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(短編集)

噛みあわない会話と、ある過去について



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噛みあわない会話と、ある過去についての評価: 4.02/5点 レビュー 61件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.02pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 1~20 1/4ページ
No.61:
(5pt)

最高に読んでいて胸が気持ち悪くなります。自戒するためにも、これからの人生に必要な一冊です。

途中までしか読んでいませんが思わずレビューしたくなりました。多分、私にも登場人物のように心当たりがあるからだと思いますが、読んでいて、こんなにも不快感があるお話は初めてです...。話の内容も、最初はどっちが悪いと一方的に決めつけることはできないと思いましたが、途中で「私自身が一番安全なところで誰からも批判をもらいたくない卑怯な奴だからこの考えになっているのかもしれない」と気付かされました。人間の奥底に隠れている無意識な悪を丸裸にする一冊です。強烈な自戒をさせてもらいました。ありがとうございます!
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4065118255
No.60:
(3pt)

期待しすぎたかもです。

レビューが良かったので、読んでみましたが期待しすぎたかもです。
言われた方はいつまでも心に深く残ってしまうことはあるけど、そこまでしなくてもいいんじゃないかな。と、一方的な考えの方ばかりでてくるような。読後感はあまり良くなかったな。。
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No.59:
(5pt)

人間が一番怖い

ホラーといえば、ホラーです。人間の心理的な要素が見える怖さ。こう思ってたのに、あなたはこうだったの?という感じの本。その書き方がすごくぞっとします。リアルなので。辻村さんのホラー的なミステリーの本は久しぶりに読んだので、大満足です。
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No.58:
(5pt)

これはほらーだと思った

何気ない日常を怖いと心底思った
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No.57:
(5pt)

幽霊の存在

噛み合わない会話の根には幽霊の存在がある。会話の糸口から紐解いていくと、重なる景色もあれば別の言葉が生まれる瞬間がある。同じ時間を過ごしていても、見えているものが違う。自分の過去と向き合うきっかけをもらった気がする。
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No.56:
(3pt)

レビュー見て怖さを期待してたのですが

心理的な描写が入っていて面白かったのですが、コワイとは感じませんでした。
むしろコワイ側の登場人物の復習劇が巧妙でなんだかスッキリした気分になりました。
恐らく復習した人間のほうに共感したのではないかと思いました。
何が怖いのかわからないという方が他にいらっしゃらないのか疑問に思いました
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No.55:
(4pt)

必ず満足

辻村深月さんが大好きです。どの本を読んでも必ず満足します。身近にある人の怖さにゾクゾクします。
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No.54:
(4pt)

1話目がおもしろい

おもしろかった。特に1話目。
他もおもしろいですが、2話目と4話目が被っていたので少し残念でした。
3話目のオチは??でしたね。
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No.53:
(2pt)

無自覚な人にはいいかも

傷つけられた側の復讐の視点で書かれている二つのストーリーは、流れがほぼ同じて、昔されたことを仕返しする話。
でもこんなこと、誰しも当たり前にされてきたし多少なりしてきたでしょう。学校なんてそんなもの。
それを自覚してない人がたくさん居ますね。このレビュー見てても思いました。恐怖!って思っている人は自分が傷つけた、傷つけられた記憶忘れちゃったのかと不思議に思います。
でも、それは大人になってもよくあること。職場の人、友達に何気ない一言で傷つけられたり傷ついたり。それをいちいち爆発させてたらキリがありません。今のことでも昔のことでも大人になったら大人の対応が求められます。こんなこと多くの人は抱えていますがそれをぶつけません。
ですが、その言葉が人を傷つけているということを自覚できていない鈍感で無自覚な人があまりに多いのでそういう人にはおすすめですし、おすすめしたいですね。皮肉として。

自覚がある人には薄い内容と思います。転生して最強になったラノベの主人公の話と同じジャンルです。
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No.52:
(4pt)

私の事実と相手の事実は違う

印象的だったのは「パッとしない子」というお話。
門の色をどうしたかについて、主人公は絶対的に自分の記憶を事実だと信じているが、相手は断じて違うという。

私たちにはどちらが本当かわからないけど、事実と信じているそれは、自分の都合がいいように無意識に改竄されているのだろう。
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No.51:
(5pt)

