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嘘ですけど、なにか?
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嘘ですけど、なにか?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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著者の矢能シリーズのファンですが、この「嘘ですけど、なにか?」はかなり軽いテイストです。 その軽さが好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、私はその軽快な感じが気持ちよかったです。 作中に桐山八郎兵衛という少年が登場するのですが彼のキャラクターが最高で、この人物造形は漫画家出身の著者ならではだなと思いました。 「八郎兵衛シリーズ」を書いてほしいぐらい好きです。 | ||||
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やはり漫画家さまの文章は、映像が浮かびやすいなあ。 スラスラ読めてしまう。 | ||||
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作品により出来不出来は(あるいは好みに合う合わないは)あるけれども、どれも一度読み始めたら最後まで読み通させるだけの起伏にとんだストーリー性を持った作品ばかりで、しかもハードボイルドあり、コメディーあり、時代物ありとどんどん作風を変えてくる。この作品は、米国スラップスティック風(連想したのはウエストレイク)のできあがりで、「こんなのもお手の物だよ」という営業のように見える。リアリティのなさまで計算ずくだろう。おまけに映画監督もやって絵もプロというのだから、空恐ろしい才能だ。少なくとも3人くらいが一つの筆名で活動しているのではと疑ってしまう。 | ||||
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軽快なテンポで繰り広げられる痛快どたばたエンタメ。 文芸編集者にエリート官僚。 ないないこんなシチュエーションにはひょっとしてあるかもパターン。 予測不能なトンデモナイ展開に想像が広がっていく。 シニカルな笑いが止まらない。 ミステリアスが笑いとともに。 | ||||
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会話が多くて、絵のない漫画のよう。内容も飛ばし読みしても困らない程度。一行を丁寧に読もうと思わなかった。設定も展開にも緻密さがなかった。 | ||||
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キッドがとても面白かったのでこちらを購入。 うーん、人に勧めたいと思うほどじゃないし、内容も薄かった。3カ月経ってどんな内容だったか覚えてないくらい。主人公に共感てきなかったからかな。 表紙が手書きなのは凄いと感じました。それだけ。 | ||||
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警察をやり込めるほどの機転、度胸と頭の良さをもつ亜希なのに 八郎兵衛には通用しなかったり、、、 そもそも隆介は、いくら頭が良くてもあれでは警察官僚のエリートの地位まではいかんやろとか、、、 なんであんな裏社会と通じているおばさんが、バーミヤンの店員? なんて突っ込みどころ満点なのに、、、 読む手が止まらず、どんどん引き込まれ、そして読後もすっきり。 木内さんの作品には今回も楽しませてもらえました。 | ||||
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「こんな題名でどんな話?」と思ったが、そのまんま題名の通りだった。主人公の亜希ちゃんは、最高に面白い。待田隆介は、なんだかおまぬけなのだが、捨てがたいキャラクターだ。中学生の八郎兵衛も、名前に違わず面白い。すらすらと読めてしまって、後に何にも残らない。リアリティは無いねえ。 | ||||
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素直に面白い! 表紙にも騙されます! 嘘で塗り込めたネゴシエイターのお話ですね。 | ||||
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漫画家きうちかずひろさんが小説家に転身しての記念すべき10冊目は知的興味には全く拘らなくていい抱腹絶倒のハチャメチャ・ドタバタ・クライム・コメディーと言っていいんじゃないでしょうかね。やはりヒロインの水嶋亜希ちゃんが一番冷静で頭脳明晰なしたたかな女で残りはみんなあまり頼りにならず本能の赴くままに行き当たりばったりで動く多分に(かなり)軽薄な人々でしょう。フリーデーはパロディですがバーミヤンは実名なのですね。小悪党のサリンジャは渋いですね。また八郎兵衛は落語家に弟子入りして自虐ネタで売り出すと良いでしょうね。 | ||||
