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まく子
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まく子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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地縁の深い温泉集落を舞台に、大人になりたくない小五男子と、美少女転校生の交流を描いた作品。 うるわしいお子たちと、風変わりな大人らの日々は、「さくら」、「円卓」「漁港の肉子ちゃん」と同様、西加奈子節炸裂だが、他の作品と比べて登場人物のトンガリ度が少ないのが残念。 水やら土やらを撒くのが大好きな魅力的で不思議な転校生のヒミツは…あれれ、そっちかい!となる。童話的であり、テツガツ的でもある…かな。大人になることや人を信じることの意味を問うているのだろうけど、もやっとした感じが残ってしまった。 | ||||
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映画化ということで呼んでみた。小さな村を舞台にぼんやりとしたSFテイストを組み込んだ印象。つまらなくはないが全体的にインパクトが薄く、すぐに忘れそう。 | ||||
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表紙のサルがまく子という名前の動物ものかと思ったら全く違った(笑)。 何かをまくのが好きな美少女、彼女は自称宇宙人⁉︎主人公と共に11歳。 体も心も大人になろうかという時。少女だけでなく、少年でも大人になるのが嫌という思いはあるんだね、なんだか甘酸っぱい。 | ||||
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序盤は、設定的に「肉子ちゃん」系なのかな?と期待して読み進めましたが、意外な展開でした。 「ふくわらい」「i」の、腹の底から揺さぶられるような感動を体験してしまうと、 どうしてもそれらと比較して内容が薄く感じられてしまいます。 それでも美しい作品ではありました。 | ||||
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あまりファンタジーの世界に行って(逃げて)ほしくない作家です。 宇宙人を肯定すれば、なんでもありの世界になります。 平易な日本語を使いながら、他の誰も書けない現実世界を少年少女の感性で浮き彫りにすることができる作家です。 今のところ、マイフェイバリットは「円卓」です。 本書はそれに遠く及ばなかったし、特に最後の転校生は蛇足以外のなにものでもありませんでした。 いつもながら、タイトルと表紙は秀逸です。 | ||||
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難しい題材も、さすがという感じで魅せる力がすごいです。 普通の男の子が成長する過程と、非現実的な、 もしかしたらすごい科学的な事柄を、集中力を欠くことなく描き続けるのは 一般的な精神力じゃ無理かも。。。 ただ、ただ、性への描写。。。 西さんの今までの作品をみると、そこがミソで要でピンポイントで 言いたいことはここから広がっているみたいなところなのですが、 本当にリアルな描写が必要だったのかな?と。 作品全体を考えると、とてもベターなポイントですが、 もっと魅せ方を変えて、うまく包んで、 表現力と想像力で大きくカバーできたら この作品は安心して“幼児オススメ文庫”としてキラキラ輝くんじゃないかと思います。 (読書感想文用に片っ端からオススメしたいぐらい) 幻想的で、想像力を掻き立てられ、魅力的な人物がいて 難しい考えを、易しい視点で捉えて表現するのって 容易くはない作業ですから。。。 話は一旦それますが、電気を消して気づいたのですが、この単行本、蛍光塗料で光るんです。 こういうところも、印象深い憎い演出だなぁと。 読む人を選んでるみたいで損な作品。 | ||||
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