図書室のはこぶね
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前半までは色々訳ありの登場人物達の「生態」描写が多いのでちょっと意味不明な展開ですが、細かく散りばめられた布石が次第に繋がり、過去の悲劇の傷が癒されて大団円を迎える展開は、さすがと思わせる物があります。 個性的な登場人物達ですが、癖はあっても悪い人はいず、LGBTや虐めの問題やPCスキル、高校の伝統行事と生徒会の関わり、先輩と後輩達の緩やかな関わり、恋と友情等、現代の学校生活に欠かせないテーマが図書室という地味な場所を舞台に繰り広げられるので飽きさせません。 全体を通して語られるのは、作中で出てくる「障害者の"障害"は彼ら自身の特徴じゃなくて、周囲の社会や環境の不備を指してるんだよ」という部分で表現されているように、皆が笑い合って生きて行ける社会を目指そう、という考え方でしょう。爽やかでちょっと不思議な表紙のイラスト同様に、それは決して大袈裟な物ではなく、日々の暮らしの中で実践すれば良い。作者のそんな言葉が感じられる作品です。 | ||||
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こんなにも夢中になって本を読んだのは学生の頃以来だった。最近は本に集中出来ず読み終えられない事が増えていたけれど、この本は早く次のページをめくりたい。もっと読みたいと思わせてくれる、そんな物語だった。こんな素敵な本は中々巡り会えない。控えめに言っても最高なので、是非読んでほしい! | ||||
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本を読んで感じたのは走り出したら止まらない身体と心の動き。これは、まさに青春!と感じるものでした。 真相に近づくほど悩みながら、過去と現在が絶妙にリンクしていきます。 ︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎今の私たちにできることはなにか︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎ 模索する姿や言葉に、思わず目頭が熱くなります。 もう1つの魅力は、周りの大人たち。 暖かく見守りながらも、情熱を忘れていません。夢中になること、なっていたこと。子ども、大人、関係ない。 色濃い青春の1週間を体験できました。 | ||||
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10年前の出来事と、現代の1週間の出来事が交錯する中で、浮かび上がる物語。 あまりネタバレしたくないので、詳しくは書きませんが、とにかく読んでください。 10年も20年も心に残り続けるであろう名作です。 | ||||
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