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火定の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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「天平の天然痘大流行(パンデミック)」を題材にした、医師の物語。【現代コロナとの共通点】①外来の感染病、②政治不信、③特効薬のない医療限界、医療崩壊、④外国人排斥、いわゆるヘイトクラムだ。◆さらに驚嘆したのが3点;①凄惨すぎる生き地獄を描いている点、②天然痘の地獄を通し、「人間の闇」を巧みに炙り出している点。それが「羅生門」レベルなのだ。③圧倒的な著者の筆力。情景描写やさりげない一文が上手い。時々はさむ古語?と思われる語彙力がダントツ。◆時々多少読みにくいことや、テンポの悪さはマイナス。 | ||||
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時節柄、身に染みる題材でした。 遠い昔から、流行り病に市民は 苦しんできたのかと。 ただ、時代考証と話し言葉に 若干の違和感を持ちながら読み ました。 | ||||
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天平天然痘パンデミック、その悲惨さと過酷な中での当事者の姿がとてもよく描かれていて本当に久しぶりにこの時代を舞台にした物語で感動、筆者の筆力に納得したのだが、最後の最後、絹代の姓があれでは全く残念。その姓を持つ人は作中のような下位ではありえないし、なによりその姓が史上に現れるのは752年。作者はこの時代の研究者だったのでは?文庫化の際には直してほしい。 | ||||
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面白いです。 ただ、この時代でなければならない必然性もまた感じられない作品。 例えば、現代のパンデミック物に置き換えても何ら違和感がないし、何なら貧困層の話でも別に構わないのでは、と思ってしまいました。 もう少し、この時代ならでは価値観、考え方、生活などに根付いた、それがなければ書けないくらいの作品であればなぁと思わずにいられない。 | ||||
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圧倒的筆致の直木賞候補作。 まさに 人間の内なる「業」を見せつけられた。 「この世に生きる者たちはみな、心の奥底に他人には明かせぬ痛みを胸に、身を引き裂かれる思いとともに、地を這いずっているのだ」。 医師であろうが子どもであろうが、女であろうが、絶望の病いのもとでは何ら関係ない。 微かなる生命への光明のため、その先の「生」なる輝きのため、這いずってでも守り、明かせぬ痛みと共に。 「数えきれぬほどの死の中にあってこそ、たった一つの命は微かなる輝きを放つ。生と死、正と邪とは紙一重であり、腐りきった世の中にあってこそ」 諸男よ、色々と気づくのが遅すぎだ。まあ、気づいたから良いけれど。 綱手の精神、生き方に真の医師としての姿を見た。 名代には、綱手や諸男に負けぬ医師となってくれることを願う。 しかし、共感できる人物の少ないこと…。 パニックの中にあっては仕方ないのか。でも、そんな時だからこそ見える個々の人間性。 とにかく。 名代よ、頑張って生きて、生き抜いて、医師となれ! * * 正直、期待値ほどではなかったのだが、なんだかんだで後半は一気読み。圧巻とは、こういうことを言うのだろうな。欲を言えば、もう少し 藤原四兄弟の詳細を読みたかった。房前のことが少しだけしか語られず不完全燃焼… * 「人は生まれ、人は死ぬ。」 「死ねばそれまでだからこそ、自分は今なにをなすべきか。そして、なにが出来るのか。」 * 現代にも通ずる医学論、人生論。 そこから始まる「生」とは。 | ||||
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奈良時代の医療ドラマ。珍しい素材を扱い、それなりに面白かった。しかし、まず奈良時代のイメージが浮かんでこない。平城京のきらびやかさを、地方の標準的な村や暮らしと対比させれば描けるのだろうが、それがないので唐突で、言葉が浮いている。光景とか人の服装とかがうまくイメージできないまま現代イメージがスライドしてきてしまうので、うまく物語に入っていけなかった。 それから、人物の心情変化も不自然で説明不足。悪漢役のみ生き生きしていた。奈良時代の権力闘争をめぐる陰謀が、メインの救命医療ドラマとうまく噛み合わなかった感じ。 最後に、時代に比して疫学知識が進みすぎな印象。当時はもっと、たたりとか天罰といった迷信が、庶民はもちろん一部官僚や医療従事者さえ支配していたはず。疫学的な対応が、すんなり関係者に受け入れられルところに違和感を覚えた。直木賞選考会でも、歴史的事実と違うところが指摘されたと聞いている。 | ||||
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内容はとても良いのですが、舞台が天平時代なのに登場人物の言葉に違和感があり 物語の世界に入りきれなかったのが残念。 せめて現代の奈良の言葉遣いにでもして欲しかったです。 | ||||
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