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シェアハウスかざみどり
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シェアハウスかざみどりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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なんとな~く読んでしまう本、というのが時々あるのだが、そういうのが思わぬめっけものだとうれしい。本書はまさに、本屋で手に取って、なんとな~く買ってしまった本である。 観門市という架空の港町が舞台になっている。この町では、かつて大きな震災が起きたという。どうやら神戸をモデルにしているようだ。この震災が、物語の背景として大きく横たわっている。 生きるって大変なことだけど、でも世の中まんざら捨てたもんじゃないよ。そんなストレートなメッセージが、読みやすい物語に託されている。登場人物のキャラクターも立っているので、ドラマ化に向いていると思う。 | ||||
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かざみどりに集った人たちそれぞれの人生のお話と、それを繋げるある人の人生と。ちょっと無理めな設定ではあるけど、楽しく読めるし読後感もさわやかです。 | ||||
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最終章で意外な展開が待っており、楽しく読み進めていく事が出来ました。 | ||||
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前作『ペンギン鉄道なくしもの係』がエキナカ書店大賞を受賞した名取佐和子の2015年発表作。前作は未読だが、粗筋、レビューを読んでみると、本作と共通する点が多い。まずいくつかの話を最後にまとめるという構成、そのまとめ方にミステリ的な手法が使われていること、そしてハートウォーミングな作品であること。 全体構造の伏線にもなっている短い序章と、シェアハウスの4人の住人それぞれの視点から描かれた4章、そして終章から構成されている。第1章に入ってすぐ思ったのが、ラノベ風だなということだった。この章の主役晴生とシェアハウス管理人弓月(きゅうげつ)との掛け合いがやたら軽くコミカルなのである。ところが章の途中から一転、重いシリアスな話になる。その後も軽さと重さとを巧みに使い分け、特に第3章は泣ける。 ミステリ的な部分では蓋然性に問題はあるが、よくできた作品である。 | ||||
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