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小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」
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小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」の評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1～20 1/2ページ
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| 小説家、辻村深月さんが作った映画を本人が小説化しています。新しいドラえもんの世界がとても面白い、お勧めの小説です。巻末のスピンオフ作品には藤子Ｆ不二雄先生の他のマンガのあのキャラクターも登場します。 | ||||
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| ドラえもんが好きな小学4年生娘に与えたら1日で読んでいた。 子供が小説を読むきっかけに良いかもしれない。 「遅刻が多く、ドジで、運動が苦手、学校の成績も0天続きのーだけどとても優しい、メガネをかけた小学生の男の子だ」みたいにのび太、ジャイアン、スネ夫、静香の紹介を改めて文章でされるのはちょっと新鮮(笑)。 後半のクライマックスのガヤガヤした場面は、文章で読むのは面倒くさくて、やっぱ映画で見た方がいい。 | ||||
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| 小説だと文章でしっかりと記述できるので、尺の都合もある映画よりずっと情報量が多い もちろんストーリー自体は映画と同じなのだが、細かい部分の描写や道具の説明、エスパルがカグヤ星を離れるシーン、カグヤ星の月を破壊する経緯などもあるため、より理解が深まる 映画を見て気に入ったならぜひこれも読んでみてほしい 短編「ルカの地球探査記」ではルカが地球に来てからのび太に会うまでが描かれており、こちらもかなり秀逸 F作品の某キャラも登場する | ||||
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| これは、「ドラえもん」の小説であると同時に、れっきとした「辻村深月作品」でもあります。辻村深月さんらしい文章なのに、そこに綴られているのは子どもの頃に見たドラえもんの一場面。いや、辻村さんの文章だからこそ、ドラえもんやのび太たちが生き生きと動くんですね。読み始めの１〜２ページで、もうドラえもんの世界に入ってしまいます。 過去作へのオマージュあり、昔のドラえもんを彷彿させるバトルシーンありと、大山のぶ代版ドラえもんで育った世代にとっては嬉しすぎる内容です。 ラストシーンでは、年甲斐もなく泣いてしまいました。 映画は未視聴なので小説のみの評価になりますが、文句なしにオススメできます。 | ||||
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| 読んでよかった、買ってよかったと思いました。 | ||||
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| 小学校2年生でも夢中になって読んでいました。 | ||||
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| 娘が読みたいと言ったので購入しました。思ってた以上に綺麗で気持ちよく読めそうです。 迅速に発送していただき ありがとうございました。 | ||||
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| ドラえもん映画の小説本。 映画を見ていないので、どちらがどうとは言えないが、小説はドラえもん愛に溢れている。本当に映画版ドラえもん。頭の中で映画を見ているよう。とっても暖かく面白かった。 書きぶりは柔らかいので、小学生からでも読めるが、大人も十分楽しめる。 大変オススメ出来る一冊。 | ||||
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| ドラえもんは、映画でしか観たことありませんでしたが小説面白かったです。 キャラクターを良く知っているのもあって子供でも楽しく読むことができると思います。 | ||||
