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ねじまき片想い
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ねじまき片想いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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おもちゃ会社の名プランナーの女子が、片想いの冴えないデザイナーのために様々な問題を解決する連作短編集。 これぞ「片想い探偵」!となる、著者には珍しいミステリ仕立て。次々に降りかかる片想いの彼のピンチを救うのは、主人公の独創的なアイディア。 周知の五年に渡るアツい想いに気づかないのは、愛しい彼のみという、良い意味でイライラする展開である。主人公の頑張りで、果たして彼女の恋は成就するのか。 デキ過ぎ女子の辿り着いた結論は!清々しくもあるラストの余韻がとっても良い。成長物語としても楽しめる。 | ||||
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とても状態が良く、梱包もしっかりされていました。 | ||||
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今まで柚木さんの本が好きで、少し前のめり気味で読み始めたのですが、少し違ったかもしれません。 宝子の設定が完璧すぎて(恋に奥手ということ以外)、同性として共感できる部分が少なかったのと、話が都合よく展開しすぎかな?と感じる点が所々にありました。周囲の同僚や後輩などが宝子のために、よきに計らいすぎですね。 女スリ集団が出てきたり、ハラハラドキドキさせたり刑事との出会いなどもさすがなのですが、宝子が一途に何年も思い続ける西島がちっとも素敵でない。宝子同様にもっと西島が良い男に変わっていくストーリーだったら、もう少し宝子を応援したくなったのかもしれません。 | ||||
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ランチのアッコちゃんシリーズが好きだったので読んだ。 西島のために世話を焼く主人公タカラトミーは健気でほほえましかったが、ルームメイトの玲奈と同様に西島みたいな男に夢中になる姿にイライラした。 時間を守らない、納期を守らない、ダメな社会人ではないか。 最後、結ばれるべきは西島ではないと思った。 目黒さん、もう少し頑張ってほしかった。 | ||||
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主人公・宝子の、現実にいたらちょっといらいらしてしまうような乙女感と暴走っぷり、けれど仕事やアイデアのセンスは抜群…というキャラクターがとても良かったです。感情移入をしやすいキャラクターではないけれど、共感できるところもあり、妹や後輩を見ているような見守りたい気持ちになるところもあり。 正直ストーリーの展開にはかなり無理を感じます。日常の謎解きもの?と思いきや、脈絡のないオチだったり、謎の解決も伏線があるわけではなく宝子が突然真相に至るなど…。そこを宝子や目黒・弓子・ローレライの面々など個性あるキャラクターの魅力で補っている感じです。 ランチのアッコちゃん、あまからカルテット、本屋さんのダイアナなど作者の他の著書と比べるとどうしても劣って見えてしまう。 | ||||
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すっごいかわいいお話でした。 長年の片思い・・・気持ちを伝える勇気はないけど、彼のそばでお役に立ちたい。 その切ない乙女心はわかるんだけど、宝子さんがあまりに非現実的でイタい女性すぎて、 漫画チックになってしまってるところで好き嫌いが分かれる作品なのかもしれません。 最後まで読んでも彼の魅力がさーっぱりわからず、ここまで長く思い続ける価値のある男なの?と思ってしまいますが、 そのズレっぷりも含めて、宝子さんらしさなんだろうなぁ。 最終的にハッピーエンドが待っているのかと思いきや、 決してそうとはいえない思わぬ展開なのもいい意味で期待を裏切ります。 やっぱ宝子さん、タダものじゃあない!いつかは幸せ、つかんでほしいです♪♪ | ||||
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漫画みたいでした。伏線がほとんどないから主人公が勘で事件を解決していく感じで、読者は推理は楽しめないです。 この著者の作品のなかでも、あまり面白くない内に入ると思います。 | ||||
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宝子の長き片想いは成就するのか!? 優秀なおもちゃプランナーながら恋の駆け引きは苦手。 かたや、片想いの彼は、惚れっぽい仕事少ないクリエーター。 好きな男のために大奔放。最後はハッピーエンドになるのか! 富田宝子、28歳。 大手玩具メーカーの優秀なプランナー。 それでいて、誰からも愛される。 けれど、恋愛経験0。 そして、長き片想い。 その片想いの彼・西島裕也、仕事少ないデザイナー。 だらしない上、惚れっぽい。 宝子の周囲は、ヤキモキされっぱなしな物語。 内気な宝子も、西島のためなら、黒子になって大奮闘。 そのエネルギーたる行動に笑える。 『おせっかいはすべての原動力』 近隣マンションにタンク設置されて、見えなくなったスカイツリーのために、 撤去に乗り出したり、不倫とだまされているを見過ごせなく、不倫している相手を 助けてあげたりと、そのひたむきさが可愛い。 そして、なんと、シェアハウス! 同棲キター! が、何の進展もない。 やうやく、片想いにふっきれた宝子が輝き出す。 『ねじが回転してお互いの歯車がかみ合わなければ、いくら好きな相手と一緒でも なんの意味もないのだ。大切なのは外側ではなく内側で何が起きているかだった。』 そして、二人のねじの歯車がかみ合いつつ合うのかな。 人には、玩具が必要だ。 夢を見させてくれる玩具が。 それに、恋も。 笑顔見たくて、幸せになって欲しくて。 そんな単純なこと。 恋に奥手になっている現代の若者に、恋っていいなぁと思ってほしい | ||||
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浅草の老舗おもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く宝子 周囲からの信頼も期待も厚い彼女を支えているのは 片思い中のデザイナー西島の為に何かしたいとう純粋な想いでした 好きな人に良く思われたい、頼りにされたいと思う気持ちは 誰しもが持っていると思います その為なら努力だってできるし、自分を変えることだってできる そんな優しいメッセージが沢山込められた小説です | ||||
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もう、最高!連ドラを見てるようで、笑ったりうなずいたり、泣いたりいそがしかった。 | ||||
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仕事の才能もあり、実行力もあるけれど、好きな気持ちを相手に伝える事は出来ない宝子。 片思いの相手は、何かとトラブルに巻き込まれやすい(引き起こす?)体質。黒子的に解決して回る宝子。 で、充分楽しめたのですが、最終章だけは腑に落ちず。 そこまで「謎解き」「トラブル処理」のテイストで来てたのがいきなり方向転換した感じ。完全に「目が覚めた」「我に返った」のが、海外行を機に、ってのもちょっと柚木氏にしては安易に感じる。 散々甘やかされ切った彼も、こんな風に自己完結されてしまったら「そりゃねーだろ」だろうなー。 世話されて当たり前の顔して依存していた西島に対して「諦め宣言」は小気味良いとも言えるのですがw | ||||
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最近読んだ柚木麻子さんの本の中では一番面白かった。 「ランチのアッコちゃん」が好きな人にはおすすめです。 好きという気持ちだけで行動できる主人公は、フィクションのようで意外と多いような気がします。 読んで明日の仕事に、人生に、元気をもらいました。 ラストシーンもよかったです。 | ||||
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