コワい

この作品は完璧なホラーだ

逃げ場の無い主人公に襲い掛かる、過去からの復讐

血も臓物も出てこないが、ここまで心胆寒からしめるのは素晴らしい
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No.50:
(4pt)

密室の幽霊

読んでいると他人に対する不信感お化けみたいなものが肩に乗っかってくる気持ちがしますが
解説を読むことでお祓いが成されます
この解説はいいものだ
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No.49:
(5pt)

鳥肌立つ短編集

傲慢と善良の本を読んだからか、
どの話も傲慢と善良をテーマとしていそうな感じがする。
どちらの登場人物も自分の中に巣食っている部分があるなぁ、、。
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No.48:
(4pt)

無意識の罪

この人はこうだと決めつけるのは楽だけど、人間そんな単純じゃない。知らないうちに加害者になってるかもしれない。そんな怖さを感じる話。面白かった!
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No.47:
(4pt)

今まで私は誰にも悪いことはしていません、という人にお勧めです

この短編集の中で、「パッとしない子」というお話が、数ヶ月経っても頭から離れない。一昔前なら“仇討ち”、今なら“復讐”と言える内容だが、読者にとっては、痛快と思う人もいるだろうし、恐怖と取る人もいるだろう。立場によってこうも受け取り方が違う過去の記憶。昔傷つけられた人に、こんなふうに復讐出来たら小気味良いだろうな‥と、ふと思う。凡人の私には到底叶わぬことだが。辻村さんの小説は立ち止まって考えさせる工夫がある。うまいなぁ‥。

過去の記憶を美しいままに留めておける人は幸せである。でも、この短編集は、過去にメスを入れる他者が現れることで、自分の良き思い出と自信が壊れて行く瞬間を見せつけてくれる。ミステリーとしても充分読み応えある。特に、今まで私は誰にも何も悪いことをしていません、という方にお勧めです。
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No.46:
(5pt)

ズレ

人間関係、お互いの気持ちのズレは付き物。
それを改めて感じられる作品。
スカッともするし、ゾッともする。
自分もそうやって実は嫌いだった、って相手もいるし、実は嫌いだった、って思われてることもあるだろうなと。
臨床心理士の解説がとてもよかった。
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No.45:
(5pt)

噛み合わないのは幽霊相手だから

辻村作品好きで、短編は初めて読んでみました。
レビューや解説で、怪談、ホラーと言われているのに、納得。
どれも身に覚えのあるような話で(設定とかは違えど)自分がやっててもおかしくないな…とゾッとしました。
私も大人になって、言葉には気をつけているつもりですが、噛み合わないときは噛み合わない。誰が良いとか悪いとかじゃないですよね。人がみんな持っている幽霊との付き合い方についてかんがえさせられました。
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No.44:
(3pt)

ある意味怖い。

一度出してしまった言葉はもう戻らない。一度してしまったことはもうなかったことには出来ない。それがどんなに軽い気持ちでも、相手のことを思ってやったと思いこんでやったことでも、自分はすっかり忘れていても、相手は忘れない。誰でもそんなことの一つや二つじゃ済まない経験があると思う。でも全部すっかりそんなこと忘れたころに、突然その相手が現れてじわじわその時のことを追求されたら・・・。特に相手が今大人気のアイドルになっていた話が私は一番怖かった。具体的に復習されるわけじゃない。けど、そのあと全部が空っぽになってしまうほどの心のダメージ。そんなはずじゃなかったのに。そんなつもりじゃなかったのに。心に刺さった。
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No.43:
(2pt)

スカッとする復讐劇と受け取れるなら

もし過去に誰かに傷つけられ、軽んじられ、踏みにじられたと怨む心を持っていたらこれを読んだ時にスカッとするのか…?そんな風に思った読後です。

私は底の浅い俗人なので、どちらかと言うと佑やゆかりではなく美穂や早穂に感情移入してしまいました。
この2人ってとても普通の人だと思いました。

暗くてパッとしない人を好ましく思わないし、友達になりたいと思えないのって普通じゃないのかなあ。
美穂は無関心、早穂は下に見ていたようだけど、イジメてたように読めなかった。
合わない人と無理に仲良くしてないだけじゃないですか?

