みきりました。 思春期の肥大した自意識や学生時代の叶わなかった初恋をいつまでもみっともなく引き摺っていそうな作風で、よくある「きみぼく」系の話でした。一定の需要はあるジャンルだとは思いますが、私には気持ちが悪くてちょっと無理でした。タイトルにもある通り、少なくとも六巻もかけてやるような内容ではないのでは、と思います。一、二巻目まではあまり上述したような欠点はなく、せめてもっと早く綺麗に畳んでくれればと思うばかりです。 酷評になってしまいましたが、七草君によると「我慢の同義語は諦め」だそうなので、諦めてあまり期待せずに読めば楽しめるかもしれません。 | ||||
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すすめられて読んでみたものの、このシリーズを読み進めていくうちに、おいてけぼり。 このまま、惰性で読んでもおそらく理解できないと思います。 難解というならまだしも、…なんというか肌に合う合わないということだと思う ごめんなさい | ||||
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階段島シリーズ、ついに完結です。 足掛け5年、気付けば6冊。 途中で何度、読むのを止めようと思ったことか。 しかし、手にしてしまったことだし最後までと、 ようやく完結までたどり着きましたが、 やはり、止めて置くべきだったと後悔しています。 全くすっきりしない終わり方で、これまでの労力を考えると、 何か悲しくなりました。 | ||||
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