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(短編集)

噛みあわない会話と、ある過去について



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噛みあわない会話と、ある過去についての評価: 4.02/5点 レビュー 61件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.02pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 21~40 2/3ページ
No.25:
(4pt)

胸が痛い

人との会話で、無意識な部分もあるが、それが相手には人間の本質をつくことだったりする。心のホラーストーリー。読む手は止まらず一気読み。
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No.24:
(5pt)

全ての話に親近感を持った

毎回、自分の過去をつつかれてる感覚がした。
最初は復讐者?側に共感して入り込むのだけど、途中から、自分も恨まれる側なのでは?となり、心がざわつく。
自分の過去を、別の人の視点で見てみたいと思った。
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No.23:
(5pt)

噛み合っていない会話から染みでる〝女〟

噛み合わない会話、をテーマに書かれた短編集。
噛み合わない理由はそれぞれですが、そこには〝女〟特有のドロドロした、形容しがたい関係性が滲み出ています。
そうそう、女って自分のことは棚に上げて人の悪口で人と繋がろうとするよね、客観的に見てとかはどうでも良くて、1番大事なのは〝今の自分や周りの気持ち〟なんだよな。
私がずっと感じてた、女性同士のコミュニケーションの気持ち悪さってこれだよな。とついつい腑に落ちてしまった。
鍵のない夢を見るに代表される、女性独特の感性を生かした作品を書かれる辻村さん、私はこの作品、好きです。
普段は、ウワッ、と思って無視したり、見なかったことにしている人への憎悪、嫌悪がさらけ出してしまっている感じ。
読了後、ドロドロとした感情に包まれること間違いなし。
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No.22:
(5pt)

過去と現在のお互いの違い方面白い

特にないです。
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No.21:
(5pt)

ホラーの域です

超自然的な内容ではない(正確には一作のみそういう要素が含まれるがそれは主題ではない)。
しかし、これは読む人によっては心をえぐられる強烈な恐怖を与えうる一冊です。心して読むようにしてください。私は若干後悔しています。
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No.20:
(5pt)

あまり読書をしない人にもおすすめの短編集!

短編集なので章ごとに話が変わって、とても面白く読みやすかったです!どのお話にも登場人物たちのそれぞれの会話と想いの背景が描かれていて、感動しました。いつも忙しくて読書をする時間があまりない人も気付けば一章読むのが止まらなくなっているなんてこともあると思います!私は届いた日に読んで止まらなくなりその日に全て読んでしまうほどでした笑 全ての人にお勧めしたいです!
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No.19:
(4pt)

良!

最近辻村深月さんの作品にはまりはじめました。
自分からの目線と相手からの目線とでは思っていることは違うことは日常の中でもあることだも考えさせられました。
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No.18:
(4pt)

身の回りでよくあることなのかもしれない

※ネタバレあり※

読み終えた瞬間の感想→記憶の改ざんって怖あ
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No.17:
(5pt)

背筋が凍る気がする

幽霊もゾンビもお化けも出ないホラーです。自分が経験していないはずなのに震えました、責められてる気がして。
いや、でも誰かにそうしてしまったことがあった気がしてしまう丁度の話が詰まってます、
もう一度言います、ホラーです。
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No.16:
(5pt)

丁寧な包装と丁寧な納品書

本は発泡シートで丁寧に包まれており、私に届いた商品には傷等はありませんでした。
納品書にはもしもの時の対応や連絡先が細かく記載されています。
信頼のおける発送元であると感じました。
発送頂きありがとうございました。
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No.15:
(4pt)

今までの作品の中では・・・

確か2~3年前に読みました。この方の全作品を読んだ訳ではないですが一番しっかり書けているような気がします。デビュー作なんて主人公の名前を自分自身と同姓同名にするちょっと痛い方ですけど・・・
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No.14:
(4pt)

言葉に出来ない感情を小説にした

辻村深月さんの本を初めて購入したのは、「東京会館とわたし」でした。これは作家というよりもタイトルと内容の説明に惹かれて購入しました。その後は手にする作品がなく、辻村作品は久しぶりに「かがみの孤城」を読み、やっぱりこの作家は上手い、私の好みと合う、と感じました。そしてこの作品。こちらは読後楽しくなる、余韻が残るという作品ではなく、後味は良くなく、もう一度読み返したいと思う作品ではありませんでした。ですが、感情の表現を言葉にできる、また私には気付くことのできない人の感情が表現されていて、感激しました。
特に「パッとしない子」にはハッとさせられました。唯一、「ママ・はは」は感情は理解できましたが、事象についてはちょっと、、、でしたが。
人の気持ち、感情について思いを巡らせることが出来る小説です。ただ手元に置いて、何度も読み返したいかと言われればそうではないので、星を一つ減らしました。
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No.13:
(4pt)

個人的には「パッとしない子」と「ママ・はは」が好きだった

過去の怒りや悔しさ、哀しさなどの想いを回想しながら、現在に問いかける内容となっているのだが、どの話も当事者には分からないような闇の部分があるヒヤっとする展開で楽しめた。

個人的には「パッとしない子」と「ママ・はは」が好きだった。

「パッとしない子」は、国民的人気を誇るアイドルとなった教え子が小学校に来る話。教え子と当時の話を楽しくできると期待していた松尾(旧姓佐藤)先生だが、驚愕の展開が待ち受けていた。

「ママ・はは」は、真面目すぎて強迫観念の域に達した母の元で育てられて教師になった女性の話。子育ての正解とは何だろうという問いに対して、「成長した子どもが、大人になってから親の子育てを肯定できるかどうか」という答えは共感できた。成人式の着物のくだりはあまりの展開にびっくりした。極端すぎる母に反発しながらも、一枚の写真をきっかけに母親との関係性が変わっていく不思議な話だった。
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No.12:
(5pt)