佑やゆかりが有名人になったからって掌返しでチヤホヤしないとこなんか逆に評価したいくらいですが…。
(ただ大人になった早穂は明確にゆかりを嫌っている印象は受けたし、最初は早穂のことを攻撃的な嫌な人と感じながら読みました)

特に早穂は周囲に人がいる状態で酷い言われようで、なんでそこまで言うんだろうと私まで思ってしまいました笑
この作者さんの作品では有り得ない展開かもしれませんが、早穂も本人に霊感少女がイタイだの言っちゃうなら早穂とゆかりの全力大人ゲンカ!!からの、言い切ったことでお互いにスッキリして昨日の敵は今日の友みたいな流れだったら読後感はまだ良かっただろうに〜!!

お互いの言い分と、理解や和解が欲しい…タイトル見ればそんなもの無いんでしょうけど…。

2話と4話が美穂&早穂の自己保身・弁解まみれの復讐されたという嫌な思い出を軌道修正するための言い訳つらつらで惨めに終わりというのも、佑やゆかりが復讐遂げた感があって…辛かったです。

私自身も過去にこんな風に誰かを傷つけたんじゃないか、こんな風に思われたことがあったんじゃないかという呵責で、読んでいてずっと辛かったです…。

この本を楽しめる人は
・佑やゆかりに自己投影して過去の大嫌いな人を見返したつもりになってスッキリ出来る人

・人間の嫌〜な感情を味わいたい人(ハートフルボッコ系が好きな人?)

なんですかね…?
私にはグサグサと悪い意味で刺さりました。
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No.42:
(4pt)

短時間で読めて誰もが"あるある"と共感できるはず

短編なのでサラッと読めます。
誰もが"あるある"と感じるはず。

今思えば子供の頃「友達に迷惑かけたな」とか「今思うと酷かったかな」とか大人になって客観的に過去の自分を振り返るとそう感じることはありませんか?
私は少なからずあります。加害者としても被害者としても。
当時は意地悪されて悲しかった事が、大人になって考えると自分が悪かったと思うこともあれば、当時は悪気なくやっていた事が相手にとっては辛かったんじゃないかと。
そんな風に思い出の"解釈"は時と共に変化します。
それは当事者同士が噛み合わないこともにもなるでしょう。これからの発言や行いに対してもこの先この繰り返しなんだろうなと思う。

※以下ネタバレ含みます

◻️◻️ナベちゃんのヨメ◻️◻️
ナベちゃんとその嫁の失礼とも思える態度にも主人公は感情的にならずにナベちゃんのことを思い出から分析する冷静さが良かった。その分析が当たっているかどうかは分かりませんが、周りの友達が悪口で盛り上がる中で分析する様は大学生から大人へと成長した姿に見えました。

◻️◻️パッとしない子◻️◻️
正直胸糞悪い気持ちになった。主人公よりも高輪くんに。余りにも悪意があり過ぎではなかろうか。彼の周りで主人公の評価は低かったのかもしれない。しかし、過去のことをあそこまで言ってしまうのは甘えにも感じた。
主人公にとってはあやふやな記憶を悪意に満ちたものと言い切り、今後、教師としてやっていく自信を無くすほどに仕返しをしただろう。でもそこまで言うか?と私は思った。
いつか、この時のことを逆に仕返しされるんじゃないか?とも感じる。
もし、十数年経った時に今度は高輪くんが責められたとしたら、その時は高輪くんは何ていう?
「そんなつもりはなかった」「そんなこと言った?」と思うんじゃないでしょうか。
高輪くんは子供のままに感じた。
小学校の教師に嫌な思い出なんて誰にでもあるだろうことをここまで執着するのかとも。

◻️◻️ママ・はは◻️◻️
世にも奇妙な物語でありそうな不思議で不気味な後味でした。
親に対する想いなど、スミちゃんの言っていることにはとても共感できた。

◻️◻️早穂とゆかり◻️◻️
"パッとしない子"と同様です。ゆかりに対して嫌悪感を感じました。
早穂も仕事相手にタメ口だったり取っ掛かりは悪かったと思う。しかし小学生の頃のことをここまで持ち出すとは…。
正直、こう言う性格だからなんじゃないの?
ゆかりは根本的には変わってないんじゃない?と思いました。
仕事が絡むことで周りを巻き込んだ仕返しとはいかがなものかと。
噛みあわない会話と、ある過去についてAmazon書評・レビュー:噛みあわない会話と、ある過去についてより
4065118255

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