それまでの明日

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それまでの明日の評価:

3.69/5点 レビュー 91件。 C ランク

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平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 21〜40 2/6ページ
No.98
(4pt)

自分にはやや期待外れの「ハードボイルド」

前作の「愚か者死すべし」から14年経ってこの作品「それまでの明日」が刊行された。もともと寡作の作家
である原尞にとっても些か長すぎる「長き眠り」であったかも知れない。寡作ゆえに、彼の作品の主人公
である探偵の沢崎の再登場を待ちに待った多くのファンもいることであろう。今回の作品では、沢崎は
金融会社の新宿支店長からその会社が融資を検討している赤坂の料亭の調査を依頼されるところから
物語が始まる。そして、何とも締まりのない強盗事件に巻き込まれたり、それに絡んだ暴力団抗争が起きたり
するが、この物語の大きなテーマは父と子の愛憎であると言ってもいいかもしれない。原の作品に共通する
やや複雑な筋書きと謎解きはあるが、彼がずっと登場させたいと考えていたと言う副主人公も出てくる。
沢崎自身の年齢設定は、本来の時の流れとは関係なく50歳ほどに設定されているが、全体的に過去の作品
に比して、いわゆるハードボイルド感が減じているように思うのは気のせいか。あるいは、設定とは関係なく
沢崎が老けたのか。テーマが父と子の葛藤や愛憎(と私が勝手に言っているだけだが)の為か、やや
盛り上げりに欠けた作品になっているような気がしてならない。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.97
(4pt)

自分にはやや期待外れの「ハードボイルド」

前作の「愚か者死すべし」から14年経ってこの作品「それまでの明日」が刊行された。もともと寡作の作家
である原尞にとっても些か長すぎる「長き眠り」であったかも知れない。寡作ゆえに、彼の作品の主人公
である探偵の沢崎の再登場を待ちに待った多くのファンもいることであろう。今回の作品では、沢崎は
金融会社の新宿支店長からその会社が融資を検討している赤坂の料亭の調査を依頼されるところから
物語が始まる。そして、何とも締まりのない強盗事件に巻き込まれたり、それに絡んだ暴力団抗争が起きたり
するが、この物語の大きなテーマは父と子の愛憎であると言ってもいいかもしれない。原の作品に共通する
やや複雑な筋書きと謎解きはあるが、彼がずっと登場させたいと考えていたと言う副主人公も出てくる。
沢崎自身の年齢設定は、本来の時の流れとは関係なく50歳ほどに設定されているが、全体的に過去の作品
に比して、いわゆるハードボイルド感が減じているように思うのは気のせいか。あるいは、設定とは関係なく
沢崎が老けたのか。テーマが父と子の葛藤や愛憎(と私が勝手に言っているだけだが)の為か、やや
盛り上げりに欠けた作品になっているような気がしてならない。
それまでの明日 Amazon書評・レビュー: それまでの明日より
4152097485
No.96
(5pt)

読むものは、その人の生きざま

謎解きが主じゃない。主人公の生きざまを読むもの。
世の中の謎に対して全て答えられるほど万能ではなく、能力も時間も財力も限りがあるものとして、それを承知しながら、提示された課題に予断を排除しつつ勇気と知恵で挑んでいく主人公の生きざまを愛でる。いとおしむ。それが、この本との付き合いかただと思う。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.95
(5pt)

読むものは、その人の生きざま

謎解きが主じゃない。主人公の生きざまを読むもの。
世の中の謎に対して全て答えられるほど万能ではなく、能力も時間も財力も限りがあるものとして、それを承知しながら、提示された課題に予断を排除しつつ勇気と知恵で挑んでいく主人公の生きざまを愛でる。いとおしむ。それが、この本との付き合いかただと思う。
それまでの明日 Amazon書評・レビュー: それまでの明日より
4152097485
No.94
(5pt)

綺麗。

初版本でとっても綺麗な本で、大変気に入りました。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.93
(5pt)

綺麗。

初版本でとっても綺麗な本で、大変気に入りました。
それまでの明日 Amazon書評・レビュー: それまでの明日より
4152097485
No.92
(5pt)

文庫に追記されたあとがきの内容に感動する。次作も期待して。

内容については、登場人物に感情移入してしまいすぎるので、冷静にみれない。
でも、自分は好きだと断言できる。

文庫化されて、いつものようにあとがきが追記されたのだが、今回のはこの物語が生まれるまでの長い時間を詳細に語っていた。
そして、次作というか、次作も含めての連作であることが明かされている。
その事実だけで自分は感動する。
平行して構想されているようなので、それほど時間を置かないで読めることを期待しています。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.91
(5pt)

文庫に追記されたあとがきの内容に感動する。次作も期待して。

内容については、登場人物に感情移入してしまいすぎるので、冷静にみれない。
でも、自分は好きだと断言できる。

文庫化されて、いつものようにあとがきが追記されたのだが、今回のはこの物語が生まれるまでの長い時間を詳細に語っていた。
そして、次作というか、次作も含めての連作であることが明かされている。
その事実だけで自分は感動する。
平行して構想されているようなので、それほど時間を置かないで読めることを期待しています。
それまでの明日 Amazon書評・レビュー: それまでの明日より
4152097485
No.90
(4pt)

お気に入りの作家です

最初の著書からのファンです。今回購入したのはプレゼントです。いいにつけ悪いにつけ昭和の薫りがします。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.89
(4pt)

お気に入りの作家です

最初の著書からのファンです。今回購入したのはプレゼントです。いいにつけ悪いにつけ昭和の薫りがします。
それまでの明日 Amazon書評・レビュー: それまでの明日より
4152097485
No.88
(4pt)

楽しかったです。

原さんの本は、今回、2冊目を読みましたが、前回登場した人物がまた登場して、楽しく読みました
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.87
(5pt)

続くよね?

