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介護士K



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【この小説が収録されている参考書籍】
介護士K
介護士K (角川文庫)

介護士Kの評価: 3.75/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

介助者の複雑な心境と現実

実際に介護職に携わっております。この本を読み共鳴する部分もありながら現実起きてしまったら大変な思いをする事を実感出来た気がしました。
ストーリーとしては最後が曖昧な内容なのがイマイチな気がしました。
ここまで書かれているのなら思い切った完結の方がスッキリした感が否めません。しかし、この本は実際現場で働いている者としては購読して損はないと私は思います。
介護士KAmazon書評・レビュー:介護士Kより
4041073235
No.3:
(3pt)

齢者介護の実態が生々しく描かれており、考えることが多かった

つらい状態で生き続けるのなら死んだ方がよい、死なせるのは慈悲であるという、高齢者介護の実態が生々しく描かれており、考えることが多かった。

痛みがあるなら治療すべきだし、生活が不自由なら介護をもっと充実させるべき。文中に出てくるこんな正論を言うのは簡単だが、どんどん高齢者が増加する中で、正論を実行するのは困難だということがよく分かる内容になっていた。

きれいごとを言う前に、国民が交代で1週間介護施設で働いてみるというようなことを施策としてやってみると、どれだけ介護が大変かよく分かると思う。

虐待に対して、文中に出てくる介護従事者の言葉には考えさせられた。

「年寄りを施設に預けている家族も共犯。文句ばっかり言って、感謝のかの字もない。ここは気をつけて、こっちは丁寧に、なんて自分で世話もしないくせに、要求ばっかり突きつけてくる。それで介護士はストレスをため込んで、入居者に当たるんだ。虐待の原因のひとつはそんな家族だ。」

小柳と姉の関係の不自然さや、フリーライターの朝倉の小柳への入れ込み具合は気になるが、介護に携わる人にはぜひ読んでほしい内容だった。
介護士KAmazon書評・レビュー:介護士Kより
4041073235
No.2:
(3pt)

小柳の虚言癖?

介護士の小柳に虚言癖があるのでどれが真実なのかが判らないような結末になっているように思える。もしこんな人が実際に身近に居たら頭がおかしくなりそうだ。
介護士KAmazon書評・レビュー:介護士Kより
4041073235
No.1:
(3pt)

概ね楽しみました

あ、あの事件ね
という感じ。オチがないけど、この手のテーマはオチを求めるモンでもないのでそこはOK
「金を払っているからと言って、自分が出来なかった事を他人に押し付けて、自分以上の成果を求めるのは厚かましい」
↑に、物凄く同意。
基本的に「『無理強い』はせんが、希望者は『安楽死』で良いだろうよ」派なので、自分は黒原、恭平側なんだろうなあ…
「苦しみから解放するために苦しめては本末転倒」と、すると、どうも4階ってのは低すぎる←が、自分の一番の気になりポイントだった。我ながら情緒ってモンに欠けている

ちなみにこの気色悪い関係性の姉弟という設定は必要だったんだろうか?と、思わんでもなかった
介護士KAmazon書評・レビュー:介護士Kより
4041073235

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