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| 「ドラえもん」はマンガからテレビアニメになり映画になった。それぞれメディアとしての特徴があるから、「ドラえもん」のイメージや世界観を壊さずに表現するかというのは、結構大変な課題だと思う。 では、「ドラえもん」のイメージ・世界観を構成する要素とは何か。一つの観点として、主題歌を取り上げてみたい。 まず、テレビアニメのオープニング主題歌「ドラえもんのうた」。「こんなこといいな できたらいいな あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど」とよく知られた歌詞だ。小学館の学習雑誌に登場したときは、未来から来た猫型ロボットがポケットから取り出す不思議な道具が注目された。 次に、映画版ドラえもんの主題歌。有名なところではスキマスイッチあたりだろうが、ここでは星野源を取り上げてみたい。繰り返される歌詞は「一緒に冒険しよう」「世界を救おう」である。映画版の特徴は「一緒に」が強調されるので、ジャイアンやスネ夫が「いいやつ」になることだ。小説番の元になった映画の脚本を、作者本人が書いたとはいえ、テレビ版とは若干異なる映画版の空気を小説にするのは大変だったと思う。それがこの本ではうまくいっている。 さらに、ドラえもんファンとしては、「お約束」が盛り込まれているのもうれしい。スネ夫は優柔不断でどこかで裏切るかもしれないという危うさを持っているし、しずかちゃんはどんなときもお風呂に入りたがる。あとは、空き地と裏山。肝心なときに役に立たないドラえもんの道具。のび太のポカが最後にみんなを助ける。そうした細かいことがわかっているのは、やはり作者がファンだからだろう。映画の雰囲気をそのまま文章で表現できるのは、作者が並みではない筆力を持っている証拠だ。 | ||||
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| 小１女子に、映画の予習用に買いましたが、さらっと読破しました。夏の一冊にもいいと思います。 | ||||
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| good | ||||
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| 子供の頃にドラえもんやのび太くんたちと一緒に旅をしていた大人にこそ読んでもらいたい作品です。 なぜなら、藤子F不二雄先生時代のドラえもん映画の名残を感じられる部分がたくさんあったからです。 以下、すべて主観。 ・月の裏にウサギの王国や粘土のウサギ（ムービット）を作る流れや描写＝雲の王国 ・ラスボスが頭だけの人工知能＝海底鬼岩城 ・謎の占いの存在＝大魔境 ・しずかちゃんが傷ついたルナと戦線離脱からの救いの一手になる流れ＝鉄人兵団 ・ゴダートの剣術描写＝夢幻三剣士 ・カグヤ星に乗り込んでいく感じ＝宇宙小戦争 ・ひみつ道具を使ったのび太の念力表現＝魔界大冒険 ・竜の騎士でも活躍したピッカリゴケの登場 ・最初は敵っぽく表現されたウサギ怪獣が仲間になって活躍＝恐竜のティラノ ・ルカとのび太の友情＝日本誕生 ・危険が迫った時にのび太くんたちだけ強制ドロップアウト＝ブリキの迷宮 ・バギーの描写＝恐竜、竜の騎士etc... これは著者が80年生まれでドラえもんファンと聞いて納得。意識されてない箇所もあるかもしれませんが、第三者の私からはたくさんのリスペクトを感じました。 もちろん、本作ならではの面白みもふんだんにあります。5人のレギュラーメンバーそれぞれに活躍の場があり、最後までドキドキワクワクしっぱなし。 本作の映画がここ数年の最高傑作と聞きましたが小説版を読み納得です！ | ||||
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| 2019年3月1日から劇場公開されている「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の小説版です。原作藤子・F・不二雄。 脚本を担当した直木賞作家・辻村深月が執筆しています。 映画を先に観ました。 映画はクライマックスを迎えて、盛り上がったまま終わった印象ですが、 小説は、特にラストが丁寧に描かれています。 「これを、こうするから、いつでも会えるよね。」というようなのび太たちの会話などがあり、理解が深まりました。 映画も小説も「異説クラブメンバーズバッジ」によるファンタジー内ファンタジーと、 ルカたちのファンタジーが重層的に語られます。 複雑なファンタジーですが、読み進むうちに、自然と理解できます。 一度にたくさんのファンタジー要素が登場するのではなく、 徐々に要素が増してゆく、直線的な構成になっているようです。 それぞれエピソードが語られ、僕が納得し、 一つの要素を納得した後に、新たなファンタジーの要素が加わります。 この構成は、（たぶん）さすが辻村深月！ということなのだろうと思います。 単行本もありますが、僕は安かったので(^_^;小学館ジュニア文庫を買いました。 小学館ジュニア文庫版は、全ての漢字にルビが振ってある他は内容は単行本と同じらしいです。読むぶんにはどちらでも同じだと思いました。「小学館ジュニア文庫」の大きさは文庫サイズではなく、新書サイズです。念のため。 印象的だったのは 「友達とは、仲間のこと」 と、繰り返し強調されていたことです。 日常的に「友達」は気軽に使われる言葉です。 たとえば「生き物はみんな友達」などと広く使われます。 この小説の特徴の一つは、少年向けに、普段日本語では曖昧な意味で使われる「ともだち」を「仲間」と定義している点だと思いました。ここに著者の熱い意図も感じました。 勇気を振り絞って、仲間のピンチを危険を冒して助ける。 犠牲を伴う特攻型ではなく、助け合いながら。 みんなで勝利をつかむところが少年向けとして秀逸に感じました。 たとえば、スネ夫が、迷いながらも、月への救援に加わるシーンは象徴的でした。 長く読み継がれる伝統的な物語の特徴と同じです。 誰かが犠牲になって勝利を達成するのではなく、 仲間が協力し合いながら、助け合い、 みんなで平和を勝ち取る物語です。 科学的な要素もグッドです。 月の表面の様子や、 月の自転周期が、地球の公転周期と同じで、いつも同じ面が地球に向いていること など、 子ども向けだからと言って、子供だましにしないしっかりとした、SFになっています。 いろんな意味で、息子がいたら読ませたいな。と思いつつ、 自分が読んで面白い一冊でした。 | ||||