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第1章の中途半端な結末に不満を覚えていたところ,続く第2章で別視点から裏側を見せ, 主人公の女と彼女を陥れようとする男,事件を追う警察にそこへ割り込んでくる悪人など, 群像劇のように多くの思惑が入り交じる展開は,テンポも良く,読みやすい印象を受けます. また,心が折れて当然の状況で,機転,そして嘘で窮地を乗り切る主人公がカッコ良く, 相手は巨大な国家権力ということもあり,その勧善懲悪の流れにも引き込まれていきます. 反面,その悪である男が,序盤はなかなかに手強く,頭の切れる人物だったのですが, 話が進み,追い込まれるにつれて悪手を連発,敵役としてはあまりに小物なのは否めず, コテンパンにやられるまでも描かれないため,痛快というには一押しが足りない印象です. このほか,嘘だけでなく,言葉一つから状況が変わっていく様子は面白く映ったものの. それも前半過ぎまでで,後半ではそのあたり含め,主人公の胆力が薄れたのは残念でした. | ||||
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あり得ないけど、あり得るかもと思える上手いストーリー展開。とても楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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最初の嘘でとても期待を持ったけど、その後の嘘はインパクトが弱いし、そもそも嘘なのか何なのかもぼやけてしまっている。 | ||||
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おもしろい!! おもしろい!! 「とりあえず触りだけ」と開いたのがまずかった。 「キリのいい所まで」と言い訳しながら 結局止められず最後まで一気読み。 お陰で翌日は寝不足で仕事。 時間に余裕のある日に読まなきゃいけない本です。 | ||||
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女性編集者が主人公のクライム小説。高級官僚の男性と偶然知り合い、新しい恋の始まりかと期待したのも束の間で、思いがけず事件に巻き込まれ当事者になり、国家的な大事件になるというエンターテインメント性は抜群、ただシンプルに面白いです。 第一章から第二章あたりにかけて読み進めていくと、様々な登場人物の視点から物語が語られ、最後は繋がっていく構成であると何となく分かります。展開にかなり無理のあるところもありますが、時折混じるユーモア同様、笑い飛ばせてテンポよく読めます。 特に第三章には予想外の登場人物も飛び出す上、ラストに向けて、犯罪の策略にも綻びが生じドタバタとアクションシーンが続くのも、お約束ながら楽しめます。 | ||||
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アラサーで独身の女性編集者が主役のエンタメ系クライムノベル。サスペンスながら度々描かれる心の声などコミカルなところもありさほど緊張感はない。面白くて予想の付かない展開に疾走感があり、文章も平易でスラスラ読めてしまうため物足りないくらい。タイトルへの自分の期待感からすると、取り調べで刑事を逆尋問するところが痛快のピークで、途中から嘘や舌鋒が鳴りを潜めてしまった感じが残念。敵も案外弱くて自滅した感が否めず。序盤についた嘘のために窮地に追い込まれたり、絶体絶命のピンチを嘘で切り抜けたりという展開なら最高だった。 | ||||
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高級官僚の待田隆介といい関係になった女性編集者の水嶋亜希が、自らが逮捕されてしまう事件に巻き込まれていく物語。 序盤は、何事にも動じず誰も傷つかないようにうまく嘘をつく亜希のキャラクターが際立っていてよかったのだが、後半は単に事件に流されるだけで失速してしまったのが残念だった。 待田隆介は考えが浅はかすぎるし、所轄の刑事の存在感もいま一つだった。中盤以降に登場する犯罪者の男女とのやりとりも緊張感がなく、最後まで盛り上がらなかった。 | ||||
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木内作品は初めて読んだが、読みやすくて面白かったな。何にも動じない女主人公という設定が良い。2時間半で一気読みした。 | ||||
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女性主人公のエンタメクライムサスペンス。今までの作品とは少し違って、良い意味で意外。面白かった!女がみんな、強かで痛快。ヒロインの行動や発言が愉快でニヤニヤしてしまう。女性読者にウケるのは間違いない。事件は単純だけど、疾走感があって、あっという間に読了だった。シリーズ化して欲しいな。 | ||||
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木内一裕先生の作品はとにかくスラスラ読めて面白い! 10作品目となるこの[嘘ですけど何か?]は 縦、横、斜め、色んな角度からの視点が一つに繋がっていく瞬間、 その時の情景がパッと頭に浮かんでくる様な感じがします! 絡まりながらも流れる様な文脈は立体感のある3D! 読んだ人をゾクゾクっとさせてくれます! それに、元漫画家でもある木内先生のこの表紙は 写真じゃなく絵なんですよね~! 是非書店で手に取って見て貰いたいですね! [・・・] | ||||
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