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死人狩り
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【この小説が収録されている参考書籍】
死人狩りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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さすが笹沢さん。 犠牲者それぞれの事情とその周囲の薄情さ。 対照的に犯人の熱さ。 しかしタイトルは好きになれない、 「死者めぐり」とか「死人の事情」「死者を洗う」など、どうだろう。 | ||||
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面白い作りをしてはいるのだが、最初 から犯人が見え見えなので、残念ながら興味が削がれてしまう。少しネタバレになるが、途中で同僚警官が襲われる筋立ても説得力に乏しい。面白いところもあるのだが、残念な作品 | ||||
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凄かった。壮絶でした。乗客それぞれの物語があり、最後までハラハラしてました。 | ||||
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少し話の展開に無理があるかなぁ…てところもあるけど。「捜査に無駄はつきものさ」て感じで隅々まで必死で捜査していく刑事の心の葛藤と相反する逃げようとする犯人の心の淵を読むような小説でした…。うーん。犯人を上げるためには刑事ががひょんな人の行動をめざとく見つけ心を読むのねって感じが面白かったです。 | ||||
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確か小3の頃に「乗っていたのは27人」の題名で連ドラされ、特に祖母と一緒によく見ていた。 2話以降はオープニングで銃弾を撃ち込まれたバスの中の情景と崖から転落するバスの映像に 多分主役(高松英郎)のナレーションが流れてたと思う。 たしかによく見ていたけれど途中経過も 犯人も動機もまったく覚えていなかった、そしてこのドラマに原作があったなんて知らなかった。 また、連ドラから十数年後にショーケンでリメイクされてたことも最近まで知らなかった! 初ドラマ版は26話だったらしい、いくら乗員乗客が27人で一人一人を洗うにしても26話は多すぎるのでは ないか、またショーケン版は6話らしい、これもまた短すぎるのではないだろうか, つまり20話前後が丁度いい尺度かな、と思ってる。原作を今読み始めたところで中々読み応えがある。 だが主役の浦上刑事のイメージは初ドラマの高松英郎でもショーケンでもなくなった! | ||||
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が、とてもよい。 | ||||
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走行中のバスが猟銃で狙撃され、崖から転落して乗員乗客27名全員が死亡した。妻子を事件で失った警部補・浦上は、死者全員の背景を探り始めた。犯人はこの中の誰を狙ったのか。生きた容疑者ではなく死者を調べる死人狩りは、犯人逮捕につながるのか。 インパクト抜群のタイトルとユニークな設定に目を見張る。 死者の中には怪しげな行動をとった者や素性を偽っている者もいるのだが、殺されるほどの怨みを買っていたか?という点では、次々と容疑が晴れる。死者たちの人生模様が連作短編集のように描かれる。 バラエティ豊かで意外性もある。訳あり人物が一か所に集まり過ぎな気もするが、いかにも昭和の小説名人といった読み応えで、夢中になった。 解決が唐突かつ推論が無理筋だけど、異色の本格+サスペンスとして特筆すべき名作である。 | ||||
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レビューが良かったので期待して読みました。 序盤で犯人と動機が分かってしまった。 しかしながら、これだけ高評価な作品だしまさかな、、、そんなわけない、きっと違うストーリーになるのだろうと胸を膨らませて読み進めましたが、結局予想通りの展開でした。。。 ミステリー小説はよく読むのですが、毎回作者の思惑通り騙されて、最後にやられたー!って楽しく読み終えれる素直なタイプの私でも気づいてしまったので残念でした。 でも飽きる事なく最後まで読めました。 途中のストーリーが面白く先が気になり読む手が止まらなかったのも事実なのです。 | ||||
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古い時代の小説とはいえ、いくらなんでも登場人物の感情を書くのが下手すぎて何の感情も湧いてこない そもそも文章も語彙力も低すぎる 「〜〜なのだった」の連続、酷い 主人公の刑事もまったくかっこよくないし犯人もオチも安っぽい 読んで損した | ||||
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面白い。 ショーケンのファンなのでドラマを思い出して買いました。。 携帯電話の無い頃の捜査は凄いです。 | ||||
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笹沢左保の小説の復刊が続いている。 理由はわかる。面白いからだ。 希代のストーリーテラー笹沢左保の作品だけに、まず最初の3ページで一気に物語にのめり込まされる。その後もテンポよく進んでいく。 たしかに古い。刑事たちはスマホどころかネットすら使わない。移動には「警察のジープ」を使う。作中には、ドアのカギがかかっていないという理由で、勝手に家の中に入っていくシーンまである。 しかし、古いことは小説の面白さをスポイルしない。それを言うならホームズやクイーンの作品はどうなるのか。 読み終えて思ったのだが、ミステリーというジャンルはきわめて昭和的なものだったのかもしれない。今の時代、防犯カメラがあらゆるトリックを不可能とし、科学捜査が犯人を追い詰める。ミステリーが成立する要素は狭められている。 そう考えると、昭和の時代に書かれたこの小説が面白いのは当然だ。 | ||||
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新刊コーナーにあったので最近の作品かと思い読みましたが30年以上も前の作品だったんですね。 舞台は昭和中期の静岡は伊豆半島。よく足を運んだ場所なので、あくまで現代の街並みになりますがイメージがわくストーリーでした。 最近の国内ミステリーに多い、妙にキャラクタライズされたような登場人物が出てこない作品で、当時の現実を切り取ったような雰囲気は自分好みでした。 結末はある程度進んだところで予想できますが、最近の売れっ子ミステリーに飽きてきた読者には、かえって味わい深さが感じられるかも知れません。 | ||||
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印象的なタイトルを目にして購入した。 笹沢氏の作品は文章が読みやすく、情景もわかりやすい。 一番いいのは、犯人像である。 最近のミステリーは難解にしようとして、結果つまらなく、犯人像が作品にあっていない。 ただ、読者を疲れさせるだけだ。 この本を読んで確信した。 今のミステリーは読む価値がない! 少しは、笹沢氏を見習え! | ||||
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刑事さんの捜査や、犯人探しの為の足取りを追うって手に汗握る感じがしますが、この本はまさに全編においてその事をテーマに進められています。推理小説好きにはこの上なく上物の作品だと思いました。 | ||||
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初期の笹沢が一般的なイメージとは異なり、本格をいくつもものしていたは有名である。本作は初期本格風味が弱まり、徐々に風俗小説へと傾斜をはじめた昭和39年に『平凡パンチ』に連載されたものである。 伊豆の断崖を走行中のバスに銃弾が撃ち込まれ、乗員乗客27名が死亡。動機不明の大量殺人者を追うべく、死者の身元調査が開始される。 その過程で描かれる様々な人間模様が圧巻。これだけでもまったく飽きさせないのだが、加えてWhodunitがしっかりと効いており、本格探偵小説を読んだという充実感を感じることができる。 数多ある笹沢作品の中でも突出した一冊といえる。 | ||||
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