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| ハードカバーのものと少し悩んだのですが、ジュニア文庫版のほうが携帯性に優れ、活字も大きく、文字を目で追うのが楽です。 てんとう虫コミックスの大長編ドラえもんと同じサイズなので（厚さはあります）で、コミックスと並べた時の収まりも良かった。 文芸書として本棚に並べたいならハードカバーを。 | ||||
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| ・品質には問題なし。 ・この映画を観た後にサウンドトラックと合わせて購入したが、結構良かった。 | ||||
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| ノベライズというと、原作が好きな作品であればあるほど違和感があったりコレジャナイ感があるので、基本的に避けている。これは書き手がたとえ好きな作家さんであっても、原作者が認めていても、文章力とは何か別なところで、とにかくこれは違う、と思ってしまうことが多いのだが、これはナチュラルにドラえもんだった！どこまでも、馴染んだドラえもん、いつものドラえもん、大好きなドラえもん、懐かしいドラえもんが、単に文章になってそこにいた！ ノベライズというよりは、映画自体がある意味公式パロディみたいな感じだからかも知れないが、原作者以外が書いたドラえもんを読んでいる、という感じはない。ドラえもんが大好きな同人作家による同人小説を読んでいるような気分になった。ドラえもんが大好きで、どのキャラのことも「ちゃんとわかってる」感じが伝わってくる。 | ||||
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| 辻村深月が書いた小説「ドラえもんのび太の月面探査記」はジュブナイル小説だが、時空を縦横に超えた本格SFであり、ファンタジー小説にもなっている。AIから伝説、伝奇、英雄、過去からの未来改変、そして生きる意味までを、わかりやしく、優しく物語る。大人の小説はこんなにわかりやすくは書かない。こんな物語が読みたかったと思わせる小説でした。「想像力は未来だ！ひとへのおもいやりだ！それをあきらめたときに、破壊がうまれるんた！」これはドラえもんの名言。千年の時を経てあらわれた伝説の英雄の選択したあり方は、現代的なものか普遍的なのか、ここは大人も考えさせる。本屋大賞、直木賞作家の作品てした。 | ||||
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| 映像もクオリティが高くて良かったけど、小説の方が、ルカたちの親との絆の要素があって、感動した。辻村深月さんのドラえもん愛が伝わってくる。 | ||||
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| 本屋大賞も受賞した人気小説家、辻村深月さんが脚本を書いた映画の、辻村さん本人によるノベライズです。 脚本が完成したあと、映画の制作中に書いたそうです。 当方、映画は未鑑賞ですが、今まで幾度となくドラえもんを観てきたので、文字が容易に脳内で映像化され、小説でありながら大長編コミックを読んでるようでした。 もちろん辻村さんの筆力のお陰でもあるでしょう。 所々、ただ映像を文字にしただけのような部分があり気になりましたが(仕方ないかもですがその辺りで星ー１で…)、さすがドラえもんの大ファンの辻村さん、これは間違いなく「大長編ドラえもん」でした！ 大長編ならではのレギュラーメンバー5人の立ち位置、出来杉君の登場の仕方、新しい「友達」。 そしてSF要素。舞台が月ってのが素晴らしい。辻村さんこんなSFも書けるんだ…。 大長編ドラえもんの自分が大好きな部分をちゃんと作ってくれた辻村深月さんには感謝です。そして脚本に辻村さんを選んだプロデューサー？もナイス！ これはF先生も喜んでるんではないでしょうか。 「想像力は未来だ！人への思いやりだ！それを諦めた時に破壊が生まれるんだ！」 物語の後半にすげー名言が出ました。しびれた。 当方ドラえもん好きな30代の大人なので、ちょっと映画館に観に行くのは憚られますが、遅めの時間などにでも、久しぶりにドラえもんの映画を観に行きたいなあと思わせてくれました。 ちなみにこのジュニア文庫版とは別に、装丁家の名久井直子さんが装丁したハードカバーもあります。私は電車やカフェで読むため携帯性重視で選んだのでこちらのジュニア文庫版にしましたが、ハードカバーの方が素敵なので本当はそちらをおすすめしたいです。 内容は同じです(ジュニア文庫版は総ルビ)。 | ||||
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