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インソムニア
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インソムニアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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アフリカの紛争地域で平和活動に従事していた自衛隊の小部隊が戦闘に巻き込まれ死者を出し、帰国後には自殺者も出す。どんな事件ったのか。言って仕舞えば謎はそれだけなので、ミステリーとして線が細い。最後に明かされる真相というのも、まるでオカルトで呆れた。全くお薦めしない。 | ||||
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自衛隊の隊員の海外での活動を終え、帰国してからの物語です。 隊員たちの精神状態を2人の精神科医が診察すします。 海外での活動中に起こった事件?で隊員が次々と自殺していきます。 せっかく2人の優秀な精神科医を登場させておきながら、解決できなかった結末には、読み終えてがっかりします。 読後感がよくありません。 | ||||
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PKOで現地に派遣された自衛隊の部隊が「賭け付け警護」の際に起こった事件を扱った作品。題名の「インソムニア」とは「不眠症」の意味だが、ここでは抑鬱状態に起因する「不眠症」(あるいは「***」)程の意味。ベトナム戦争帰還兵の「インソムニア」を扱ったアメリカ作品は多いが、本作では例のPKO派遣自衛隊の日報改竄事件にヒントを得ているのだろう。 冒頭で「賭け付け警護」の際に起こった事件(勿論、戦闘・事件の事は公表されない)の"あらまし"が提示され、以下、防衛省のカウンセラーが隊員を一人々々当って、事件の真相・全貌を徐々に明らかにして行くという物語。この物語展開は戦闘という極限状態の中での芥川「藪の中」を想起させる上に、自衛隊派遣に対する賛否が旗幟不鮮明で歯応えがない。作中では派遣先を南ナイルランドとしているが、どう見ても南スーダン。作者が最後に用意した回答は南スーダンの方をバカにしているのではないか ? それに回答自身がナンセンスなものでガッカリした。自衛隊のPKO派遣やそこで起こった戦闘に対する隠蔽体質を真正面から批判するとか、逆に、こんなに危険な状態で精一杯努力する自衛隊員の矜持を謳ったものとかを期待していたら、上述した通り、作者はホラーを執筆したかった様(「***」)で、自衛隊を単なるダシとして使った感が強く、作品全体が軽い印象が否めない。派遣隊員の中ではこんなに簡単に男女関係が出来てしまうのか ? また、帰国直後に病院に行かない女性隊員の行動が不可思議である。 私は作者の作品は初読だが、どうやらミステリ作家らしい。戦闘という極限状態の中では確かに<真相>は「藪の中」だが(上述した最後の回答もフェイクかも知れない)、それならそれで、物語展開をもう少し工夫して読者を惹き付ける力量が欲しかった。 | ||||
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いわゆる、羅生門的な構成で、内容は「戦火の勇気」に似た感じとなっております。時事ネタを良く盛り込んでおり、ある程度現実味を感じさせる内容ですが、自衛隊に関してある程度知っている人からすれば??な描写も多々あり、ミステリーとしても特筆するような仕掛けは殆どありません。女性隊員の存在感だけに頼っただけの残念な作品というのが正直な感想です。 | ||||
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