ううむ、これで完結って空気も感じてしまうのだけど、続き、あるよね?と思いつつも、沢崎以外も読んでみたい気もするし、悩ましいね。作中の人間模様は大きく変わったような、そうでもないような。渡辺が他界していたり、相良の実に人間らしい面が描かれたり。読みやすさは変わらず、一気に読めた。裏を歩きに、再読します。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.86
(5pt)

提示された謎と共に沢崎自身の謎も擬似的に追う

糸の張り切った緊密な構成になっております。この手のものが好きな方は、キャサリンとかマーロウとかに慣れているなら、上二文字だけの人間の羅列なので、しっかり、ちゃんと読む必要あります。考えてみればアタリマエの話ですが、よくよく練られたストーリーなので、読み飛ばしが勿体ない。結末まで行ってから戻ると切れ味が落ちます。で、追いかけている段階で
追っている男と同じ糖尿病で、鍵を利用して入り込んだ沢崎に見つかるたまたま居た目の見えなくなりつつある無関係の浮浪者に関して(こちらの先読みは外れましたが)
俺ならこうしたなあ、とか、ちょっと更なるトリック盛り込めたのに!とか思いました。で、沢崎シリーズの恒例で、好きなシーンは、いつも、棋譜の全集を読むとこなんですが、
それこそ、これも長く残る(そして本当の一部の好事家だけに)愛される、この作品そのものの構成のように思います。唯一不満なのは、終わってから無駄に変に長い。あんなあれこれ要りますか?(だったら中盤のヤクザどものヒリヒリしたやりとりを長回しすればいいのに、あの辺は最高にしびれる)ギュッとして、かなり薄い本にした方が、ドルジェル泊の舞踏会のような、遥かにカッコいいものになるのに、とか思います。それはいつもです。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.85
(4pt)

懐かしい沢崎が帰ってきた

私立探偵沢崎シリーズの6作目で、著者にとって14年ぶりの著作である。

これまで沢崎シリーズをすべて読んできた読者としては読まないわけにはいかない。

14年も待たされたわけだし。

ストーリーは、まあいつもながら少し無理はある。

が、彼のハードボイルドはストーリーそのものよりも、匂いとか雰囲気とか、そういった要素の方が強い魅力を放っている。

その点は、レイモン・チャンドラーも同様であると思っているのだが、本作でも変わらぬ世界を味わうことができた。

元ジャズピアニストだったという著者は、直木賞受賞後に田舎の佐賀県に戻り、前の作品で得た原稿料が無くなるまで次の作品を書かないという生活を続けていると、前作が書かれたころ、つまり14年以上前に読んだ記憶がある。

どうでもいいことだが、前の作品の印税だけで14年もの暮らしが凌げたとはとても思えないのだが、ピアノでも弾いて暮らしていたのだろうかw
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.84
(5pt)

描き切った理想の女性像

原寮さんの14年ぶりの最新作、変わらぬ懐かしい味わいでした
老舗料亭の美人女将の素行調査から始まるミステリアスな事件。
和製マーロウの変わらぬ探偵ぶりの活躍に堪能しました。
ハードボイルドには女性がつきものだが、どうも筆上手な著者にしてはあまりうまく描かれていなかった理想の美人が登場する。
遅筆で高齢な作者だが熱烈なファンは多い 、次作を期待してます
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.83
(5pt)

会話が魅力的

原尞の小説を初めて読んだ。今まで読んでいなかったことは非常に幸せなことだった。なぜなら、これからいくつもの原尞の小説を読めるということだから、なんてね。こんな気障なことを言いたくなるくらい面白かった。小説に描かれる事件じたいは、とりたてて興味深いという程のものでないが、何といっても主人公の沢崎が素晴らしく魅力的だ。ユーモアと毒舌、そして禁欲的な人物造形がいい。次の場面で、他の登場人物たちとどんな会話をするか心待ちにさせてくれるのだ。上手い、実に上手い!
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.82
(5pt)

面白い。

やっぱり原さんは面白い。古本でなく新刊で買うべきだったと後悔してます。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.81
(4pt)

やはり原尞

変わらず上手い作家。
寡作である理由はこの質のためであろう。
あと何作、読めるのか。
楽しみにしている。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.80
(4pt)

読む眼、走る速度がちぐはぐな。

中盤までは疾走していたはずなのにラストでグタグタになってしまった。
原寮という作家は家族について語らなくともいーんとちゃう?などと思ったり。着地点をあそこに持って行かなくてもいーんとちゃう?とため息ついてみたり。
その存在自体が幻のような青年に語らせすぎて、語り部である原先生が父と子について一類型を描ききれずに不時着してしまった。読んでいた私も一緒に足首捻挫した感じが残る。
巧いんか下手なんかわからん原寮先生ですが、ご自身のかっこよさでぶっちぎる。そんなハードボイルド作家、他にいないもんねぇ。
つまり原寮。その名において、一旦世界へ踏みこめば全作購入させられる、大いなる魅力です。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462
No.79
(4pt)

沢崎シリーズ待ってました。

面白いのですが盛り上がるまで前半の展開がやや遅いのが気になりました。今回のテーマは父性というか父親との絆で沢崎探偵もかなり優しい人物になってました。後半テンポが上がってからは十分楽しめました。
それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: それまでの明日 (ハヤカワ文庫JA)より
4150314462