誰にでもある(かもしれない)、忘れたい過去が牙をむく瞬間。あるいは、ずうずうしいまでの無神経さ…

たまたま、どなかかのブログで絶賛されていた
(というか、この傑作をちゃんと認めない今の日本がダメという趣旨だった)
ので、つい、興味を惹かれて読んでみました(それまで辻村深月氏は読んだことがなかった)。
ブログを書いていた方のいうとおり、傑作だと思いました。
なんというか、人の心の中の傲慢さ、無神経さ、残酷さをうまく、形にしているなあ、と感じました。
4つの短編のうち、3番目の「ママ・はは」だけ、ちょっとホラー色が強いけど、
あとの3編は、そういう仕掛けはあしません。
でも、心理的には十分ホラーでした。
それぞれに、どんでん返し的な楽しみがあるので、ネタバレしないようにこれ以上書きません。

ただ、最初の話のナベちゃんは、私は幸せなんだと思うし、
勝手な傍観者の言うことを気にしない強さを持ち続けられたら、その幸せが続くと思う。
それが、難しいんだけどね…。
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No.11:
(5pt)

人の恨みを買うとこんなにも大変!

誰のことも傷つけず、誰からも傷つけられずに生きてゆけたらよいけれど、ほぼ不可能なのが現実。

今後の人生において、残念な思い出と後悔を最小限に抑えるための教訓にもなる短編集。

「パッとしない子」: ”口は災いのもと” の典型例。

「ママ・はは」: 主人公が ”子育ての成功の尺度” について語る場面があり、読むと子育ての方針が変わってくる人もいるかもしれない。影響力がありそうな作品。
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No.10:
(5pt)

一気に読みました

久しぶりに一気に読んだ作品です。今まで私が関わってきた沢山の人達の記憶の中で、私はどんな人間としてインプットされているんだろう…私が忘れていても相手は鮮明に覚えてる出来事はどの位あるんだろう…そう思ったら恐ろしくて今後絶対同窓会なんて行けない。
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No.9:
(5pt)

加害者へのハードルは限りなくひくい。

「あれ、微妙」って言い方あるよね。
「ちょっと、なあ」っていうときにつかう。

で、この短編集を「これ、微妙」っていう人、
いるだろうね。
でも、それは、表現する言葉が
ないほど、繊細な世界が描かれているからなのだ。

微妙ではなく絶妙、といえばいいか。

掲載誌も発表年もバラバラな四つの短編だが、
寄せ集めではなく、順番に読むことで、
テーマを浮かび上がらせていく。
それは、ざっくり言えば、ひとを見下すということについてだ。

四つの短編は
男女関係のなかった男友達を、
目立たない生徒を、
母親が娘を、
同級生の「霊感少女」を、
知らず知らずのうちに傷つけていたと判明する展開。
全体では四コマ漫画の起承転結みたいだ。

起「ナベちゃんのヨメ」
大学時代、仲のよかった友人の結婚を機に
明らかになる亀裂。
絶対、仲間になれないようなヨメ、でも、彼の
幸福はそちら側にあるのだ。

承「パッとしない子」
小学校時代の教え子の兄が人気アイドルとなり、
彼とのちょっとした思い出を事あるごとに語って
いた教師。亀裂は前作より深く、
こんなに恨まれていたの、とびっくりする。

転。「ママ・はは」
アルバムの写真をきっかけに友人と母親との
確執が語られる。いままでと異なり、「母親の見下しを
告発する娘」側の視点。
しかも、母娘の確執は、世界そのものを歪ませていく。
ファンタジーともいえる、まさに転。

結「早瀬とゆかり」
小学生時代、目立っていた子と霊感少女、
その久しぶりの再会、。
嘘をついて、クラスの注目を集めていた「痛い子」を
避けていただけ。なのに、
あなたのようなクラスの中心人物になにがわかるのか、と
嫌いな相手ならほっておいてくれたらよかったのに。

突きつけられる問いかけは、「まるでいじめ」にまでに発展。
最後まで、双方の歩み寄りはまったくない。

「どうして他人にそんなに興味があるの?」
そうだよなあー。ゆかりの告発から逃れられるひとはいない。

なにかが、すっきりするわけでは決してなく、
かといって、僕はもやもやしたり、うんざりはしなかった。

よくも、こんな微妙なことを小説にできたよなあ、とひたすら感心し、
そして、興味本位でひとについて語ることから逃れられないにしても、
注意はしようと思った。

この作品における「加害者」へのハードルは恐ろしく低いのだ。
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No.8:
(5pt)

よかった。

短編好きの私には面白かった!先が気になって一気読み。
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No.7:
(4pt)

何があるか分からない

全4編の短編集。タイトルだけ読んでも、あまり物語の想像がつきませんが、読むと何となく理解出来ます。2作目の「パッとしない子」が特に印象的でした。自分の発言が意図しない別の解釈を生み、それがこんなかたちで返ってくるなんて、まさに奈落の底に落とされた気分になり、恐ろしくもあります。特に、主人公に浴びせられる言葉が強烈で、そんな物語を創る作者の実力を改めて感じました。
その他3編どれも水準が高く、「ママと母」なんてホラーとしても面白いです。
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4065118255
No.6:
(4pt)

んーん今一かな

辻村深月好きなのですが。タイトル通り私の好みとも噛み合わなかったようです。
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4065118255

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