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(短編集)
丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選
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丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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正史の作品は角川文庫と全集でほとんど読んでいる。 たぶん本書も大半は既読だが、初読みも多少は混じっているかな。 表題作はとんでもないキャラが落ちをつける。 『妖説血屋敷』は、ほとんどバカミスだ。 『川越雄作の不思議な旅館』はバカラブコメとでもいうのか。後味がいい。 『舌』は中学生のころ読んで、あまりの鮮やかさに打ち震えたものだ。本書の白眉である。 『誘蛾灯』明かりの色によって男を誘う魔性の女が登場する。 印象深い一篇だ。 『白い恋人』美女と醜悪な男の幻想譚である。 こういう男は当時の定番だったのか。 『恐怖の映画』異様なギミックが印象に残る。 木庭という人物の造形が、まあ何というか。 現代では絶対に許されないが、戦前の作だからなあ。一種の文化資料としての価値はあるだろう。 | ||||
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若干高額なので、(中学生くらいの時に夢中になって読んだ、リアルでおどろおどろしい文庫シリーズぽい表紙にうっかり買ってしまったが( '∀`)ファン以外にはあまりお薦めできないかな... 横溝はほとんど読んでいるが、戦前の幻想怪奇色が強い短編は、 同系統だと乱歩に分があると思う(主観) っていうか、せむしの不具者と女優の蘭子とか既視感のある名前とか設定は、どっちかが影響を受けたオマージュだったりするのかな? | ||||
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